どこまで伸びるかは自分次第です
「人生の目標を達成しようとする時、限界がたった一つある。それは、自分が決めた限界である。」デニス・ウェイトリー(思想家)
将来のイメージが限定され低ければ、それ以上に伸びる可能性は少ないと考えられます。
自分の中で限界をつくらないように、可能性はもっとあると考えてみてください。
可能性を自分で低く決めつけないように、視野を広げていくことがポイントになりますが、では、人間の能力って、一体どこまで伸びるものなんだろうと思いませんか?
たとえばアスリートのパフォーマンスや記録を見ると、人間が努力や経験を積むとどういうことができるのか、よくわかりますよね。
世界記録は大体はいずれ破られるものですし。
それから、スポーツでなくても、普段、もうだめだ!と思ってもけっこうだめじゃないというか、意外に生き残っているというか。
こんなことは耐えられない、私には出来そうもない、と思っても、意外に耐えられちゃったり、出来てしまったり。
歴史を見てもそうですが、大きな悲劇も災害も不景気も戦争も、人類はこれまで生き残ってきました。
思うに人間は私たちが自分で思っているよりもずっと強い生き物で、それを普段知らずに過ごしているだけではないでしょうか。
そう考えると、だめなことなんてなくなるし、自分の能力を制限するものは、結局は自分の気持ちということに。
限界だ、と思うと限界になるけれど、限界なんて考えないでいれば(考える余裕がなければ)関係なくなる、という具合。
つまり、もうだめだ!と考えることよりも、私はもっと強いはず、もっとできるはず、と思い込むようにするのが大事になってきます。
独自の可能性を追求しなければ、伸びてはいかないので、自分ならではの、伸びる可能性がどこにあるのかを考えてみるのも良いですね。
才能がないのではなく、伸ばせていないだけで潜在的な能力は誰にでもあるのだから、ろんなことを、どんなときでも、創造していける練習を普段からすることで、自分の創造力を伸ばしていきたいものです、ね。
そういえば、脳も使われているのはほんの一部だというのはかなり知られるようになりました。
スポーツを例にとってみても、誰でも最初から強い、速いわけではないはずなのです。
もちろん、持って生まれたものだとか、親の影響などあるでしょうが、その上に本人の普段のトレーニングや努力がなければ結果はついてきません。
その普段やっていることが違うから、結果が違ってくるし、そしてそこに自分の限界を置いてやるかやらないかも影響しているはずです。
スポーツに限らず、知識や仕事の能力も同じ。
周りの人でこんなに仕事のできる人っているんだと思える人でも最初から何でも出来たわけではないはず。
ストレスに強い人も、もちろん最初から強かった人も多少はいますが、訓練で強くなる人だっているし、前向きな考え方やクセも同様です。
できないとかダメだと思えばそこまでだけれどその先があると思えば、その先への道が開けます。
あなたが最近、もうだめだと思うことは何でしょう?
ホントにダメなのかしら?ともう一度考えてみてはいかがでしょう。
意外にダメじゃない、ダメだと決めたのはほかの誰でもなくて、自分自身だと思いますよ。
作家の城山三郎も「背伸びして視野を広げているうち、背が伸びてしまうこともあり得る。それが人生の面白さである。」と言っており、安心できて無難にこなせる範囲を超えて挑戦していくことで、一歩先に成長できるものです。
その微妙なラインに成長を加速させるポイントがあるのでしょう、ね。
自分の枠を少し無理かもと思う範囲まで広げてみませんか?
ここで、限界を決めてしまっている私ってダメだなぁと思うのではなくて、(そう考えるとまた落ち込みますから)限界を決められるなら、もっと上に限界を置けばいい、と考えてみましょう。
限界を決めてしまう自分が悪い、というのではなく自分で決められるなら自分でチョイスできるんだと思うことで、力が出てきます。
自分の能力を試すようなことをしてみるのも良いですね。
私自身の例を取ると、マラソンもトライアスロンもそういう意味があるかな、と思います。
限界を考えずにやってみることで、できることが実感できれば、ああやっぱりできるんだと再認識できるし、楽しいし、自信にもつながります。
あなたも、何でもいいから何か試して自分の能力の可能性を実感してください。