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【日常茶飯事】静かな朝に手紙を書こう(自由詩付)

柴崎まどかさん撮影

そうすれば、穏やかな気持ちで、素直な思いを綴れると思います。

そう、相手の気持ちにたって、言葉を選べる。

当たり前の話かもしれませんが、カウンセリングは、相手の気持ちになることがとても大切だそうです。

共感しながらピタリ!とくる言葉が返ってくると、人は、心が軽くなるんですよね。
 
カウンセリングでスッキリした!と言う人には、答えを教えてもらったんだ、と思う人が多い模様。

でも、実際は、答えというよりも、

「気持ちをわかってもらえた」

「感情を共有できた」

ことの方が大きかったりします。

なんだか小難しい言い方ですが、単純に言うと、

「そう、それが言いたかったよ!!」

って気持ちのときって、スッキリしません?

解決策よりもなによりも、今の気持ちを誰かわかって!ってときがありますよね。

でも、このピッタリの言葉って、やっぱり難しいんですよね。

以前、あるテレビでのこと。

子どもが試合のために、一生懸命練習して善戦したものの負けたんですね。

そのときに、ひとりは

「よくがんばった」

と声をかけ、もうひとりは

「悔しかったな」

と声をかけていました。

私も

「よくがんばったね」

と思ったのだけど、見ていると子どもは、やっぱり勝ちたかったみたいで、

「悔しかったね」

が、ピッタリくる言葉だったみたい。

「悔しかったね」

といった人は、その後に

「俺も悔しい」

といったんですよ。

あ~一緒に戦ったんだね。

だから、出てくる言葉だね~

言葉は難しくて、感情にフィットするなら、誰でもなく、一緒に戦った人だから、この言葉が効いてくるんですよね。

「がんばったね」と「悔しかったね」。

みなさんも、日常生活で活用してみませんか?

爽やかなコトバが、自然と生まれる。



(自由詩)「手紙」

手紙を

書いてみた


小さな

私の声が

聞こえた


書いている時間は

誰かを想う時間


その時間は

こころ

あたま

整える時間

にもなる


手紙を

書くことは

大切な

誰かのために

惜しまず

時間を使うこと


気持ちに

一番近い

言葉を探し

迷いながら

書き直しながら

想いをしたためる


誰かを想い

誰かのために

費やす時間は

なにより

贅沢な時間だ


その文字は

その言葉は

そっと

私の心を

包み込んでくれる


そう

雨の日に

そっと

さしのべられた

一本の傘のように


そうか

手紙って

一枚

じゃなくて

一人

なんだ


手紙には

顔を

映し出したり

会話できる

機能はない


けれど

普段は

見えにくい

本心が

言えなかった

想いが

文字を通して

じんわりと表れる


言葉に

できないものも

ちゃんと

書いてある


画面には

映らない

あなたが

見える(^^♪


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