【メモ(memo)】自分を好きになるときの落とし穴
自分を嫌いでいると、人生が良い方向に向かっていきません。
もし、あなたが自分を嫌いなら、好きになる努力をしてください。
自分を好きになることは、自分を大事にすることに直結します。
逆も同じです。
そして、好き嫌いは理屈じゃないから、理屈ぬきに好きになるように、考えてみてください。
そもそも自分が嫌い、というのも後天的にいろいろと、私たち自身が理屈をつけたものです。
何かができないから、自分が嫌い?
何かが人より劣っているから、嫌い?
自分を嫌い、という理由も、よく考えてみれば、ひとつの見方のはずです。
あばたもえくぼというように、理屈抜きで好きでいれば、どうでもよくなることも多いはず。
あなたが、本当に好きな人のことを考えてみてください。
ほかにも、家族や友人たちについて考えてみてください。
本当に好き、大事な人だと思う相手に対しては、確かに、欠点だとか、良くないところがあったとしても、だからと言って、絶対的に嫌いになるものでもありません。
一時的に、喧嘩の素になるとしても。
もちろん、大事だから、本気で怒ったり、悲しんだりすることもありますが、全体として受け入れているはずです。
それが、理屈抜きの愛情というもの。
同じように、自分に対しても、理屈抜きに好きでいたい。
これができたらとか、あれができたらとか、あれこれ条件をつけていると、いつまでも、自分が好きになれないので、この際、条件は考えないこと。
自分を好きでいたい、自分を大事にしたい、と意識してみることからはじめればいいのです。
自分が嫌いだと、自分がどうでもよくなるから、自分に対して、ひどいことをします。
たとえば、自分に対する言葉使いが良くなかったり。
私はだめだとか、人と比べては自分を卑下したり、自己批判ばかりになってしまいます。
自分がどうでもいいと、何事に対しても、サボり気味になります。
自分のためになることは、どうでもよくなってしまうのです。
やるべきとわかっていても、行動しなくなるのは典型例です。
よくない環境に身をおいたり、自分のためにならない人と付き合うのもそうです。
セルフサボタージュですね。
最たる現象でいくと、周りに対する暴力、または、犯罪や自殺行為など、本当にエスカレートしていきます。
ご存知のとおり、セルフサボタージュのときは、気分も悪くなるので、物事はあまりまわっていかず、悪循環が始まります。
思い当たる節はありませんか?
何かうまくいかないとか、自分の気持ちが何か乗らないというときは、セルフサボタージュモードになっていることが本当に多いのです。
セルフサボタージュという現象と仕組みを知らないと、まったく無意識にやっていて、自分がそうしているという自意識がないため、なかなか抜け出せません。
知っていれば、何かできるけれど、知らないことには、対策を立てようもありませんから。
どうしたら自分を好きになれるか、と考えていらっしゃる方は多いとは思いますが、「どうしたら」と考えているところに落とし穴があるのです。
自分を好きになるとは、「何かしたら」の問題ではないから、そう思っている限り、一歩が踏み出せません。
そこで行き詰ってしまいます。
もっとココロを開いてください。
自分とは一生の付き合い。
嫌いでも好きでも、絶対に離れられない唯一の人が自分自身。
逃げても嘆いても、その事実は変わりません。
なら、自分を好きになる努力を始めたほうがいいのです。
自分を好きになるのって難しい、などといわずに(言っていると、本当になってしまいます)、好きになろう!、好きでいよう!、と思ってみてください。
そして、自分に良いこと(考え方でも何かの行動でも)を取り入れてください。
自分を大事にすること、好きでいることが人生での大きな鍵ですよ。
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