感謝の季節
日本ではあまり知られていませんが、宗教の違う人種の集まるアメリカでは、クリスマスと比べると宗教色が低いため、みんなが一緒にお祝いできる盛大なホリデーが祝日感謝祭(Thanksgiving)です。
2022年度の感謝祭は、11月24日(木)です。
私は、個人的にクリスマスよりもThanksgiving のほうが好きだというアメリカ人のほうが多いような気がします。
クリスマスは、ギフトをあげたりもらったりと気を使うけれど、Thanksgiving はただ集まって、ご馳走を食べるのでこちらのほうが気楽なのかもしれません。
名前の通り、「感謝をささげる」お祭りで、この時期になると、一様に「感謝」がテーマになります。
クリスマスや年末年始を迎えるにあたり、今年を振り返って感謝するのにふさわしく、確かに絶好の季節です。
心から感謝することは、ポジティブでパワフルなエネルギー。
そんなエネルギーを持っていれば、それが良いことをさらに引き寄せてくれるので、結局は自分のためにもなります。
こうした季節のイベントをきっかけに、感謝することを習慣にしたら良いですね。
まずは、感謝できることを探してみましょう。
感謝できることって、思っているよりも本当にたくさんあって、普段当たり前に思っていることなども数え始めたら、きりがないくらい。
感謝できることがいっぱいあることにも感謝したいもの。
生きていること。
特別苦労しなくても、食べられること。
住むところがあること。
寒さや暑さをしのげること。
住んでいる国が平和であること。
そうでない国を考えるとさらに感謝できますね。
健康でいられること。
病気をすればしたで、健康がいかに大事か、気づけること。
周りに家族や友人たちがいること。
近くにいなくても、心の通じ合う友人たちがいてくれること。
笑っていられること。泣けることも、実は幸せなことかも。
本当に大変なときは、泣く余裕もないかもしれないから。
仕事があること。
仕事で忙しいのも幸せなことで、こちらも感謝できます。
自分に感謝してくれる人がいることや、気にかけてくれる人たち、期待してくれる人たちがいること。
自分が持っているものすべてに感謝できるものだし、本当に、こうして考えればいくらでも出てきます。
あなたには、どんな感謝がありますか?
どんなことに、どんな人たちに、何に感謝したいでしょう?
感謝できることがあったら、言葉にして、行動にして表してみましょう。
以心伝心は確かにあって、感謝してくれていることがわかっていても、思っているだけでは通じないこともあるし、やはり言葉で、態度で、行動でそれを示してもらえたら、どんな人でも嬉しいものです。
感謝されて嬉しくない人なんていません。
だから、私たちの感謝のお礼に、感謝をあげたら、そのサークルはいつまでも続いていきます。
感謝を表すはたくさんあります。
そういえば、感謝を表すための方法を考えてみると、言葉にすることから始まり、メールやカード、手紙、お花、プレゼント、ボランティア、寄付、食事を一緒にする、などなど、感謝のアイディアって、いいものです。
それから、感謝の対象は人だけじゃありませんから、社会であるとか、環境であるとか、私たちが受け取ったものを還元できる道を探していくことは、感謝のサークルをキープしていくことにつながります。
そして、忘れないようにしたいのが、自分への感謝です。
あなたは、自分へはどんな感謝ができるでしょう?
そして自分への感謝を、どう表しますか?
みなさんは、何に感謝していますか?