【日常茶飯事】大切な人の幸せをココロから願うキモチ
茶の湯で、すべての客を、一生に一度しか出会いのないものとして、悔いのないようにもてなせ、という教えが一期一会です。
私たちは、出会いの連続の中に生きています。
自分一人で生きているのではなく、たくさんの人と、
「今」
という大事な時間を共有しながら生きています。
どうすれば、出会いを、大切にすることができるのでしょうか?
そして、出会えた人と、心地良く繋がっていけるのでしょうか?
「初対面だと、上手く話ができなくて・・・」
「笑おうとすると顔が引きつってしまう」
コミュニケーションが苦手だと思っている場合って、がんばろうと、すればするほど、空回りすることがありますよね。
そこで、もっと楽にコミュニケーションをとるための、ちょこっとヒントを、お伝えします。
相手とペースを合わせる
「ペーシング」
ができてくると、会話もしやすくなり、信頼関係もアップしていきます。
仲良しの友達と話している時、ふと気がつくと、同じ姿勢や、口調で話をしている、なんてことはありませんか?
いわゆる息が合っている状態。
それを意図的に作ることで、仲良しの友達のように、楽に話せるようになるのです。
じゃあ、その
「ペーシング」って、どうすればいいの?
まずは、相手の話に相槌を打ってみよう!
「うん」
「へぇ~、そうなんだ~」
「そうだったんですね~」
自分の言葉でかまいません。
「うん」
と相槌を打つことで、自然と相手とのペースが合っていきます。
相手も、あなたが聞いてくれているんだと感じることができ、お互い話しやすくなってきますよ。
なんだ、そんなこと?
そう思う方もいるかもしれないですね。
そう、そんなこと、なんです。
相槌は、簡単にできる、
「ペーシング」
の第一歩です。
というのも、相槌を打つ時って、相手が話し終えた、息を吐ききった瞬間なのです。
実は、その瞬間こそが、一番力も抜けて、無防備な状態!
そこを狙って、相槌を打つことで、
「この人はちゃんと私の話を聞いてくれている」
「私の気持ちをわかってくれている」
と相手も思いやすくなるのです。
自分で、だーっと話すよりも、まずは、相手の話を、相槌を打ちながら、聞くことの方が多いです。
そうすると、会話が、とても楽に進むのを感じます。
話すのが苦手な人も、まずは、相槌から打ってみませんか?
「うん」
という相槌が、コミュニケーションを広げていきます。
話すのが得意な人も、まずは、相手の話を聞き、相槌を打つことで、より心地良い関係を築いていけますよ。
それから、もう一つ、あなたへのメッセージ。
人と関わっていく中で、出会いの中で、大切なのは、あなたの心が、どう感じているかということ。
出会いを大切にしたい!
その気持ちが、一つ一つの出会いに、輝きを与えていきます。
具体的には、心の中でいいですから、目の前にいる相手に向かって、こんな言葉をつぶやいてみては?
「この出会いに感謝です」
「○○さんに出会えて嬉しい!」
「今日は本当にありがとう♪」
そして、笑顔も、100%じゃなくても大丈夫!
そのままのあなたの気持ちが、自然に顔にも表れていきます。
笑顔を作ろうとがんばるのではなく、ムリをせずに、その時間を楽しんでいれば、いつもの顔より、ちょっとだけいい笑顔になっているかも。
それでいいんです。
そんなあなたの笑顔には、あなた自身と周りの人を幸せにするパワーがあります。
あなたの
「一期一会」
から、どんどんと、あったかコミュニケーションの輪が広がっていきます!
心に、感謝と笑顔を持って、相槌を打ちながら(^^)
まずは、小さな一歩を踏み出してみましょう。
今日も、あなたにたくさんの幸運が降り注ぎますように☆
そのキモチこそが幸福を運んでくる♪♪かもよ(^^)