【手控え帖】コトバでは伝えきれない想い
■朝のコトバ
愛とは、
「今」
経験することだそうです。
ラフマニノフ:10の前奏曲 Op.23 第4番 ニ長調(アンダンテ・カンタービレ)
愛とは、
「今」
のことです。
ゴドフスキー:トリアコンタメロン-第11番「古きウィーン」(J.ハイフェッツ編)
愛が現実であるのは、
「今」
においてだけであるとの考え方です。
シベリウス:ジャコブ・ド・ジュラン氏のモチーフによるロマンティックな小品 JS 135a
「今」
経験されてこそ、愛は、意味を持ってきます。
グラナドス:ロマンス 変ホ長調
あなたが、もし、
「今」、
花を眺めているとすれば、その人は、花と一体であるはずです。
ツェルニー:8つの夜想曲 Op. 368 - 第2番 変ホ長調
「今」、
本を読んでいるとすれば、それに没頭しきっている。
ケテルビー:時計とドレスデン人形(ピアノと管弦楽版)
音楽を聴いているのなら、音とともに生きている。
誰かと話していたり、誰かの話に耳を傾けているとすれば、その人は、相手と一体です。
相手そのものなのです。
愛するとは、自分の心を、相手に集中することなのだと思います。
J.S.バッハ:フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV 1031-III.アレグロ
それは、
「今」
をおいて、他はないのでしょう。
ウォレス:ナポリの思い出-舟歌
そして、そこから楽しみや、喜びや、幸せを経験できてこそ、愛は、意味を持つのではないでしょうか。
愛する対象に集中し、楽しむ/味わう、夢中になる、心から浸る、相手と一体になるというような感覚を得られるといいんでしょうね(^^)
ツィーラー:ポルカ・マズルカ「市民とロマンティック」 Op.94
それは、幸せな時間であると同時に、不幸でない時間でもあります。
何か悩みや問題を抱えていても、愛する対象に集中することで忘れられ、悩ましい気分からも解放されて幸せな気もちになれるのです。
ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV 405 - III. アレグロ
愛することは、
「今」
を大切にして幸せになる方法なのだと思います。
D-F-E.オーベール:歌劇「ドン・ファン」第2幕 ディヴェルティスマン第8曲(モーツァルトのピアノ・ソナタ第11番 K.331「トルコ行進曲」による)
自分が心から愛するもの(事・人・物)がいろいろあり、それらに心を集中できるようになれば、それだけ不幸な時間が減り、幸せな時間が増えるのではないでしょうか。
愛を込めた花束にのせて、大切な人に届けよう♪
グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」第1曲 日の出
■参考図書
「気づいたこと、気づかないままのこと」古賀及子(著)
「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」古賀及子(著)
「日記の練習」くどうれいん(著)
日々の短文日記=「日記の練習」
「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」
#日記の練習 「日記の練習」
https://nhkbook-hiraku.com/m/ma38c879b5d14/hashtag/5373689
くどうれいんさん「日記の練習」インタビュー 日記は私を“調律”してくれるもの
https://book.asahi.com/article/15448343
■関連記事
【想像していなかった未来】一人で自分に向き合う場面(R5)
https://note.com/bax36410/n/nbd6950f561b1
■息抜き
朝読(新書)
人生を前向きに変える。戦略的「勝てるポジション」マネジメント
https://www.lifehacker.jp/article/2405_book_to_read_weekend_54/
朝読(私のワンコイン文庫)
「大理石像 デュランデ城悲歌」(岩波文庫)アイヒェンドルフ(著)関泰祐(訳)¥450
朝読(読み応えのあるマンガ)
・海が走るエンドロール
・海月と私
・鬼滅の刃
・金の国 水の国
今週はこれを読め!
