【メモ(memo)】言葉にも感情がある
物事を例えて表すことを比喩といいます。
英語でもよく聞く「メタファー」といわれるものです。
自分を、別の言葉で例えるなら、どんな言葉で表しますか?
また、人生をどう例えますか?
たとえば、人生は旅?
戦い?
比喩として使っていなくても、自分の普段の言葉に、少し意識してみては如何でしょうか?
毎日を戦っている、とか、面白くない、とか、なんて言ったりしていませんか?
それから、疲れた疲れたと繰り返してみたりと。
頭にくる、イライラする、辛い、難しいとか。
同じように、私は馬鹿だ、とか。
私って、まだまだだ、とか。
自分に対する言葉使いや、自分を表現する言葉は、どんなものを使っているでしょうか?
無いものや出来ない事を、何よりも先に見つけることが習慣になってしまっていて、習慣的に否定文を使っている人もいます。
何かが上手に出来ているのに、これが出来ていない、何かが足りない、とかね。
例え、それが事実としても、そう繰り返し言葉にしていると、余計、その事が強調されてしまいます。
また、自分の意識も、そうした無いものや出来ない事にフォーカスされてしまいます。
私たちの現実は、普段意識していること、思うこと、考えることが現実になりますから。
それが、さらに現実となって引き寄せられていきます。
確かに、私は怒っているんだ!と思い続けていたら。
確かに、いつまでも怒りは、留まってしまいますよね。
毎日が戦いだと感じていたら、戦うのが日常になってしまいます。
戦いというのは、大変、強い言葉です。
勝ち負けがあり、もちろん勝つのが必要なときもあるけれど。
知らずに、自分を疲れさせてしまうかもしれません。
私は、被害者だと思ったら、本当にそうでしょう。
物事をどう捉え、考えるかに、正しいとも、間違っているとも、言えないものです。
だって、確かにいつでも、私たちは、自分の中において正しいのですから。
出来ないと思えば、確かにできないし。
出来ると思うなら、できるようになります。
言葉には、それぞれの持つ印象や感情があります。
だから、普段からどう使うかを意識することで、人生は本当に変わってきます。
この事は、ある意味において単純なのですが、本当に効果がありますので、騙されたと思って取り入れていただきたいことのひとつです。
あなたの毎日はどんなものですか?
そうして考えたときに、まず、どんな言葉が浮かぶでしょうか?
その言葉が、あなたの普段のパターンと習慣を表しているはずです。
よく、現実がそうだから、そう思うのだと抵抗したくなりますが。
答えは、いつでも逆なのです。
そう思うから、現実がそうなるのが真実。
思いを変えて、言葉を変えて、行動を変えて、人生を変えてみてください。
思いも、言葉も、行動も、意識してみることで、いくらでも変えていけますよ。
KOKIA「本当の音」
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