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私が経験した別居、離婚、面会交流調停、そして人生再建への道

はじめまして、私は現在35歳のエンジニア(男性)です。幼少期には海外で暮らしたこともあり、アイデンティティの確立に苦労してきましたそんな私も結婚を経て子どもを授かり、一時は幸せな家庭を築いたはずでしたところが、度重なる夫婦間のすれ違いから2022年に別居し、最終的には離婚することに その後は約20回にもわたる面会交流調停を申し立てましたが、いまだに子どもと会えていない状態が続いています

この記事では、私が経験した壮絶な家庭不和、別居、離婚、そして新たな出会いまで、赤裸々に綴ります私の経験が、今苦しんでいる誰かの希望となることを願っています
是非、自己紹介もご覧ください👇

仕事と家庭のバランス:葛藤の日々

仕事に没頭するあまり、家庭を顧みることができず、妻から「子供に愛情がないのか?」と責められるようになりました。疲労困憊の私には、子供と遊ぶよりも休む方が優先順位が高くなってしまい、その言葉が妻を深く傷つけてしまったのです 当時、元妻と話合いをして子供が大きくなったときに少しでも色んな習い事をさせてあげたいと思い、NISAで将来の教育費用に困らないように毎月20万円を貯金と投資にあてていましたこのために私は本業と副業が佳境となり、始発から終電まで働き、土日も仕事に追われる日々を送っていましたその結果、妻とのスキンシップは減り、半年間はセックスレスに陥り、スマホのパスコードを変更されるなど、妻の行動にも変化が現れ始めました

妻の生活を支えた献身

元妻は派遣事務職を転々としており、子供の妊娠とともに会社から退職するように言われました。追加で直近で実施した社内セミナーの費用も請求されるほど酷い会社でした
私は元妻が正しい待遇を受けられるように労働基準局やNPO法人、先方の人事部との交渉に立ち会うなど、妻の待遇改善にも尽力しました
その結果、育休の取得と復帰後の配属も約束してもらうことができました
これは弁護士を交えず忙しい仕事の合間をぬって書面を書き、各方面へ連絡し、会社に内容証明で送るなど全て私がやりました
そんな元妻も元職場に嫌気が差し、育休中にスキルを身につけて転職を目指していました。私は、元妻が勉強時間を確保できるよう、家政婦を雇い、食洗機を購入するなど、様々な配慮をしてきましたまた、
朝食やお風呂、保育園の送り迎え、お風呂に入れる、日曜に家族で出かけるなど、忙しい中でも日曜日は子供と近くの公園で遊んだり、動物園やテーマパークにも連れて行き、元妻が夢に向かって勉強に専念できるようにできるだけ配慮していました
いまでも子供が元気に公園で遊んでいる動画を見ると心が苦しくなることがあります
毎朝一緒に食卓を囲み、子どもが「パパー!!」と駆け寄ってくれる瞬間、日曜日の公園やテーマパークでの思い出 これらのかけがえのない時間こそが、どんなに苦しくても生きる力となっています
当時の私の心は疲弊して絶望の中だったのでかけがえのない瞬間を幸せだと感じられなくなってしまっていました

精神的な限界と別居の決断

元妻の転職が決まった日の夜に「離婚してほしい」と言われました
頭の中は混乱し、その日は眠ることもできず、翌日始発で会社に行ったことを今でも覚えています
その後、話し合いを重ねても、妻の気持ちは変わらず、私は精神的に追い詰められていきました。頭痛、下痢、不眠などの症状が現れ、うつ病を発症し、家に帰ることが耐えられず、会社近くのホテルで寝泊まりする日々そして、私は別居を決断しました

離婚へのカウントダウン:妻の決意と私の苦悩

妻の決意は固く、どんなに話し合っても、愛情は戻らないとのことでした妻は「子供が物心つく前に離婚したい」、「離婚後はもう会わせるつもりはない」とまで言い切りました
母親も交えて話をしても「新しい人生を歩みたい」と言われました
このときに元妻は新しい男がいたのかもしれません

