副収入を求めて株をやってみた時の話
先日、元ZOZO社長の前澤さんが、株式投資で44億円を溶かした、というニュースを見て、株をやっていた頃のことをふと思い出した。
私が株を始めたキッカケは、バスのツアー旅行で前の座席に座ったおじさん二人組が、ずーーっと株の話をしていたのを半ば強制的に聞かされてしまった。せっかくの旅行なのに、私の頭に残ったのは、
「株で数万儲けた」、「あの銘柄は今買っておけば数ヶ月後に爆上げする」
こんな言葉です。
もう旅行のことより、気になって仕方がない。
とりあえず、よく分からないけど、急いで銘柄名はガラケーのメール下書きにしたためた。
旅行から戻ると、撮った写真の整理もせず、真っ先にネット証券会社のアカウント作成した。そして、軽くどんなものかググったら、あとは実践あるのみ。
アホだ
大した知識もないのに、楽観視して大事な虎の子抱えて突撃。その時は、絶対儲かる、という謎の自信に満ちあふれていたわけだが、今にして思うとなんの根拠もなかったし、そもそもバスでたまたま乗り合わせたただのおっさんの話を真に受けてしまっただけだった。
でも、バスで話を聞いてた時は、ビビっときた。。このおっさん達はもしかしたら、凄い投資家で、儲かったお金で旅行に来ているんだ。そんな凄い投資家のお忍び旅行にたまたま居合わせて秘密の情報を知ってしまった。これは運命だと。
今、思い出しても、ちょっとどうかしていたと思う。
まぁ、そんな状態で始めたのですから、どうなったかは容易に想像つくね。
結果は惨敗
虎の子はあっという間に没収された。
ただ、私、慎重なタイプなので、現物のみで小さく始めたため、ダメージは微小。
生活費をつぎ込んでたら預金ほとんど無くなってたと思いますし、信用取引なんてやってたら詰んでた。
失敗の方が圧倒的に多かった。私の株の失敗談でもしていこうと思う。これから株を始めるという方にその怖さを伝えたい。
・株投資は、余ったお金でやるべき(生活費は絶対に使わない)
・信用取引は、慣れるまで絶対にやるべきではない
・サラリーマンならインカムゲインが基本
・株は買う時より売る時の方が難しい
・仕手筋に惑わされると終わる
・素人投資家は、株式市場というサバンナで狩られる対象の養分
これは私の体験談。株で儲けている方はたくさんいる。私が絶望的に株に向いていなかっただけの話かもしれない。
気が向いたら、いろいろ書いていこうと思う。ではでは~