病気のこと
私は病名をあまり書きたくない。
1番は身内にブログやアカウントがバレるリスクを最大限に減らしたいから。
もう一つは、同じ病名の患者同士で繋がる事が果たして良い結果をもたらすのか?むしろ傷つくだけのような気がするという不安から。
昔、母はネットで私の病気について調べまくり色んな人と繋がり情報共有して沢山の情報を得ていた。とてもありがたい事だ。そこで色んな療法と巡り合った。
本当に色んな治療を受けてきた。
東京の病院にもわざわざ行ったし、良いと聞けば他県の病院にも連れて行ってもらって色んな診察を受けた。普通の医療では治らないので、代替医療やなんだか怪しそうな物まで(笑)
それでも治る事は無かった。
昔よりは良くなってるかも知れない。
今は近くの内科で睡眠薬を貰うくらいで、病院には通ってない。元々は車で1時間くらいかかるその病気専門の病院に行っていた。
私の病気は、あまり知られていないのか分からないけど良く誤解を受ける。してきた療法に否定的な見解を示される事も多々ある。
当時は誰も糖質制限なんて知らなくて、マッサージに行った所のおばさんに、ちゃんとご飯は三食食べないと!そんな事してるから病気が治らないんだと言われて、耐えきれず具合が悪くなったと言って店を出て泣きながら帰った事もあった。
普通の病院で、自分についてどんな風に説明していいのか良く分からない。
この前は産婦人科に行ったけど、私の薬に対する慎重な姿勢のせいか、凄く不愉快な対応をされた。
大学のカウンセラーの先生に単位免除の申請の書類を頼んだ時も、鬱ならだせるけどと言われて鬱病として申請した。
悲しかった。私はこんなに辛いのに、その辺のお医者さんカウンセラーさんには話しが通じない。大学のカウンセラーの先生には私の病気を全然理解して貰えなかった。
それでもわざわざ通ってた専門の病院は、数箇所行ったけどとても素晴らしい先生達に出会えたと思うし私が今生きる糧となってる。
随分と話しがそれてしまった。
なんでこんなことを書いてるかというと、病名で検索した時になんだか不快な記事を見たからだ。
私の病気は原因が不明で、出てくる症状も人によってまちまちだ。同じ括りに入っていても全く違う原因だったりする事もあると思う。
同じ病気の括りで繋がってしまうと、同じ物だと思ってる分だけお互いの境遇や症状なんかを比べてしまって辛くならないだろうか?そんな事を考えたりする。
大々的にこの病気です、と公言してしまうとなんだか動きが取りづらくなる気もするのだ。
私よりずっと重い症状の人もいっぱいいて、その中で括られるのは多分ブログも書きにくくなる。
辛いだけでは繋がりたくない。
病気で病んでてあきらめる訳でも無くて、本音を書きながら、それでも毎日の幸せに目を向けたいきたい。好きな事を好きなだけする私でいたいんだ。
誰かの治ったの言葉に一喜一憂したくないという自分もいる。治ったという言葉を見れば知りたいと思うけど、知ってなんだか違うようだと思う事も多いから。
今日はなんだか暗い気持ちだったので暗い文章になってしまった。読んでる人に申し訳ない。
元気な日もあれば、暗い日もある、体の治し方は未だ不明だ。それでも毎日楽しく生きる工夫なら出来るはずだと思う。
工夫ってとても大事だと思う。
今日は長くなったけどこの辺で終わり。