エンタメ編
西加奈子の短編集『わたしに会いたい』で勇気が溢れる! (2023年12月25日)
https://www.webdoku.jp/newshz/takato/2023/12/25/111742.html
先の見えない今を生きる〜角田光代『方舟を燃やす』 (2024年3月18日)
https://www.webdoku.jp/newshz/takato/2024/03/18/115002.html
ミステリー編
袋とじつき謎解き小説 トム・ミード『死と奇術師』に満足! (2023年4月20日)
https://www.webdoku.jp/newshz/sugie/2023/04/20/165750.html
台湾私立探偵小説続編『DV8 台北プライベートアイ2』刊行! (2024年6月18日)
https://www.webdoku.jp/newshz/sugie/2024/06/18/114400.html
SF編
地球と人間についての脅威と希望~日本SF作家クラブ編『地球へのSF』 (2024年6月4日)
https://www.webdoku.jp/newshz/maki/2024/06/04/115000.html
特殊設定のロジックと交錯する感情〜芦沢央『魂婚心中』 (2024年6月19日)
https://www.webdoku.jp/newshz/maki/2024/06/19/115900.html
朝のクラシック音楽
シューマン: パガニーニのカプリースによる6つの練習曲 Op. 3 第1番 イ短調
https://www.youtube.com/watch?v=KwY1z0aZtkg
エア・グルーヴ(インストゥルメンタルの名曲)
The Butterfield Blues Band「Work Song」
https://www.youtube.com/watch?v=xO2JAA47Mgk
The Enigma TNG「DeathRage」
https://www.youtube.com/watch?v=EInfY-RUvSs
The Frantics「Werewolf」
https://www.youtube.com/watch?v=kKhmH0qZ3Xw
The Herb Alpert & The Tijuana Brass「蜜の味(A taste of honey)」
https://www.youtube.com/watch?v=LGmQXuySF28
The Marketts「Out of Limits」
https://www.youtube.com/watch?v=eUZa1bDY2JI
The Meters「Cissy Strut」
https://www.youtube.com/watch?v=MXI5Nuz6OHg
The Modern Lovers「The Sweeping Wind (Kwa Ti Feng)」
https://www.youtube.com/watch?v=ZomIeQRVs2U
勝手にシネマ
『イントゥ・ザ・ウッズ』
『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
『アメリカン・スナイパー』
『フォックスキャッチャー』
ゲーム
ポッキー
【GTA5】バイクで高速下山 完全版
https://www.youtube.com/watch?v=kH91ohl1IaY
見応えのあったアニメ&テレビドラマ
烏は主を選ばない
俺のデンディズム
あらゆるジャンルを融合するオブジェマガジン『遊』
遊 1033号 古代する
https://nostos.jp/archives/109906
ブックレビュー(デザイン/写真集/アート・美術書/カルチャー/ライフスタイル/文学)
美しい装丁・独創的なデザイン。薔薇十字社から刊行された書籍
https://nostos.jp/archives/101296
生活を豊かに美しく 武井武雄の図案たち
https://nostos.jp/archives/218149
俳句:春・夏・秋・冬
『 友と天 取りに行く山 秋麗(あきうらら) 』
(秋に詠まれたかっこいい一般俳句作品より)
現代短歌
たたきのめされ がーっと家が 無惨無情のこっぱみじんに
(加藤克巳『天壇光』より)
追突のトラックの音するどくて群集のなかわれは笑えり
(岡部桂一郎『木星』より)
にがき夏まためぐり来て風が揉む無花果に不安な青き実の数
(角宮悦子『ある緩徐調』より)
ビジネスパーソンを励ます記事
誰も教えてくれないけれど、みんな知っている、身も蓋もない組織のルール
https://blog.tinect.jp/?p=84571
アンチエイジングについて考える記事
今週の小ネタ:小説で頭が良くなる説、運動のモチベーションを高める心理トリック、魚で頭が良くなる理由
https://yuchrszk.blogspot.com/2024/05/blog-post_12.html
オンラインマガジン
家の歯ブラシやシャワーヘッドから大量の「未知のウイルス」が発見される、新たな抗菌薬の開発につながる可能性も
https://gigazine.net/news/20241011-unknown-viruses-toothbrushes-showerheads/
HONZおすすめ本レビュー
『津波―暴威の歴史と防災の科学』国際語「Tunami」の歴史と減災を知る好著!
https://honz.jp/articles/-/54964
『もしも世界からカラスが消えたら』『カワセミ都市トーキョー』”鳥ノンフィクションに外れなし!”
https://honz.jp/articles/-/54979
『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』今も1万人の遺骨が見つからない。日本政府に遺骨収集への考え方を問う
https://honz.jp/articles/-/55004