貯金の枯渇と弁護士への依頼

2022年から始まった別居生活は、精神的な苦悩と経済的な重圧が同時に襲ってきました毎月14万円の婚姻費用を払い続ける現実は、将来への恐怖と絶望を深めるものでした
もし離婚調停になっていたら、毎月14万円の婚姻費用を延々と払い続け、さらに調停員が和解を目指すために何年も引き延ばされるという事態になりかねなかったと考えるとゾッとします

別居後に月80万円の散財と心の限界

別居直後、私は精神的なダメージがあまりに大きく、現実逃避のようにデリヘルやキャバクラへ月80万円近くも散財してしまった時期があります
誰かに寄り添ってほしいと願いながらも、本当の意味で心を開けず、孤独を紛らわせるための行動でした

離婚調停回避:弁護士の尽力と協議離婚の成立

私は離婚届を出して口約束の養育費の取り決めで良いと思っていました
しかし、親の知り合いの弁護士(元裁判官)に相談したときに「離婚協議書もなく、離婚すると後で相手の言い分が全て通りフルボッコにされる」と言われました
私はその場で弁護士の方に代理人になっていただきました
その後のやりとりでは妻は弁護士のバックアッププランを使って、協議離婚で少しでも多くのお金を取ろうと画策していました
しかし、私の弁護士が粘り強く交渉してくれたおかげで、離婚調停を回避することができました
別の記事で詳細を書きたいと思いますが、別居してから離婚が成立するまでは相手と子供の婚姻費用を払い続けなければなりません
私の場合は月14万円でしたが、元妻がもし無職だとしたら婚姻費用はさらに跳ね上がります
これは日本の法制度の問題で婚姻費用、養育費は裁判所が公開している算定表に基づいて算出されるものだからです

養育費・婚姻費用算定表
https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/H30shihou_houkoku/index.html

裁判所での屈辱的な経験

数ヶ月にも及ぶ弁護士と元妻のやりとりが終わり無事に終わったと思った矢先に子供と会わせてもらえなくなりました
横浜家庭裁判所へ面会交流調停と保全の手続きを行いました。しかし、女性の調査官と裁判官に保全はあっさりと1回で棄却されました
保全の時に子供の生年月日を聞かれたり、通っている保育園を聞かれたが私は子供と毎週遊び、保育園に送り迎えをしていたので難なく答えました
それでも裁判官から言われたのは「保全が必要な状況ではないので取り下げされたらどうですか?」という冷たい回答でした
このときに保全が認めらていたら、すぐに子供と会えて、その後の面会交流調停もなく、すぐに子供との思い出を積み重ねることができたと思うと悔しさしかありません

その後も20回以上にわたって面会交流調停のために横浜家庭裁判所と東京家庭裁判所に足を運びましたが、いまだに子どもと会えていません日本の司法制度では、親権を取られた側の父親•母親が子どもに会うためのハードルがとても高いのが現実です

別記事で詳細に書きたいと思います

男としての成長と真の幸せを求めて:恋愛コンサルとセラピー

別居後、精神的に限界を感じていた私は「このままではダメだ」と一念発起し、恋愛コンサルに申し込みました最初は「モテたい」「女性に困らないようになりたい」という軽い動機でしたが、コンサルとセラピーを通じて思わぬ学びがありました
いま思えば元妻への復讐心と寂しさから出てきたネガティブな行動だったと思います
ただ、行動したことによって明るく笑って離婚の話をできる今があります
他人を変えるより、自分を変えるほうがはるかに近道です

コールドリーディングやマウンティングは手法

恋愛コンサル界隈では、コールドリーディングマウンティングなどのテクニックを使って女性との距離を縮めることも学びました
確かに短期的には成果が出るものの、自分を見つめなおし、離婚・調停をトラウマとして隠すのではなく向き合って笑って話せるくらいに乗り越える必要があります

