【不思議なちから】ひとを想う(令和版百人一首 恋の巻【他の部】参加作品)
歩行者bさんと一緒に参加させて頂いた三羽烏さん主催【秋の部】に続いて、最後となる【他の部】にも参加させて頂きますね(^^)
三羽烏さん、企画の運営、ご苦労様です。
それでは、宜しく、お願い致します。
■参加作品
「ひと想う 命(めい)が与えし 不思議(ワンダー)な心即理(り) 想い育む その先に君」
■想いやエピソード
誰にとっても、出会いは、特別です。
想いを込め、願いを託す。
人が人を想う。
例えば、見返りを前提としない気持ち。
そんな想いに、どうしたら応えられるだろうと。
決して重荷に感じることはなくて。
今はまだ。
しっかり応えられなくてもいい。
それは、命にあたえられた不思議なちからなのだから。
想いの先にあなたがいる。
ただ、そのことに気づくだけでいい。
きっとそこから、想いが育ちはじめる。
■参考資料
「Wonder」は「Alice in Wonderland」(不思議の国のアリス)でも使用されている「不思議」を意味する代表的な名詞です。
辞書には次のように紹介されています。
<wonderの意味>
感嘆すべき[驚くべき]こと[もの]◆美しいものや新奇なものに用いられることが多い
引用:
「Wonder」は、驚きや疑問、感動、興奮を表す単語です。
また、疑問や不確かなことを表現する際にもよく使われます。
王陽明の説いた陽明学の理念。
精選版 日本国語大辞典
こい【恋】
〘 名詞 〙 ( 動詞「こう(恋)」の連用形の名詞化 )
① 人、土地、植物、季節などを思い慕うこと。めでいつくしむこと。
[初出の実例]「明日香河川淀去らず立つ霧の思ひ過ぐべき孤悲(コヒ)にあらなくに」(出典:万葉集(8C後)三・三二五)
「をさなき程に恋やすらむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)
② 異性(時には同性)に特別の愛情を感じて思い慕うこと。恋すること。恋愛。恋慕。
[初出の実例]「既に故(ふる)き恋の積れる疹(やまひ)を釈(と)き」(出典:常陸風土記(717‐724頃)香島)
「我が恋はまきの下葉にもる時雨ぬるとも袖の色に出でめや〈後鳥羽院〉」(出典:新古今和歌集(1205)恋一・一〇二九)
「まつ宵はふけ行鐘をかなしび、あふ夜は別のとりをうらむ、恋ほどの重荷あらじ、あらくるしや」(出典:歌謡・閑吟集(1518))
( 1 )上代では、①のように、対象に幅があったが、中古以降は、②のように、もっぱら恋愛の感情を表わすようになった。
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