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【Discography】NHK「ゆうがたクインテット」からtrafalgar「あさがたアンサンブル」/モーツァルト:セレナード

子どもから大人まで楽しめるパペットによるクラシック音楽バラエティー。

人間と人形の掛け合いによるトークと音楽ショーで構成。

クラシックから唱歌、民謡まで幅広く取り上げていて、

■ポーランド民謡:クラリネット・ポルカ

明るく楽しいクラリネットの雰囲気を最もよく写し出したポーランド民謡です。

ぴったり2オクターブの音域を、上がったり下がったり、クラリネットが本当に楽しそうに跳び回ります。

ヨーデルで歌ったレコードが世界的なヒットとなりました。

クラリネットだけでなく、フルートやオーボエにも編曲して演奏されています。

■日本古謡:さくら さくら

日本古謡と表記される場合が多いのですが、実際は幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもので、作者不明です。

もともと「咲いた桜」という歌詞がついていました。

その優美なメロディから明治以降、歌として一般に広まり、現在の歌詞が付けられたものです。

13小節目以降の違いで3通り有ります。

このベスト盤に載っていない楽曲も紹介してみるので、

NHK ゆうがたクインテット オススメ ベストセレクション66曲

聞き流しで良しでもOk♬、音の重なりを味わってみて~(^^♪

モーツァルト:セレナード第8番「ノットゥルノ」第1楽章

モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」第3楽章

モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」第5楽章

モーツァルト:セレナード第10番「グラン・パルティータ」第7楽章

セレナードという言葉は日本語では「小夜曲」と訳されていました。

もとは夕方あるいは夜に恋人の居る家の窓の下で歌う歌のことだったのです。

それが発展して夕方にとか戸外でとか下から上の人に捧げるとかの意味を持つ各種の曲を表すようになりました。

ですから曲の形式よりもどう言うときに演奏するのかとか、どういう方法で演奏するのかとかの方が大事になるのです。

声楽でなく器楽曲としてのセレナードは17世紀の終わり頃から18世紀にかけてヨーロッパことにオーストリアを中心としてさかんに作られました。 

セレナードは三楽章から十楽章くらいまでのたくさんの楽章のある曲で、ディヴェルティメントもそうなんですが、奏者の入場退場のための行進曲つきの音楽で、メヌエットの楽章があることもディヴェルティメントに似ています。

名称でモーツァルトの場合、ノットゥルノとかナハト・ムジークとかカッサシオーンとか呼ばれる曲はすべてセレナードと同じあつかいで用いられていました。

セレナードで目的のあった曲、どういうときに演奏されたかというのがはっきりしている曲のひとつに、「フィナール・ムジーク」というのがあります。

フィナールは最終のという意味ですが、サルツブルグ(ザルツブルグではサルツブルグと発音します)大学の「修了式」のときに演奏された音楽です。

楽器編成の規模はかなり大きなものになっています。

各パートもディヴェルティメントのように一人で受け持つのではなく、複数の奏者によって演奏される形態となっています。

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