【探偵モーニングスクープ?】調査結果は、毎回、大雑把。けれども、いつも明るく愉快痛快がモットーの探偵事務所発。
ずらっと並んだ雑誌の中でも。
特に、目を引く、お洒落な表紙に出合った経験はありませんか?
どんなに素敵な表紙でも。
内容を知らなければ、購入するには至らないもの。
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本屋でふと気になったあの表紙。
まだまだ知らない、雑誌のトビラを開拓してみる。
新たな雑誌との出合いは、まだ見ぬ自分に気づく、きっかけにもなりそうですよね(^^)
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さて、帰宅途中、本屋さんに立ち寄って、雑誌コーナーを探索中に。
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(・・ん?
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「BRUTUS(ブルータス) 2024年 6月1日号 No.1008[一行だけで。]」BRUTUS編集部(編)
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「一行だけで。」
気になったので。
ちょっと、ペラペラめくって、立ち読み。
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(・・ん??
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今日のデイリーブルータス #641 忘れたくない一行。 勇気が湧く、大切な言葉
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くどうれいんさんの
■「忘れたくない、「自身」の一行」
「噛めるひかり啜れるひかり飲めるひかり祈りのように盛岡冷麵」
(工藤玲音『水中で口笛』収録)
に釘付け( ㅿ )ﻌﻌ⊙⊙!!
〈参考:収録短歌より〉
水中では懺悔も口笛もあぶく やまめのようにきみはふりむく
ガーベラもダリアも花と呼ぶきみがコスモスだけはコスモスと呼ぶ
杏露酒と発声すれば美しい鳥呼ぶみたい おいでシンルチュ
ハムカツをげんきに頼むハムカツをげんきに頼むわたしを頼む
無言でもいいよ、ずっと 東北に休符のような雪ふりつもる
うどん茹でる わたしを褒めるひとびとを哀れに思う夕暮れもある
またいつか狂うのかもね押し花になっていらない栞の四つ葉
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「盛岡冷麵」って。
久しぶりに目にした言葉=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
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■忘れていた新書本
「盛岡冷麺物語」(繋新書)小西正人(著)
[ 内容 ]
ご当地グルメとして注目される「盛岡冷麺」。
しかし、元々朝鮮半島の食べ物が、なぜ東北の地方都市である盛岡で変化を遂げ、そして根付き「市民食」にまでなったのか。
1993年11月から12月にかけて朝日新聞岩手版に連載されたルポルタージュに、あらたに加筆して書籍化。
不思議な経過を辿って生まれた日本と朝鮮半島の文化の融合が明らかになる。
[ 探偵モーニングスクープ? ]
誰からの依頼に基づいた訳ではなく、独自に、気になったので、複雑に入り組んだ現代社会の謎や疑問を徹底究明(っていうほどじゃないけど)。
1993年朝日新聞岩手版に連載した記事を、まとめて本にしたもの。
出版は、盛岡市にある杜稜高速印刷。
著者である小西正人氏は、その当時、名古屋テレビ報道部に勤務していたようです。
また、繋新書は、本書一冊のみ刊行。
[ 結論 ]
盛岡と冷麺という切り口から、戦後とは何だったのか、ということを考えさせられる本です。
「盛岡冷麺」という素材ゆえ、一般向けとはいえませんが、雨後の筍のように現われては消える新書の中では、じっくりと取材をし、熟成された良書だと思います(^^)
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なお、本、読んだだけで、食べたことがない「盛岡冷麺」の味は、謎のまま(^^;
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「一行」って言葉で思い出したんだけど、スティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学で話した内容に、
「コネクティング・ザ・ドッツ」
という話があります。
過去の様々な点を振り返ることで、意味のあるストーリーが見えてくる。
例えば、毎日、1行でも、何か
「書く」
ことで、自分を客観視する。
確かに、仕事で成果を上げる人は、
「メタ認知力」
を持っていますね。
メタ認知とは、
「自分が認知していることを認知すること」
であり、自分自身を、外から見ているように、自分を客観視し、自分にあるものとないものを見つけて改善につなげる。
自分の仕事や言動を、あたかも第三者から見るように俯瞰して、
「現状はこうなのか。じゃあ、どうしよう?」
と考えることができるので、気づきの数が多くなり、成長スピードも速くなるのかなって、そう思います。
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毎日、
「書く=言葉」
にすることで、自分がとった行動を、客観視できますよね。
また、その場の雰囲気を思い出せるように書けば、客観的に、その「場」を見ることにも、つながっていきます。
その結果、自分で、
「メタ認知」
と同じような状況を、作ることができるんだろうね。
これを繰り返す(振り返りの習慣を作る)ことによって、自分を客観的に見る習慣ができるから、一行でも書く習慣を継続している方は素晴らしいなって思います(^^)
「一冊の本というのは、最初の一行ができたときに、ほとんど成功したようなものだ。」ノサック(作家)
今、考えていることを、実現させるために、まず、何から、始めますか?
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