
【制作秘話:消えてくモノ】上辺の友情なんていらない。
こんちーー☀︎
立て続けやが
今日は文章書きたい日やねん。
あるよな、そういう日。
また裏話や。すまん。
今回はこの曲「消えてくモノ」。
この曲が出来たきっかけのことについて話す。
少々話が繋がる風なんだが、これは
【制作秘話:Liar】
の話に登場した
主人公的な女の子「りんごちゃん」と私のはなし。
当時わたしはガールズバーでバイトしてて
そこでお店以外でも仲良くしてたのが
りんごちゃんって名前の大学生の女の子だった。
この、りんごちゃん
口癖が
「夢見させてあげてるんだから」
だったくらいには
普通じゃなかった。
そんな普通の心と考えをしていない
りんごちゃんが
わたしは好きだった。
今のわたしが出会えば
絶対に関わらないタイプの人間だけど
当時の田舎モン丸出しの世間知らずのわたしは
取り敢えずりんごちゃんが好きだった。
だから、お店でも
お店が終わってからも
一緒にいた。
お店が終われば
近くのファミレスに朝ごはんを食べに行った。
休日に予定があえば
買い物に行ったり
ご飯に行ったりした。
りんごちゃんは
おしゃべり上手で
頭の回転が速くて
ブログを書いたり本を読んだり
それこそ、このnoteなんかもしていて
思い付いたらすぐ行動、
いつも色んなことをしていて、
楽しそうで
わたしも楽しかった。
広島から上京して
誰も友達が居ない街で出来た
初めての友達。
そう、思っていた。
りんごちゃんとのsnsでの繋がりは
TwitterとLINEだった。
わたしとりんごちゃんは
同じ頃に
バイトしていたそこのガールズバーを辞めた。
辞めてからも暫くは
遊んだり話したりしてた。
けどある日、
Twitterのフォローが
外された。
それだけのこと
本当に、たったそれだけのことだったけど
わたしにとっては
すごくショックな出来事だった。
りんごちゃんにとって
わたしはもう要らないんだ
そう感じていた。
だから
わたしもりんごちゃんのTwitterの
フォローを外した。
なんだか、今までの日々ぜんぶ
色褪せていく気がした。
楽しかった時間があったことは
変わらないのに
すべてが変わってしまったような
やるせない感覚に襲われた。
そうして
この歌を書いた。
りんごちゃんの好きなモノは
いつだって消えて失くなるモノ。
【制作秘話:Liar】を見た人には分かるが
りんごちゃんは凄い狂った女なのだ。
触れると火傷する。
そういう女。
人の好きなモノを
気付いたときには吸い取って
気付いた時には
消えてしまう。
なら、さようならだ。
わたしには
りんごちゃんが必要ない。
何故なら
りんごちゃんにとって
わたしは必要のないモノだから。
そんな思いの歌だ。
よく、恋愛の歌だと思われるこの曲は
女同士の上辺の友情を歌ったものだ。
"あなたが居なくても笑えるの"
この歌の少し長い伴奏の後に来る
最後のこの歌詞は
わたしの最大限の
りんごちゃんへの皮肉だ。
長い間考えたわたしの
せめてもの皮肉。
そして事実。
snsでの繋がりって
簡単だなあ。
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