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小さいことに右往左往したら
絵本作家である小泉吉宏さんは、「じたばたしたり苦しんだりした時は、実はチャンスなんだ。自分になにが起きているかをしっかり観察すると見えてくるものがあるみたいだ。」と言っていました、ね。
冷静さを失ってしまうと、見えるはずのものも見えなくなってしまうから、今、いま自分がどんな状況にいるのか、冷静に客観的になって考えてみて、ピンチの裏には必ずチャンスがあるのだから、冷静に見つめなおしてみたいけど、なかなか、そんなに上手く行かないのが現実・・・・・・
でも、後から考えると、それほど大問題ではなかったのになんであのときあんなにジタバタしたんだろう?という経験は誰にでもありますね。
自分の視野や考えの箱から抜け出せずに、その狭いところでひとりで悶々としてしまうのでしょうか。
ひとつは、渦中にいるときは、箱の中ばかり見て、周りや物事がよく見えないから。
箱の中だと、相対的に小さいことが大きく見えますよね。
でも、時間が経てば、自分が成長して見方が変化することも。落ち着いて考えれば、見方もまた変わります。
小さいことに右往左往しないためにはいったい何をどうすれば、どう考えたらいいでしょう。
一番は、根気。
とくに、自分に対しての根気。
失敗の最大の原因は、往々にして、粘りが足りないことだから、右往左往している自分にイライラしないだけの根気を持つこと。
これ、渦中にいるときは大変なチャレンジかもしれません。
結果がすぐ欲しいときも、根気を持つのは大変。
元々の見込みがあまければ、少しやっただけで、すぐにあきらめてしまうことになります。
簡単に時間をかけずに何かを達成できると、最初から考えないようにしてみることも大切ですね。
根気強く時間をかけてやるつもりで、最初から覚悟しておく!
でも、自分の精神衛生上、自分への根気(patience to yourself)がどうしても必要になってくると私はいつも思います。
とくに、物事が思うように動かないとき。
答えがなかなかでないとき。
自分にイライラするとき。
根気、根気、根気・・・・・・と意識して繰り返して思い出してください。
ここで、無理に根気で押さえ込もうとすると逆効果もあるので気をつけて。
練習としては、紙に今持っている感情を書き出してみるのもいいですよ。
たとえば自分が今なぜイライラしているのか、どんな感情があるのか。
どんな目的を持ってその感情を持ち続けるのか、など。
感情は考えているだけだと見えにくいけれど文字にしてみると整理しやすくなります。
必要であれば、壊してもいいものを壊してもいいかも。
紙なら破いても害になりません。
それから、自分を責めすぎないこと。
自分を必要以上に責めても、あまりプラスの効果は得られず、逆にマイナスの効果のほうが大きい。
マイナスの効果を生んでいることを無意識に選んでいるとしたら、自虐行為。
もしかしたら自分バッシングをすることで満足したりしていないか、チェックもしたいものです。
何かあれば、一時的には右往左往することもある。
自分だけじゃくて、みんな一緒です。
自分だけ特別にダメだとかデキナイんじゃなくて、どの人もそれぞれの課題や悩みを持って、自分なりに解決しようとしている、と思ってみてはどうでしょう。
だから、私も私なりに答えを出せばいいんだと思って肩の力を抜いて。
いずれは物事は回っていくものです。
それぞれ違う歩んできた足跡・・・・・・
答えがないから人生は面白いのだから・・・・・・
それを信じるためにも自分への根気を持って、自分を責めすぎないようにしてくださいね。