トリちゃん
私は野鳥を見るのが好きだ。
出先で木とか水辺に居るのを見つけると遠くからずっと見ていられる。
私の会社には毎年ツバメが来て巣を作って巣立つのだがひたすら眺めているだけでも心が穏やかになる。
最初はうんちの掃除とかネガな事を考えてしまっていたが今は毎年帰ってくるのが楽しみだ。
ちなみに、ツバメだけで無くスズメとセキレイも来る。今日は洗車した後の水溜まりで水遊び?水浴び?をしていた。とても微笑ましいし平和だ。心が柔和になる。
色々、鳥にまつわる幸運の話はあって根拠も色々あるが見ていて心が穏やかになる幸せになる。優しい気持ちになれる。
これが一番、幸福な事なのだと思う。
以前私が友人宅へ行ったとき、ツバメな私を軸に旋回していた。別に意味は分からないけどここにも居るんだなぁ~なんて思ったら友人は農家だからか作物(商品)を維持するためにツバメの巣を壊すと言う話を聞いて。なんとか共存出来ないもんかね。と思った。
だからか分からないがその友人が私のもとへ来たときツバメ達は一斉に散っていった。
勿論、友人のやっている事は自分達の為にやらざるを得ない事なので否定出来ないし、私は農家じゃないのでその苦労は分からないから、口出しもしないが、私としては少し胸に来た。
そのツバメ達も友人宅じゃない所で生活するだろうから心配はしていないが何とか共存してくれたらと言う風に思ってしまう私はエゴなのだろう。
その気持ちを友人にぶつけるわけにもいかないのでここに吐露しようと思う。
今日も家の近所の鳥達は元気に飛んで食べて遊んでいる。
気を付けなければ気づかなかったかもしれないが私はそれを観察出来るのがとても幸せに感じるのだ。
今年も戸を空けて待ってますよ。