【雑感】欠落こそが人と人との間に必要な場所
いつまでたっても欠落した箇所が有るからこそ、終わることなく、少しづつ補修し続けられる。
いつまでたっても足りない点が有るからこそ、終わることなく、確認し合いながらみつけ続けられる。
いつまでたっても駄目で居続けてくれるからこそ、終わることなく、手直しし続けられる。
お互いが、お互いに、足りていないからこそ、末永く、大切な人を大切にする事ができる。
己の弱さや動物性に向き合って、それを大切な人に素直に伝えてみる。
大切な人の弱さや動物性にも向き合い、もっと尊重してみて、それを受け止めてあげる。
健康的で。
清潔で。
道徳的な。
秩序ある社会が生み出す形容しようがない息苦しさの正体。
それは、キレイなものしか存在が許されないという空気であり。
誰もが持っている。
それぞれで異なる違い(欠落)を愛せる可能性の喪失ではないかと思う。
恥ずかしさを乗り越え。
自分の絶対に消えない気持ち悪い部分。
それを素直にみせることができる場所。
その場所を作り、大切な人と一緒に守ることが、仕合わせなんだろうね(^^)
なんというか。
駄目でもいいんだよとか。
むしろ。
駄目だからこそ、いいんだよとか。
大切なのは、それが真実かどうかということではなく。
それをどれだけ信じられるかだから。
駄目なままでいてくれないと困るんだって!
そう、大見得を切って言い合えるような世の中になればいいね。
そう想える場所に、目に見えないけど、探している大切なものがあるって感じがしませんか?
そこは、自分にとってもふさわしい居場所であり、語るにたる物語が得られる場所でもあるんだろうね。
「恒久的な欠落を愛してこその幸福だ」だよなあ^^;
amazarashi「空っぽの空に潰される」
【関連記事】
【エイプリルフール的な雑感(その1)】それをどれだけ信じられるか?
https://note.com/bax36410/n/n2f40db688d65