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小さな気付きは大発見!
エマーソンは、「育ちのいい者、理性ある者が絶対に話題にすべきでないものが一つある。それは自分の身体のことだ。前の晩眠れても眠れなくても、頭が痛くても、坐骨神経痛があっても、らい病でも、落雷にやられても、すべての天使にかけて頼みたい、黙っていてくれ。わたしの朝を台無しにしないでくれ。」と語っています。
今を見据えることの大切さを指摘しています。
まぁ、朝から憂鬱な話題は避けた方が良いでしょうねぇ。
自分勝手な解釈による自分の体の好不調の感覚事は、心配事になるものです。
悪いことを言うと本当に悪くなるから不思議です^^;
体が元気がないと、やる気も出ないものです。
まずそんな時は、明日の事を考えるのをやめましょう。
なぜなら、来てもいない明日の事で、今、心を煩うのはナンセンスです。
「明日は明日の風が吹き 今日は今日の風が吹く」なんて言いますが、いま吹いている今日の風を大切にする事です。
今日と言う日は二度と来ません。
だから、今日を大切にしないともったいないですよね?
まだ明日が来るまでに、たっぷり時間があります。
そんな感じで過ごすことができたのなら、今日は今日の太陽が照り、今日は今日の風が吹いていると感じられると思います。
過去に依って立つのが今だとしても、過去に縛られる必要はありません。
今に目を向けると捉えても良いと思います。
生きられるのは今しかない、という現実は十分わかっているつもりでも、戒め続けなければその認識は楽な方へとズレていってしまうのかも知れないので注意が必要です。
過去は過去として、黙って今を見据え続けたい!
ただ、今に目を向けると言っても、派手で、画期的で、楽で、大きなことだけに目が行ってしまっていませんか?
小さなことを確実にできた上で、大きな事を大胆にやっていこう。
始めから大きな事を運任せでやるよりも、勝算の持てるやり方をしていこう。
無謀なやり方と大胆なやり方の違いを意識しておこう。
ソクラテスは、「少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。」と言っています。
小さなことを確実にできた上で、大きな事を大胆にやっていこうという意味です。
始めから大きな事を運任せでやるよりも、勝算の持てるやり方をしていきたいものですよね!
「少量をうまくやる」という考え方は少し敷衍するとプログラムを作る時にも当てはまると思われます。
1つのプログラムには1つの機能だけを割り当てます。
そうすれば、他の用途でも同じプログラムを流用できるようになるからです。
何かの目的を達成するためのアイデアを1つ思いついたら、その目的を達成するためだけのものに終わらせずに、他にも使い道がないかを1分だけ考えてみることが有効だと思います。
考える際は、その目的を達成することというのは、要するに誰のために何をすることなのかを解きほぐすようにすることです。
あるスポーツの経験が別のスポーツにも活かせるように、すべては見えない何かを核につながっているという感覚を想像してみるといいかもしれません、ね(^^)
1分以上考えてもつながりが見えなければ、いったん諦める。
本来の目的さえ果たせればとりあえずはOKなのだから・・・・・・
そう、日々、工夫!ですね(^^)