セラピーでの自己理解

恋愛コンサルを受けつつ一方で、1年続けたセラピーを通じて、「自分が寂しがり屋で、元妻とのコミュニケーションを深める努力をしてこなかった」ことを客観的に認識することができました
自己理解を深めるにつれ、「本当の意味での恋愛はテクニックではなく、相手を心から思いやること」だと学びました

結果として、コンサルやセラピーの間に100人以上の女性とお付き合いお持ち帰りを経験するという荒療治のような時期もありましたが、最終的に行き着いた答えは「心の底から相手を愛し、相手の幸せのために全てを差し出す」というシンプルなものだったのです


新たな出会い 20代の彼女との幸せな日々

現在、私は新しい20代の彼女と、クリスマスや誕生日を祝い、幸せな日々を送っています彼女には子供がいること、元妻と調停で争っていることも全て明かしています
いまは新しい20代の彼女ができ、誕生日やクリスマスなど、二人で素敵な時間を過ごしていますもちろん、喧嘩をすることもありますが、「別れてもいいから、彼女を幸せにしたい」と思えるようになったのは、セラピーや恋愛コンサルを通じて「本当の愛」を学んだからだと思っています
彼女には子どもがいること元妻との調停が続いていることもすべて打ち明けています
自分の弱さや失敗を隠さず話すことで、初めて相手との深い繋がりを感じられるようになりました
あの頃の「散財して誰とも笑い合えない」自分からは考えられないほど、いまは充実した日々を送っています

いま離婚・調停に悩まされている方へ

日本の法制度では圧倒的に男性は不利です
早急に弁護士に相談してください

真面目に仕事をしている人ほど親権は取れず、婚姻費用も多く取られ、離婚が成立しても子供と会わせてもらえないのに高額な養育費だけ払わなければなりません
これは日本の法制度の大きな問題だと思います
また離婚ビジネスとしてサービスを提供している弁護士もいるのが実情です

某弁護士事務所の料金表

経験上、女性弁護士は避けた方が良いと思います
離婚専門の弁護士か若くて熱意のある弁護士に依頼される方が良いかと思います
私も1回目の調停を担当してくれた弁護士は熟練の離婚弁護士でしたが、途中から親身に寄り添ってくれなくなりました
2回目は若く熱意のある弁護士にお願いし、いまも子供と会わせてくれるため、自分の生活を守るために養育費の高額な請求に最善を尽くして戦ってくれています
弁護士もビジネスであるがために、割りに合わない仕事からは手を引きたがります
よりスムーズに離婚や面会交流、養育費の調停が進む方に力を入れて新規顧客を獲得する方が得だからです

絶望から希望へ

私の経験を通して伝えたいことは、

  • 子供と会えない苦しみは、言葉では表せないほど辛い

  • しかし、絶望の淵からでも、必ず立ち上がれる

  • 絶望の現在に浸るのではなく、明るい未来に向かっていくには行動して過去に傷ついて一歩一歩行動していく以外に道はない

  • 心の底から相手を愛し、相手の幸せのために全てを差し出す

離婚は人生の終わりではなく、人生再建のチャンス

私自身は、離婚と同時に多くの問題を抱え込むことになりましたが、一方で新しい恋愛、自己成長のきっかけも得ました。もし同じような状況にいる方がいたら、どうか孤立せず、一歩ずつでも前に進む道を探してみてください
どうか諦めないでくださいあなたを必要としている人が必ずいます
実際に離婚後に子供と会えなくなった現実に絶望して自殺を選んだ人もいます
同じ苦しみを抱えていたからこそ、少しでも早く希望の未来に向かっていってほしいのです

あなたの人生が、希望に満ちたものになりますように

いままさに絶望の中にいる方は note のコメント欄でも X でリプライでも構いません
同じ苦しみを抱えていたからこそ、少しでも早く希望の未来に向かっていってほしいのです
一人では絶対に抜け出せません
この記事があなたの心に少しでも響き、前向きな一歩を踏み出す助けになれば幸いです

※本記事は筆者の実体験をもとにした情報提供であり、法的アドバイスをするものではありません具体的な問題解決にあたっては、必ず弁護士や専門家にご相談ください

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