雨上がりにかかる虹☆
人に興味を持つことって、大事ですよね。
たとえば、私が、「『ワンピース』の漫画が好き」と言ったとします。
「ONE PIECE 〈巻104〉 ワノ国将軍光月モモの助」(ジャンプコミックス)尾田栄一郎(作)
聞いていた人が、「あ、『ワンピース』の漫画、私も好き」と言います。
『ワンピース』に対する価値観は一致しているように見えるけれど、実は大きく違うはずです。
私は、昔読んでいた『週刊少年ジャンプ』を思いうかべながら、『あのときのあのセリフかっこよかったよなぁ~』と考えているけど、相手は、『ワンピース』のキャラクターグッズが好きで集めていたりするかもしれません。
【ワンピース】ONE PIECE FILM RED ウタ~新時代~
そう、ワンピースの登場人物の中で、好きなキャラだって違うかったりするかもしれません。
人は、言葉を発する前に、無意識のなかでは、そのメッセージに対する完璧な文章をつくりあげているそうです。
もし、その完璧な文章をそのまま相手に伝えようとすれば、「○○が好き」だけでも、2~3時間かかってしまうかもしれません。
自分の原体験や、好きだと思い浮かべている対象の形とか、自分の体感覚とか・・・・・・
あるメッセージを語るときに、人は意図するしないに関わらず、かならず、削除・単純化・歪曲を行っているものです。
ミスコミュニケーションの原因がそこに存在したりするのではないかなって思います。
例えば、「自分はね・・・・・・」って、自分のことを話し始める前に、「どんなとこが好きなの?もっと聴かせて」って聴ければ、もっと分かり合えるはずなんだって思いませんか?(^^)
海の彼方とコチラを結ぶ虹にも7色のカラーがあるように、結びたい相手のカラーをよく観察して、伝えるべきことを具体的に伝えることができる国語力をUPしていきたいですね!
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