胸いっぱいにふくらませた夢
「会社は集団だが、その集団で成功するには、自分の考えが集団的であってはならない。」
これはジョセフ・マーフィーの言葉です。
会社という組織にいると、良くも悪くも集団的な帰属意識が強くなります。
これが良く作用すればチームワーク、団結力を強くすることもありますが、悪く作用すると今、以前、流行った食品偽装のような倫理的問題を引き起こすことがあります。
一人では到底できないことでも集団になれば簡単にできる、一方で一人ではできていたことが集団になると停滞することもあるということ。
集団になっても一人で居る時の意気を失わず、集団の力を過信しない姿勢をキープすることって意外と難しいことです。
常に自分だけの力でやりきるつもりでいる個人と、そういう個人の集団が最終的には生き残るのでしょう。
組織に“ぶらさがり”は要らないが、“エース”もいない方がいいのかもしれません。
「赤信号、皆で渡れば怖くない」
集団的な帰属意識は時として罪の意識も和らげてしまいます。
逆に、いつの時代においても集団のなかで周囲に流されず個を確立できる人は貴重な存在といえるのです。
そう『水にぬれなければ およげませんよ』(相田みつを)
多少のことは覚悟してやるつもりで(にやり)
多少のイヤなこと、多少つらいこと、多少の困難、多少気を使うこと、多少の我慢、多少疲れること、・・・などなど。
多少のことを、嫌がったり、恐れたり、避けたりして、やらないことがあります。
「多少の(イヤな)ことがあるのは当たり前」と覚悟してやったほうがいいのではないでしょうか。
その前に、なんのためにそれをやるのか、それをやることで得られるものを考え直してみたほうがいいのかもしれません。
果てしない大空に飛び立たせよう。