知らないことは恥じゃないよ!
知らないことを恥ずかしいと思うことってありますか?
こんな質問したら、こんなことも知らないの?って言われそうで、なかなか聞きたいことも聞けなかったり。
自分の知識レベルについて、周りにどう思われるか気になっていると、どうしてもそうなります。
知らないことって、それほど悪いことか、一度考えてみるといいすね。
知らぬは一時の恥、聞かぬは一生の恥と日本でもことわざにもあります。
知らないことは確かに一時的には恥ずかしいと思うかもしれないけれど、それをそのままにしておくほうがよくない、というもの。
よく考えてみれば、知らないことのほうが多いのが当たり前ではありませんか?
だから私たちは勉強するし、辞書もあれば専門家もいるのです。
ひとりの人間が手に出来る知識には限りがあります。
それに、何かを学べば学ぶほど、自分の無知を思い知ることだって出てくるかもしれません。
だから、知らない≒自分の能力が低い証明とは限らないのです。
もしすべての人がすべてを知っていたら、何かを学ぶ喜びも知らないことを新しく発見する喜びも、なくなってしまいます。
ときには「知りません」とちょっとだけ勇気を出して言うことは、逆に、自分にパワーを与えてくれるものです。
もしかしたら、知らないことを知る、つまり、自分が知らない、ということがわかるだけでも儲け物かも。
多くのことは、私たちは自分が知らないことさえ気づかないまま、時間が過ぎていきます。
知らない、と意識できなければ、聞くこともできないし学ぶこともできない。
でも、知らない、と一度意識できれば、そこから何をしたいのか、選択できる余地が生まれます。
だから、知らないことって、恥ずかしいと思ってみるよりもひとつのスタート地点だと思って見てみればそれほど悪いものではありません。
あなたが自分が知らないことで恥ずかしかったことはどんなことでしょう。
恥ずかしいと思ったことで、自分を低く評価してしまったり、自分が小さく感じたことはありましたか?
もしそうだったら、その必要はない、と思い直してみてください。
自分が知らない、と認められることは逆に強いもの。
勇気のあることです。
そして、知らないからそれをどうしたいと思うか、自分で決められるのです。
自分の知らないことがわかれば、ここから知ろうとするモチベーションにできるかもしれません。
勉強するきっかけになるかも。
また、知らないことを知る喜びを味わうチャンスがめぐってくるのかも。
そして、知っている人たちに聞いたりすることで新しい出会いや、何か意外な展開が待っているかも。
知らない、と認めたところから、たくさんの可能性が出てくるはす。
知らないことは恥じゃない、と思ってみましょう!
自分に対しても、周りの人たちに対してももっと寛容な目を持てるようになります。