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2022推し10人

こんにちは、そーすです。
今回は2022年ドラフトの”調味料的推し選手10人”を紹介していきたいと思います。急ぎ足ですが早速どうぞ。

選手一覧

 以下が今年僕が推す選手の一覧になります。なお、選考の基準は完全に個人的な好みですので、「この選手がベイスターズの補強ポイントに合致する!」といった要素は一切ありませんのでご了承ください。また、紹介の順番は高校生→大学生→社会人・クラブチーム→独立リーガー、となっています。

①森本哲星(投手・市立船橋高)
②井坪陽生(外野手・関東一高)
③菊地吏玖(投手・専修大)
④西舘洸希(投手・筑波大)
⑤山本晃大(外野手・慶応義塾大)
⑥森下翔太(外野手・中央大)
⑦大津亮介(投手・日本製鉄鹿島)
⑧阿部雄大(投手・JX-ENEOS)
⑨河田翔太(内野手・東海理化)
⑩山本晃大(投手・信濃グランセローズ)

①森本哲星

 1人目は市立船橋高校の左腕、森本哲星投手です。詳細なプロフィールはこちら。

 U-18日本代表にも選ばれており、注目度は日に日に増しています。ストレートの最速は143kmながら、常時138〜140kmを計測するアベレージの安定性は魅力。またダイナミックなフォームから繰り出される縦変化の大きいスライダーなど、いかにもロマンの大きなサウスポー、といった様相です。プロ志望届提出済みですので、本番での指名に期待しましょう。

②井坪陽生

 2人目は関東一高の強打の外野手、井坪陽生選手です。

 投手としても144kmを計測する高い身体能力が武器です。とにかく振れる高校生は魅力がいっぱい。森本投手とはまた違ったベクトルでのロマンを感じる選手です。ちなみに打撃フォームは牧秀悟選手を参考にしたとのこと。

③菊地吏玖

 3人目、菊地吏玖投手です。

 菊地投手の選手としての特徴は前回の記事で詳細を記したので割愛しますが、今回は彼の人間性について少し。試合以外の場面でも常に目立ちます。代表戦でのハグや変顔のように、非常に明るいキャラクターなのが散見されますが、それだけではなく非常に気遣いのできるタイプのようで、代表合宿で骨折し一本締めができない森下翔太選手に声をかけ、2人で手を叩いていたりととにかく人柄の良さが伝わります。

④西舘洸希

 4人目は筑波大の右腕、西舘投手です。彼については現状プロ志望届未提出のため、NPBを目指すのかは不透明です。

 186cmの体格から投げ下ろしてくる正統派な先発投手で、今季は筑波のエースとしてしっかりと試合を作っています。下級生の頃から登板機会を得ていましたが、最上級生となってより実戦的な投手に成長したという印象です。綺麗なオーバースローからキレのいい直球・カーブ・スライダー・フォークを投げる、今時珍しいくらいの古典派で、刺さる人には刺さるタイプではないでしょうか。ちなみに弟は中央大学のエース、西舘勇陽投手です。

⑤山本晃大

 5人目は慶應大の山本晃大(あきひろ)選手です。今回の推し選手には同姓同名の山本晃大投手もいますが、そちらは下の名前が(こうだい)と読みます。

 浦和学院出身で、1年の浪人を経て慶應に入学しているため年齢的には蛭間拓哉選手(早稲田大)の一つ上、今年で23歳の選手です。今春は主にライトを守り、打率.340 2HR を記録してリーグのベストナインを獲得しました。
 180cmと体格があり、きっちりと振り切って強い打球を飛ばせる選手です。凡退に関しても外野フライが多く、打撃力は六大学でも上位の能力を持っています。一浪を経験してでも慶應にこだわり、また春のインタビューではっきりとプロ志望を明言するなどパーソナリティの面でも期待が持てるタイプ。本人の夢が叶いプロの世界でプレーができることを願ってやみません。

