【一筆】孤独
雨の日は、憂鬱な気分。
これは、多くの人に、当てはまる気持ちではないでしょうか。
雨の街では、笑顔も笑い声も影をひそめ、ただひたすらに、晴れ上がるときを待ちます。
そんな街の雰囲気が、思い出したくない記憶を、誘うこともあります。
忘れていた、あるいは、忘れたフリをしている。
嫌な思い出を呼び起こし、憂鬱な世界へと、酔うように誘い入れる。
そんな雨の日。
人と人との距離について。
本当に、お互いを理解しているかは、わからないことなのだと思いますか?
なんて、妙な質問が浮かんできます。
深く繋がれば繋がるほど、私たちは、いつか、深く傷ついてしまうことになるかもしれない。
私たちは、制限のある世界の中で、生きてた証を探しているのに、とりかえしのつかないことがしたくなったりする、バカだから。
絡まって解けない糸の様になるまで、気づきやしない。
そして、無限の世界って言うわりには、制限だらけの世界ばかりで、永遠に生きることは、出来ない私たち。
いろんなものを、いつか、失う時が来ます。
それでも。
傷ついても。
そんな限られた世界の中でも。
どんな明日でも、ありうるのであれば。
この瞬間を大切にしたい。
繋がりたいって思う気持ちが、強くなってくるのかなって、そう感じます(^^)
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