【漫文】大変なことが多い人。略して、大人という(@@)
[ 出典 ]
安田生命保険の広告コピー(1997年)by佐藤康生(コピーライター)
そんなコピーのように大人には、事実、色々と大変なことが多いですよねぇ(^^;
ここ1、2年前の状況を振り返ってみると。
仕事は超多忙。
休みだって取り難い。
責任は増える。
企業のヒトを取り巻く環境は驚くほど変わり。
ビジネス環境の変化にアジャスト(再現性のある力を求められ)できる必要があり。
自分の中で「意味づけ」を調整(自立/自律)できる事が必要だったりと。
なんだか、仕事は、どんどん大変になる(^^;
ストレスの波状攻撃で防戦一方だった日々(>_<)
落ち着ける時間なんてありゃしない(^^;
あっと言う間に一日が終わり。
気づけば一週間が過ぎ去り。
ふと振り返ると季節が変わっていることもあったり(@@)
何のために生きているんだっけ?
学生時代に戻りたいか?
いや、子供時代に戻りたいかなと、そんな気分になる時だってある。
でも、本当にそうだろうか?
大人って、そんなに大変なだけなんだろうか?
外部環境のせいだと言ってしまう人と、内省できる人の境目。
どんなに悪い環境を与えられたとしても。
その他の条件設定を見直す事で、自分の理想とする環境を生み出せるかどうかがポイント。
例えば、ある研究結果では、人間の脳は、実際には、同時に複数のタスクを処理するのに向いていないことが示されていた。
「Meyer has said that even brief mental blocks created by shifting between tasks can cost as much as 40 percent of someone’s productive time.(マイヤーは、タスクの切り替えによって生じる短時間のメンタルブロックが、人の生産時間の40%にも及ぶと述べています。)」引用:American Psychological Association, March 20, 2006. Multitasking: Switching costs
どんなに膨大なマルチタスクであろうとも。
効率化のキモは、複数の直列シングルタスク。
そうであれば、従来の並列的に処理するマルチタスクではなく。
更に、複数の直列シングルタスクでもなく。
それらを直線上に、全て配置できる様に、アイゼンハワーマトリックスを活用してみる。
そんな試行錯誤の結果、マルチタスクは、シングルタスクと実質同義となっていく。
従来のマルチタスクで諦めずに、ちゃんと最後までやれる人は、たぶん、いつか必ず明るい日の出を迎えられると思う。
そう、視点を変えて、実行に移せれば、未来は明るい。
これこそが成長という、人間が為せる最高の魔法であり、大人の特権かも(^^)
まっ、灰燼に帰したり、木っ端微塵に失敗することもあるけど(^^;
考えてみれば、大人である以上、すべての選択は、自分に委ねられていて。
今の状況は、誰に何かを強制されたわけではないんだよね。
育った環境や外部環境によっては、多少なりとも強制はあったかもしれないけど。
すべて自分で選択した結果であるとも言えなくもない。
だから、今、この瞬間からでも、何かしらの選択をしなおすことだって、できると思いませんか?
例えば、ビジネスで使用される考え方である「Will-Can-Must」を活用して、自分の考えなどを整理してみる。
・Will:自分は何をやりたいのか?
・Can:自分には何ができるのか?(スキル)
・Must:会社からの期待にどう応えるのか?
Will-Can-Mustを活用すると、Will・ Can・ Mustにおける3つの側面から、自分の考えが整理され、自分を判断できるため、必然的に自分を見つめることになります。
そう視点を変えてみると、自由がそこにあって、本来、大人ってそういうものなんだろうね。
自分の人生を自分で選びとって行くことは、心の声に従って変化することであり、挑戦すること。
これに尽きます。
そう言えば、本居宣長は、「情」という文字を、「こころ」と読ませ、絶えず揺れ動くものと規定していたしね。
だから「ころころ」から「こころ」という和語が造られたそうです。
自身を窮屈にする記憶や固定観念に練り上げられた二次感情を生み出す無意識(脳機能)のクセを知っておくことから、たぶん、本当の自由は始まるのだろうね。
ちなみに自由とは、すべての現象は「自」らに「由」来するが、本来の意味だし。
誰かの力に依存しなければ生きていけない子供ではないのだから、自由がゆえの責任を全うしないと。
そう考えると、大人はええんとちゃうかって。(いきなり大阪弁風)
そう思いませんか?
そう、若い世代に向けて、胸をはって言える大人になりたいものですね(^^)
【参考記事】
「迷ったら困難な道を選べ」の意味は、挑戦しない人間には一生わからない
https://kaz-journal.com/archives/581
僕らが立ち向かうべき困難とは、「誰もやったことがない偉業」ではなく、「本当はこうしたいのに」という心の声が発する課題をクリアするチャレンジだと思うんです。
困難に挑む=「心の声を聞き、考え、行動すること」
上がりたいなら、心の声に従おう。自分に嘘をついてはいけない。
困難な道に見えても、結果的に自分がその先に求めているものがあるなら、安定にこだわらずにやってしまえばいい。少なくとも、誰かに言われる前に。
自分で選んでやるから、意味があるんです。何もかも。
【BGM】
NakamuraEmi「大人の言うことを聞け」
GLIM SPANKY「大人になったら」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?