【日常茶飯事】お気に入りの音楽で目覚めれば、朝からごきげん!
人は、それぞれにこだわりがあり、他人が、
「なぜ、そこまでこだわるのか?」
と、首を傾げてしまうこともあります。
このこだわりは、プラスにも、マイナスにも働くから、要注意です(^^;
周りとの調和を前提にしていくことで、このこだわりは、活かされていくはず。
調和しないで、独りでこだわってばかりいると、頑固者とレッテルを貼られてしまうかもしれないので、注意してくださいね。
自分らしさをうまく表現し、周りとの調和も重んじながら過ごしていくと、その人らしい生き方や服装など、すんなり受け入れられるのではないでしょうか?
自分の意見を持って、こだわって生きている人は、とてもいいことだと思います。
だけど、周りと調和しないで、生きてしまうと、とても損な生き方になってしまうんですよね。
せっかくの自分らしさを、うまく表現して生きていきたいですね(^^)
鼻歌でも歌っちゃう♪くらいのくだけた感じで。
さぁ~今日も、バランス重視でいきましょう!
例えば、みなさんの、お気に入りの「うた」ってなんですか?(^^)
■歌合戦
「紅・紅」歌合戦♪
https://note.com/bax36410/n/n978a37e68c6a
VS.
「漢・漢」歌合戦♪
https://note.com/bax36410/n/ne2b993e0d664
■【改訂版】勝負曲を教えて!
https://note.com/bax36410/n/n4f7cf30fdede
■短歌と俳句の五十番勝負
穂村さんの
「詩歌においては経験が常に力になるとは限らない。
知らないから詠える、知ったら詠えない、ということがあるのだ」
という言葉は名言。
「短歌と俳句の五十番勝負」穂村弘/堀本裕樹(著)
五十人のお題に応える新作で、短歌と俳句の真剣勝負――どちらがお好きですか?
【01番】 お題─椅子─ 出題者─穂村弘(歌人・51歳・♂ )
「透明な椅子が近くにあるはずだそれから透明な洗面器」穂村弘
「新涼やひさしく触れぬ椅子の脚」堀本裕樹
【02番】 お題─動く─ 出題者─堀木裕樹(俳人・39歳・♂)
「駄目な詩をひとつ消したケシゴムの滓がふわふわ動き出す夜」穂村弘
「動かざるいとど触覚のみ揺るる」堀本裕樹
【03番】 お題─たまゆら─ 出題者─北村暁子(編集者・52歳・♀)
「百葉箱の闇に張られし一筋の金なる髪を思うたまゆら」穂村弘
「たまゆらの予たまゆらのとろろ飯」堀本裕樹
【04番】 お題─信じられない─ 出題者─藤野可織(作家・32歳・♀)
「寝癖外出罪で手錠を掛けられる信じられない朝のまぶしさ」穂村弘
「街師走信じられない多情の日」堀本裕樹
【05番】 お題─風見鶏─ 出題者─竹本健治(作家・59歳・♂)
「風見鶏の、風見卵を、風見猫が、狙ってくるくるくるくるきらり」穂村弘
「去年今年流星を見る風見鶏」堀本裕樹
【06番】 お題─まぶた─ 出題者─松家文子(大学生・19歳・♀ )
「左目に震える蝶を飼っている飛び立ちそうな夜のまぶたよ」穂村弘
「料峭やかもめと瞼閉づるとき」堀本裕樹
【07番】 お題─唾─ 出題者─又吉直樹(芸人・33歳・♂ )
「文字に唾垂らしてこするなんとなくこれでも消えるような気がして」穂村弘
「青き踏む唾棄すべきことこなごなになり」堀本裕樹
【08番】 お題─かわいい─ 出題者─名久井直子(装丁家・38歳・♀)
「(かわいいな)(かわいくないや)(かわいいじゃん)(かわいいのかな)転校生は」穂村弘
「山雀のかわいい舌よ春の宵」堀本裕樹
【09番】 お題─挿入─ 出題者─荒木経惟(写真家・73歳・♂)
「ちくわの穴にチーズ挿入したものを教卓に置き みんなで待った」穂村弘
「挿入歌奏づるごとく若葉風」堀本裕樹
【10番】 お題─流れ─ 出題者─鏡リュウジ(占星術研究家・46歳・♂)
「流れよわが涙、と空が樹が言った警官はもういなかったから」穂村弘
「わが胸へ流れ弾なす金亀虫」堀本裕樹
【11番】 お題─カルピス─ 出題者─高橋久美子(作詞家/作家・32歳・♀ )
「虫籠にみっしりセミを詰めこんでカルピス凍らせた夏休み」穂村弘
「カルピスの氷ぴしぴし鳴り夕立」堀本裕樹
【12番】 お題─謀反─ 出題者─北村薫(作家・64歳・♂)
「どろどろのバナナの皮を抱きしめて猿が謀反の夢を見ている」穂村弘
「炎天の校区飛び出す謀反かな」堀本裕樹
【13番】 お題─たしなめる─ 出題者─柴崎友香(作家・40歳・♀)
「なめくじにトマトケチャップかけてたらたしなめられて恋に堕ちたり」穂村弘
「瞑目を窘められてジャズ暑し」堀本裕樹
【14番】 お題─ゆとり─ 出題者─朝井リュウ(小説家・25歳・♂)
