【80~00年代の洋楽で振り返る】いつもそばに音楽がある毎日を♪(Vol.008)
Candle In The Wind 1997//Elton John
親しかったダイアナ妃の葬儀のために歌詞を書き直したこの曲は、もともと、マリリンモンローのことを歌ったもので、最高傑作とされているアルバム"Good-bye Yellow Brick Road" (1973)に収録されています。
ダイアナ元皇太子妃に向けて詞がリメイクされ、それが"Candle in the Wind 1997"としてリリースされ、ギネスブックにも認定されている、世界で最高の売り上げ枚数に到達したシングルになったのです。
3,300万枚売れたそうですね。
その収益金は、Diana, Princess of Wales Memorial Fundに寄付されているとか。
PRINCESS DIANAは、英国の薔薇でしたね(^^♪
華やかで淋しくて、純粋な人だったと思います。
Don't Go Breaking My Heart//Elton John, Kiki Dee
世の中にデュエット曲は数多くありますが、かったるいものが多い中で、この邦題「恋のデュエット」は軽快な歌。
心がウキウキするような名曲&名唱です。
とくにストリングスのアレンジがよくて、イントロから煽られてグイグイ引っ張っていかれます。
Kiki Deeのノリもよくて、Elton Johnとのデュオもカッコよかったですね(^^♪
I Guess That's Why They Call It The Blues//Elton John
怒涛の70年代を過ごしたエルトン、一時期低迷したものの、作詞Barnie Taupinとのコンビを復活させて安定期を迎えます。
そんな83年に発表されて大ヒット、今でもライブに欠かせない曲として愛されているのが、この曲であり、Stevie Wonderがハーモニカを印象的に吹いていたことでも話題になりました。
長い長いスランプを真の意味で脱したのがこの曲だといっていいと思います。
邦題はちょっとあれですが、歌詞もメロディも素晴らしい人気曲です。
簡単に言うと、事情があって離れ離れになってしまう恋人(PVでは兵役に就く若者という設定でした)、男は彼女に、「そんなに長い時間じゃないよ、すぐまた二人で一緒になれるから忘れないで」、と慰めるのですが、この描写が味わい深い作品ですね(^^♪
The One//Elton John
ドラッグや、お酒などの過度な依存症から立ち直った後の最初のアルバムである『The One』からの曲。
数々の苦難を乗り越えたElton Johnの歌には、「大切な人」の存在が見え隠れしていて「僕に必要なのはたった一人、君なんだ」と歌っています。
今までのElton Johnでは歌えなかった曲、この時のElton Johnだから歌えた曲、そんな感じがする楽曲ですね(^^♪