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【テーマで選んだ本】わたしとあなた

sachiさん撮影

[テキスト]
「わたしとあなた 小さな光のための対話集」竹中万季/野村由芽(著)

「個人」

「個人」

「対話」

を出発点に、遠くの誰かにまで、

「想像」

「語り」

を広げるための

「拠点」

として、ありつづける。


編集者・竹中万季さんと野村由芽さんによる

「me and you」

初となる書籍。


ひとり、ひとり、異なる

「わたしとあなた」

が、

「個人的な想い」

「違和感」

を、なかったことにせず、

「社会の構造」

にも目を向けながら、共に生きていける

「関係性」

「場所」

について考えた一冊です。


確かに、

■ここに存在する人々と話す

■フェミニズムやクィアの表象のこと

■メンタルヘルスのこと

■マチズモと葛藤、戦争、差別のこと

等々、といったテーマをはじめとして、臨床心理士、歌人、ミュージシャン、ライター、大学教授等、メディア・コミュニティ内で発足した

「i meet you」シリーズ

で行われた13名の対話を、精選して収録しています。


【対談者一覧】(敬称略)
・清水晶子(東京大学大学院総合文化研究科教授)
・秋田祥(ノーマルスクリーン主宰)
・伊藤絵美(公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士・洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長)
・武田砂鉄(ライター)
・ドミニク・チェン(博士/学際情報学)
・小林エリカ(作家・マンガ家)
・穂村弘(歌人)
・竹田ダニエル(ライター)
・ブライアン・ヒュー(ライター・編集者・翻訳者・活動家・DJ・『New Bloom』創設者)
・ソン・スンリエン(「女書店」取締役会長)
・ジェイ・リン(『GagaOOLala』『Portico Media』創設者兼最高経営責任者)
・バイロン・デュヴェル(ミュージシャン・『Queer Trash Taiwan』創設者)
・イ・ラン(マルチアーティスト)


自分と他者、それぞれの内に潜む気持ちと向き合い、朧げなイメージや、言語化できない感情を、ひとつひとつ言葉として紡ぎ出し、複雑に絡み合う歴史と、社会の構造と、照らし合わせながら、紐解いています。


■誰かの大切な人、という贈り物を届けている。

久しぶりに会えた。

元気そうな顔を見られた。

ちゃんと無事に帰ってきてくれた。

その瞬間・・・

わたしたちは、きっと、笑顔に、なっている(^^)

まるで、プレゼントを、もらったときのように(^^♪


そして、大切なのは、伝え合う、ことではなく、受け取り合う、こと。

分かったふりをせず。

初めまして、のような気持ちで。

日々、相手の気持ちに、向き合ってみる。

お互いの思いに、心を向けて。

認め合おう、とする姿勢が、きっと・・・

これからも、絆を、強く、結び、続けて、くれるはずだから、ね(^^)


■「わたしとあなた」というテーマで選んだ本

・MINOU BOOKS(福岡)のおすすめ本
『みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま』

・OH! MY BOOKS(東京・幡ヶ谷)のおすすめ本
『せいいっぱいの悪口』

・TOUTEN BOOKSTORE(愛知・名古屋)のおすすめ本
『わたしを忘れないで』

・twililight(東京・三軒茶屋)のおすすめ本
『この世の喜びよ』

・リーダン・ディート(広島)のおすすめ本
『悲しみの秘儀』

・蟹ブックス(東京・高円寺)のおすすめ本
『慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話』

・汽水空港(鳥取)のおすすめ本
『人類学とは何か』

・古本と新刊 scene(熊本)のおすすめ本
『ふきよせレジデンス 上・下』

・書肆 海と夕焼(東京・府中)のおすすめ本
『左川ちか全集』

・本屋B&B(東京・下北沢)のおすすめ本
『母がゼロになるまで』


■参考記事


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