「『「ゆとり世代」が職場に来たら読む本』を立ち読みしてるランドセルの子」穂村弘
「秋扇のゆとりや時に海指して」堀本裕樹
【15番】 お題─黒─ 出題者─千田朝子(小学生・12歳・♀)
「水泳の後の授業の黒板の光のなかに溶ける文字たち」穂村弘
「点描の黒猫の眼の夜寒かな」堀本裕樹
【16番】 お題─水際─ 出題者─中江有里(女優/脚本家/作家・40歳・♀ )
「水際の郵便ポスト 満ち潮になれば口ぎりぎりまで水が」穂村弘
「冬蜂や風に水際立つ少女」堀本裕樹
【17番】 お題─ぴたぴた─ 出題者─谷川俊太郎(詩人・83歳・♂ )
「あわあわの喉にぴたぴたあてられてすべりつづける刃よねむくなる」穂村弘
「ぴたぴたと子が来てごまめ鷲掴み」堀本裕樹
【18番】 お題─背骨─ 出題者─菱刈チカ(整体師・30歳・♀)
「ねむれ風 ねむれ太陽 めざめるな プールサイドに列ぶ背骨よ」穂村弘
「湯ざめして背骨の芯のありどころ」堀本裕樹
【19番】 お題─四十八─ 出題者─道尾秀介(作家・39歳・♂)
「AKB48が走り出す原子炉の爆発を止めるため」穂村弘
「角落ちて四十八滝生りまず」堀本裕樹
【20番】 お題─放射能─ 出題者─新妻香織(相馬市議会議員/東北お遍路プロジェクト理事長・54歳・♀)
「放射能を示す単位ベクトルの和名すなわち「壊変毎秒」」穂村弘
「放射能浴びたる千の亀鳴くや」堀本裕樹
【21番】 お題─夢精─ 出題者─ビートたけし(コメディアン/映画監督/俳優・68歳・♂ )
「「自慰」は出るされど「夢精」は永遠に出ないスマホの漢字変換」穂村弘
「明易きまぼろしの手に夢精かな」堀本裕樹
【22番】 お題─客─ 出題者─柳本あかね(お茶とお酒「茜夜」店主・46歳・♀ )
「「店員」と胸に書かれたシャツを着ているけれど客なんだって」穂村弘
「客塵といふ塵あふぐ扇かな」堀本裕樹
【23番】 お題─塗る─ 出題者─堀江敏幸(作家/フランス文学者・51歳・♂)
「三人の官女をみればひとりだけその歯の黒く塗られていたり」穂村弘
「夕焼に塗り込められてゆくこころ」堀本裕樹
【24番】 お題─文鳥─ 出題者─梅﨑実奈(書店員・32歳・♀)
「文鳥の水浴びが光る球をなすというあなたの部屋を思へり」穂村弘
「文鳥の跳ぬる畳や夜の秋」堀本裕樹
【25番】 お題─罪─ 出題者─北村篤生(牧師・79歳・♂)
「有罪を告げて陪審員たちは歯医者と助手と患者にもどる」穂村弘
「つくつくし誰が罪の尾を引きをらむ」堀本裕樹
【26番】 お題─ロール─ 出題者─寺島さやか(「本屋B&B」店長・30歳・♀ )
「青空にエンドロールが流れだす 蟬が鳴いてるだけだった夏」穂村弘
「つやつやのバターロールや秋の湖」堀本裕樹
【27番】 お題─はにかむ─ 出題者─石田ゆうすけ(旅行作家・46歳・♂ )
「野良猫のはにかみしらず恩しらずミルク嘗めつつ唸る眼光」穂村弘
「むかごみなはにかむごとき零余子飯」堀本裕樹
【28番】 お題─古本屋─ 出題者─広瀬洋一(古書店主・50歳・♂)
「古本屋に入ったことがあるだろうか、朝青龍は、松田聖子は」穂村弘
「古本屋出づれば年の歩む音」堀本裕樹
【29番】 お題─ゲーム─ 出題者─米光一成(ゲーム作家・51歳・♂)
「五円玉にテープを巻けばゲーム機は騙されるって転校生が」穂村弘
「賀客迎へゲーム対戦相手とす」堀本裕樹
【30番】 お題─誕生日─ 出題者─千野帽子(文筆業・50歳・♂)
「垂直に壁を登ってゆく蛇を見ていた熱のある誕生日」穂村弘
「初音てふ贈りものかな誕生日」堀本裕樹
【34番】 お題─適性─ 出題者─西崎憲(作家・61歳・♂)
「火星移民選抜適性プログラム「杜子春」および「犍陀多(かんだた)」」穂村弘
「瓜番として適性をを見るといふ」堀本裕樹
【36番】 お題─楕円─ 出題者─竹内亜弥(女子七人制ラグビー日本代表・29歳・♀ )
「猫パンチされてほっぺた腫れあがる楕円軌道の惑星の夜」穂村弘
「切り口の楕円うつくし胡瓜漬」堀本裕樹
【41番】 お題─やわらかい─ 出題者─会田朋代(幼稚園教諭・30歳・♀ )
「やわらかいひかりに頬を照らされてポカリスエットだけの自販機」穂村弘
「やわらかい田舎なまりの初電話」堀本裕樹
【42番】 お題─安普請─ 出題者─壇蜜(タレント・36歳・♀ )
「安普請の床を鳴らして恋人が銀河革命体操をする」穂村弘
「鎌風の抜け道のある安普請」堀本裕樹
【43番】 お題─ふるえる─ 出題者─青柳いづみ(女優・30歳・♀ )
「ヘンゼルの仮面外せばグレーテルの仮面の君がふるえはじめる」穂村弘
「鳥交(さか)る天のふるえていたりけり」堀本裕樹