【メモ(memo)】理屈じゃなくて
答えは自分の中にあると何度も読んだり見たり聞いたり、そして自分で実感することもありました。
あなたはこれ、実感できるくらい、本当だと思いますか?
答えが出ないとき、自分の中に答えがあるとはなかなか実感できないときのほうが多いかもしれません。
だから、答えは自分の中にあると聞いても言われてもイマイチピンと来ないという方も多いはず。
確かに、私自身も実感できるときもあれば、何かを考えたり答えが見つからないときは、「???」と感じることもあります。
だから、実感できるときもあれば、そうでないときもある。
ただ、目の前にあっても、見えてないことってときにありませんか?
何かがない、ない、と思って探しててちっとも見つからなくて。
結局ポケットの中にあったけど、そこも探したんだけどなあ。
そのときは気づかなかった、なんてことありますよね。
だから、答えも同じで、あるのに見えない、気づけない、というのもありえることかも。
結果論として、答えはやっぱり自分の中にあったんだなと後から実感できる体験は持っているとしても、迷っているときに、その結果はなかなか見えないのは、フラストレーションの素でもありますね。
あなたが最近、出したい答え、欲しい答え、探している答えは何でしょう?
答えは意外なところにある可能性があります。
意外なところにあるとするなら、自分の発想もちょっと意外なほうへ向けてみるのも手です。
よくあるのが、正しい答えがあると思ってどうすればいいかとつい正論を探してみたり、理論的に考えてみたりする。
間違っていないけど、正しい答えはひとつじゃないかもしれないし、誰かにとっての正しい答えは別な人にとっては正しくないかも。
正論は正論でも、感情的には受け入れがたいものも人生ではありますよね。
とすると、私たちの感情の中に答えは隠れている場合が多くあるのかもしれません。
感情っていうのは、別に説明できる感情でなくても、なんとなくいいとか、なんとなくイヤだというようなものだって、立派な感情。
この答え、いいかも!と思えれば、そこに糸口があります。
また、この人のやり方はいいな、生き方はいいなと思うなら、そこに答えのきっかけや、自分が大事にしたい何かの素があるのかも。
自分が答えを探したいときは、自分の感情に目を向けてみけてみてはいかがでしょうか。
感情は、居心地も悪くなるときもありますが、ときに自分の気持ちに素直になって、それに気づくというのも、大事なステップになる可能性もあります。
大事なのは、感情を否定しないで自分で認めるというか、そこにあることをヒントに、自分がどうしたいか、何が欲しい、どうなりたい、などを探ってみれば、答えはいずれ形になってきそうです。
たとえば、キャリアでも人間関係でもいいなと思うことや、ここはうまくいっていると思えるところに目を向けて、そのうまくいってることの何がいいのかに答えのヒントがありそうです。
嫌なことしか思い浮かばないときは、あえて逆から考えてみるのも手です。
イヤなことなら、本当はこうなりたい、こうしたい、これが欲しい、というように。
理屈じゃなくてもいいので、その気持ちを大事にしてみてください。
ときにはそういう理屈じゃないところに、答えのヒントが隠れていることもありますよ。
探している答え、見つかるといいですね。