⑥森下翔太

 6人目はみんな大好き森下翔太選手。もはや説明不要かと思いますが、詳細は以下の通りです。


 東海大相模高時代から将来を嘱望され、中央大入学後1年生で侍ジャパン入りを果たした男は今季、遂に覚醒。パワフルな打撃が目立ちますが、強肩を武器にしてセンターをきっちりと守ることができており、守備走塁面でも大きな穴のない選手です。
 彼の興味深い点は、三振数が多いながらも四球数も稼いでいること。ガンガン振り回していくというよりも、きっちりカウント管理をしつつ待球をしていく表れなのではないでしょうか。ちなみに彼は高校時代のインタビューでベイスターズファンを公言しています。

⑦大津亮介

 ここからは社会人。7人目は大津亮介投手です。

 176cmと小柄ながら最速は152kmをマーク。スライダー・フォーク・カーブに加えて今季からはワンシームを操りゲームメイクをします。コマンド・球威ともに上々で、日本製鉄鹿島のエースとして投げる姿は大貫晋一投手(現DeNA)のようです。
 高校時代に内野手から投手へ転向した経歴の持ち主で、フィールディングや牽制が抜群に上手いのも個人的な好みドンピシャ。都市対抗本戦では難しい投球となりましたが、北関東予選や春のJABA大会での投球は圧巻でした。1年目から即戦力としての活躍に期待です。


⑧阿部雄大

 8人目はENEOSの左腕、阿部雄大投手です。

 酒田南高校からENEOSに入団し4年目、今年の大学4年生と同い年の選手になります。182cmの高身長から投げるストレートは148kmを記録。入社当初はスピードよりもコンビネーションや投球術で試合を作る技巧派色の強い投手でしたが、ここにきて球威が上昇。体格の良さも相まってむしろロマン型のサウスポーになっています。
 彼はトレーナーの北川雄介氏が度々名前を挙げている"門下生"で、ポテンシャルの高さは北川氏も認めるところです。しかしながらそれだけでなく、社会人の名門・ENEOSでしっかりと登板機会を掴んでいる実戦経験も魅力です。


⑨河田翔太

 9人目は東海理化の内野手、河田翔太選手です。

 愛知・享栄高から東海理化に進み今季が3年目、ドラフト解禁年の選手です。高校時代はキャプテンを務め、石川昂弥(東邦高・現中日)、熊田任洋(東邦高・現早稲田大)、上田希由翔(愛産大三河高・現明治大)、石黒佑弥(星城高・現JR西日本)らと同じ愛知県で切磋琢磨していました。
 183cmと大柄ですが、最大の売りは二遊間の守備です。東海理化には中野良紀選手というレギュラーSSがいるため、現在はセカンドもしくは控え選手としてプレーしていますが、中野選手の怪我時は一気にレギュラー格まで上り詰めていました。打撃に関しても今季は長打力がつき、公式戦でもホームランを放っています。
 高い身体能力を持った素材型の選手、という位置付けになります。仮に今季の指名がなくとも、来年以降も注目の存在です。


⑩山本晃大

 ラスト、10人目は信濃グランセローズの左腕、山本晃大(こうだい)投手です。

 関西学院大から今季加入した先発左腕で、最速は151kmですが基本的には140前半のアベレージ。右打者の外角に逃げていくチェンジアップも強力ですが、今季独立で好成績を残した一番の要因はコントロールの良さです。シーズンのBB/9は1.62と抜群。映像を見る限りはコマンドも優秀で、コースを突く投球ができている印象です。まとまったタイプの左腕のように見えますが、185cmと体格があり、まだまだ伸び代を秘めていると感じます。
 昨年もNPB入りを目指しプロ志望届を提出しましたが指名漏れを経験しており、1年越しのリベンジとなるか、注目です。


終わりに

 以上が僕の個人的推し選手10選になります。ドラフト的な観点のみならず、アマチュア野球を観戦していれば彼らの活躍は目につくところですので、もし興味を持たれた方は是非彼らの活躍を観てみてください。大学生や社会人選手はまだまだ秋のシーズンが続いていきます。このnoteで興味を持ってくれる人が増えてくれることを願って、今回は締めさせていただきます。それでは皆さん、次回にお会いしましょう!

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