【小品文】おひさまにオハヨウ!
おひさまは、いつもと変わりなく、私たちに朝の喜びを運んできます。
だから、今あるものを大切に、そして一瞬、一瞬を楽しんで、毎日に感謝していたいですね(^^)
だからまず、愛することからはじめよう!
一日に、ほんの少しでも、自分を、誰かを、何かを、愛することから。
では、自分を愛することを知っていますか?
あるご夫婦の取材で、現在のお互いに対する想いを質問すると、奥様は
「とても自分勝手な人だと思う。
相手の気持ちを考えようとすることがない。」
といわれたそうです。
その意見を引き受けるように、ご主人が
「そんなのは当たり前。
人間は誰でも正しく自分勝手でなければいけないと、僕は思っています。
自分がどれだけ自分を愛せるか。
しいてはそれが彼女を愛することにもなるんです」
と。
ハッとしました。
漠然と、自分勝手はいけない。
常に、人の立場にたってものごとを考えなければいけないと考えてきましたが、果してそうなのでしょうか。
誤解しないでほしいのは、ご主人がおっしゃったのは、常に、自分だけを考えるということではないのです。
そうではなくて、いつも自分を愛せるスタンスに自分を置くこと。
自分を好きだと思える状況、つまり、それは、いつも機嫌がいいということではないでしょうか。
私は、そこにある方程式を感じました。
自分自身を振り返ったとき、自分が自分を好きで機嫌のいいときには、回りのこともあまり気にならないものです。
例えば、近くにいる誰かがするちょっとしたことや、ちょっとした言葉(それが悪い印象のものでも)にも笑っていることができます。
そんな考え方をする人もいるんだなって。
おまけに、誰に対しても、おおらかな優しい態度を取れるのです。
逆に、自分を嫌いで、不満を持っていて、不機嫌なときは、誰かのちょっとした言葉に異常に反応をしたりもします。
少しの失礼な態度にも目くじらをたてて、怒って、嫌な気分にもなります。
なるほどなと思いました。
まずは、自分をいい状態に置くこと。
自分を好きになることが、側にいる誰かとの距離を優しいものにしてくれるのではないでしょうか。
例えば、毎日、お風呂の中で自分の好きな部分(他人から見たらそうは思えなくても、自分自身でそう思う部分)をひとつ考えるようにしてみることをオススメします。
それは感じのいい作業です。
人間は、誰でも正しく自分勝手でなければいけない。
自分がどれだけ自分を愛せるか。
それが回りを愛することにつながる。
今では、その言葉は、私の大切なメソッドです。
あなたは、どれだけ自分を愛せていますか?
自己嫌悪に陥りがちな人や、控えめにいつも自分を抑えている人は、自分を好きになる癖をつければいいのです。
今日から1日ひとつ。
どんなくだらないことでもいいから、自分の好きなところを思い浮かべてみてください。
きっと1週間後、1ヵ月後には、優しい気持ちになっているはずです。
そう、チカラがみなぎる♪