春が、嫌い。
私は春を好きになれない。
みんな浮き足立ってるし、
なんか、そこら中が春の陽気に包まれていて。
そんな街を歩くだけでも結構体力を消耗したりする。
そう思っていた矢先、体にかゆみが出た。
春だけではなく季節の変わり目がてんでダメなので、まぁいつものことかぁ〜ぐらいにしか思ってなかったが、
今回は結構しっかり、がっつり目に、
蕁麻疹として体に出てしまった。
蕁麻疹になるほどひどいかゆみを伴う皮膚の発疹が出るのはあまりないので
ちょっと面食らってしまった。
*
冒頭の繰り返しになってしまうけど、
本当に春を好きになれない。
花粉は飛ぶし、黄砂も飛ぶし、三寒四温で気温差が激しいから体温調節ができないし、街行く人はみんな春の陽気に当てられたみたいな感じだし、新学期は始まるわ慣れない環境でまた1からスタートしないといけないわで
本当に、苦手だ。
前に、どなたかのnoteで春が苦手だという話を読んで、少し安心した記憶がある。
春が苦手なのは自分だけじゃないんだと思うだけでも結構気が楽になるものだ。
だからこのnoteも春が苦手な、なんなら嫌いな、そんな人に届いて、
少しでも心が軽くなれば良いなと思っている。
大学が始まって、周りはゼミやら早めの就活やらでバタバタするんだろうなぁ。
サークルも主に活動できるのは今年までだし、なんか、終わりを感じる1年になりそうだ。
そんな1年の始まりをサクラの花が告げてくるのが、やはりこたえる。
この前橋の上から川沿いに咲いている桜を見た時に、苦しくなってしまった。
「またこの季節がやってきてしまった」と、そんな気持ちでいっぱいになってしまった。
その日は連日の寒さが和らぎ、春の陽差しを感じる1日だったのだが、
それもまたしんどかった。
「春が、春がすぐそこまできてしまっている。もう逃げられない」
そんな感じ。
明日から大学が始まるのできっとこんなセンチメンタルな気持ちになってるんだろうが。
*
もうちょっと季節に対して寛容な人間に生まれたかったなぁ〜