流れに任せてみる
けっこう私は好きな言葉なのですが、あなたは流れに任せてみることができますか?
これは、自分の意図や意思はまったくないとか、成り行き任せ、他人任せとか、ただ行き当たりばったり、という意味ではありません。
自分のできることはやって、後は信頼して任せてみる、というような感じです。
もちろん、自分の意思・意志でやることがスムーズに行くなら、こんなに素晴らしいことはありません。
でも、ハプニングってあります。
思いもよらないことが起きたり、タイミング悪く邪魔が入ったり、いろいろで物事は思っているように進まないこともあります。
実際、どんなにがんばっても、どういうわけかうまくいかないときもあります。
こんなにがんばってるのになんで?と思うときもあるでしょう。
ところが、タイミングや流れから、あっという間にトントン拍子に物事が運んでしまった、という経験も、多くが知っているはず。
物事にはタイミングや流れがあって、それに無理に逆らっても、話がややこしくなったり、結局うまくいかないことになるのでしょう。
自分のエネルギーを上手に使うために、ときに、流れに任せてみるのオプションを使ってみると意外に良い結果をもたらすことがあるのです。
流れに任せてみるは、いい具合に自分の力が抜けて、執着してしまう自分をつくらずにすむのがいいところ。
欲しい結果をイメージしてそれを強く思うのは大切だけれど、あまりにそれに執着しすぎたり、意識しすぎたりすると、なぜかその欲しい結果が逃げていくことってありませんか?
欲しいと強く思う心には、いずれ結果はついてくる、だから大丈夫、信じて待ってみよう、というような自分に対する信頼があると、気分も楽です。
欲しいと思う気持ちと、信頼して力を抜くバランスはときに微妙ですね。
こんな風に思えるようになるには、多少の心の入れ替えというか、心をオープンにして、そうした考え方もある、と見てみることが大事です。
物事は、うまくいかないときにも意味がちゃんとあったりします。そのときはわからなくてもしばらくすると見えるようになるもの。
だから一度はうまくいかないことに対しても感謝してみたり、これも何かのメッセージということかも、なんていうように見てみるのもいいでしょう。
それから、自分が計画していないところ、思ってもみないところに、自分がいつの間にかいたとしたら、それも一度考えてみてもいい場所なのかもしれない、と目を向けてみます。
流れに任せてみるにしてみたら、物事はずいぶん違ってくるかもしれません。