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上手くいっている時でもレビューしよう
物事が思い通りにならないとき、うまくいかないとき、なぜうまくいかないのか考えるクセってありますが、逆はどうでしょう。
つまり、物事がうまく運んでいるとき、どうしてうまくいっているのか、考えてみることです。
うまくいかないときは、うまくいって欲しいからどうすればうまくいくのか、どうすれば思い通りにことが運ぶのか、とっても真剣に考えるのですが、その逆、やらないこと多いですよね。
うまくいっているときって、なんでうまくいっているのか考えなくても困らないですから。
うまくいかない原因があるように、やはりうまく原因、要因も必ずあるもの。
うまくいかない原因を知るのもいいですが、うまくいくパターン、うまくいく原因も自分で知っておくのは意外に大事です。
というのは、うまくいく原因を自分で知っているからこそそのパターンをまた再現できるようになるからです。
うまくいっていることって、それほど偶然じゃありません。
もちろん、良いタイミングや運もありますが、それも自分でつかみとるものですし。
仕事でも、人間関係でも何でも、調子の良いときこそどうしてうまくいくのか、しっかり観察してみるクセをつけてみてください。
今、うまくいっていることはどんなことでしょう。
調子よく進んでいることは何ですか?
つい、うまくいかないことに目がいきますが意識してみれば、それほど悪くないし、考えれば必ずうまくいっていることってあります。
なぜうまくいってるのか、よく考えてみましょう。
自分の「うまくいっているパターン」を見つけておくと、繰り返し再現できるよう、努力もできます。
たとえば、自分の状態はどんな感じ?
自分の身体、心の健康状態、時間の余裕、気持ちの余裕。考え方や見方、知識など。
さらに、お金などはどうでしょう。
自信のレベル、モチベーションのレベル。
サポートは?
周りにいるのはどんな人でしょう。
どんな仲間がいるでしょうか。
また、自分の言葉使いはどうなっていますか?
どんな感情を持っていますか?
周りの人たちの言葉使いや感情は?
こうして見てみると、うまくいく要因というかパターンが見えてくるはずです。
パターンが見えたら、メモをとるなり何か記録して忘れないように持っていてください。
いずれまた何かうまくいかなくなったとき、このパターンをいつでも使えます。
物事をまわすには、自分の状態が大きくものを言いますから、うまくいっているときのパターンをどう作るかにフォーカスすればよいのです。
日本には反省という言葉がありますが、これはより良くしていくために使います。
うまくいかないときだけでなく、うまくいっているときも、同じようにレビューして、自分のうまくいくパターンを見つけておきましょう。