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シンプルだから、あきない優しさ。
実業家の久保田美文は「己の長を以って人の短をあらわすなかれ」人は往々にして自分の長所を標準として他人の短所を責めがちなんです。」と語っていました。
それが、正しいか正しくないかということを考えるより、そういう傾向があることをまずは受け容れることが大切なんでしょうね。
そうして初めて、その現実に対して自分に何ができるのかを考える余裕が生まれるのだと思います。
ペルーにあるナスカの地上絵は、飛行機が発明されるまで発見されなかったそうです。
地上を歩くアリの視点からは単なる土の色の違いでしかなかったことが、空を飛ぶ鳥の目には絵として映っていたという事実。
世の中は同じようなギャップに満ちています。
「ワオー!楽しい!!」「おもしろい!」って感じたりたりするのは、日頃ギャップのある生活をしてるからなんだと思います。
シンドかったり、辛かったり、それがあるから、楽しいことがより楽しく感じたりするのでしょうねぇ。
日頃、忙しくしてるから、何もしないことが幸せに感じるんでしょう。
ちょうどこれはジェットコースターのようなものだと思います。
登ったり、落ちたり、緊張するとこと、そうでないとこの「落差」を上手く演出しています。
また、サーカスなんかも同じで、途中、ピエロがでてきて笑いをとる場面があるけれど、あれは決して余興じゃなくて、あれがあるから、メインの曲芸がよりドキドキするんだと思います。
どんな人も、生活の中にギャップを上手く作ることで「楽しさ」は自分で演出できるもんだってこと。
見た目と中身に大きなギャップがあると、とても存在感を感じるでしょ(^^)
世間から思われているイメージと違う一面がチラッと見えると、セクシーさを感じませんか?
すごいスポーツマンで運動がバリバリできる人が、ピアノやバイオリンを弾けると、「おやっ」と思ってしまいます。
肉体系バリバリかと思いきや、繊細なこともやってのける人には、妙な色気があるものです。
料理上手な男性は、一般に女性に人気のある人です。
男が料理なんてと考えている人は、古い考えかたをもった人なのかも。
今や男だって料理ができる人は、大勢います。
女性の得意な料理を男性が、すばやい身のこなしでやってのけてしまう所に、色っぽい男らしさを感じるのかもしれません。
男性的な部分の中に、女性的な部分があるというギャップが、人としての価値をグッと高めてくれるのです。
意外な一面がときどきチラッと見えるところに、存在感が出てきます。
自分にもうひとつの違う一面を付けくわえてみることによって、そのギャップが魅力に変わっていくのだと感じます。
「あちら側とこちら側」も然りですね(^^)
このギャップがなくならない限り、人が生きる意味はなくならないのだと思います。
そうそう、男性が作る素朴なお菓子、ほっこり懐かしくもあり、このギャップが魅力でもありますから。