変わるもの、変わらないもの。
変化って、ときに私たちは抵抗したりもしますが、やはり、どうしても必要ですよね。
変化のない時代はないし、変化に乗り遅れてしまうと、今度はまた衰退という道が待っていることもあります。
今のあなたにとって一番必要としているチェンジとは何でしょう。
そうした変化へのニーズは、1年のテーマにもなるし、目標にもなるし、モチベーションにもなります。
何か、普段から「もし何かを変える、変わるとしたら一体何がいいか?」と意識していると、次のステップも見えてきやすくなるかもしれません。
変化は必要なのだけれど、私はよく同時に、「今の私でいいんだ」、「自分は今のままでパーフェクト」と考えてみましょう、と言うことがあります。
これ、ちょっと見には、矛盾しているようにも思えます。
どう考えると、矛盾しているようでそうでないことにできるでしょう。
今の自分が変わらなくてはいけない、〜しなければ、という意識を持つのではなく、今の自分をOKとした上で、成長していく過程での変化、と捉えてみたらわかりやすいでしょうか。
また、今の自分を否定しているから変わるのでもなく今の自分を認めた上で、これからの自分にとって本当に必要なものを自分で選ぶ、という意味での変化、という感じ。
「変わらなくてはいけない」ということはありません。
本当に変えたくないことなら、変えないまま、という選択肢だってあります。
いつだって、私たちには選択の余地があるはず。
ただ、その選択の結果を考えるとき、自分の欲しい結果を考えるとき、どの選択が自分にとってmust (通るべき必要なもの)か、という視点から考えてみると、どうでしょう。
結果を得るための手段としての自分の選択もおのずとクリアになってくることも。
そのオプションを自分が選ぶんだ、と意識できるなら自分のパワーというか、意思や力を反映させられるし受身ではない「変化」になりますね。
今の自分でいいんだ、と思えることは、自分を肯定することになるし、それは私たち誰もが必要なこと。
どんなに自分を肯定していても、いずれ変化の時期はやってくるもの。
今の自分を肯定した上で、その流れをつかめばいいのです。
また、私たちの中に変わらないものもありますよね。
自分の中で変わらないものを意識しているほうが、変化にも対応しやすいし、自分も一緒に成長していけるものです。
こんな格言があり、まさにその通り、と私も思います。
"People can't live with change if there's not a changeless core inside them. The key to the ability to change is a changeless sense of who you are, what you are about and what you value."Stephen Covey"
人は、自分の中に変わらない何かがないと変化に耐えられない。何かを変えていく力を持つには、自分がどんな人間で、何をするのか、何を大事にしているのか、そんな軸となる感覚を持ち合わせていることだ。"スティーブン・コヴィー(7つの習慣の著者)
変化のときには、自分にとって何が大事か、自分らしさとは何か、自分の中にある変わらないことが何か、再確認しておきたいものです。
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