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【日常茶飯事】遠くにいるあの人へモーニングメール

伊藤公一さん撮影

人は、それぞれ、これまで歩んできた道の地図を持っています。

そして、その道を歩くのに必要だったメガネをかけています。

同じ道を歩いてきたように思えても、やっぱり少しずつ、違う。

地図の書き込みやメガネの度数が違うように。

それは、発する言葉、受け取る言葉からもわかること。

そういうつもりで言ったんじゃないのに。

「えっ!? そういう意味だったの??」

なぁんていうこと、ありますよね。

わかってるつもりだったのに、

「つもり」

なだけだった。

ちゃんと伝わったと思っていたのに、まるで違って伝わっていた。

自分だけでなく、お互いにそういうことがあります。

みんなそれぞれ、慣れ親しんだ自分の地図に合わせてみようとするからなんです。

つまり、人は思いたいように思うし、考えたいように考えるという習性があるということなんですね。

だから、自分の考え、気持ちをちゃんと伝えたかったら、相手が受け取りやすい形にして伝えてあげるのがポイントなんです。

一旦、相手の言葉で翻訳されてしまった言葉は、出版された本のようなものです。

後から、いくら誤訳だと訂正版を出しても、なかなか訂正されないものです。

しかも、知らない間に、相手に増刷されてしまうかもしれません。

だとしたら?

伝えているその場で、しっかり確認すること!

相手の記憶に、誤訳のまま定着してしまう前に、間違いを訂正してしまいましょう。

契約書にサインする前には、何度もしっかり確認しますよね。

資料を印刷する前には、プレビューで確認しますよね。

それと同じことなんですね。

自分の言葉に、責任をもてるのは、言った瞬間の自分だけ。

受け取ってもらいたかったら、受け取ってもらえるような形で渡すこと。

ちょっとした気遣いで、お互い、いい気分になれるんです。

試してみませんか?

おはようの一言に

“大切だよ”

という想いをこめる♪

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