ジョーカー:ラスト・ラフ ネタバレあり感想・あらすじ解説
バットマン翻訳コミックの感想第18回は『ジョーカー:ラスト・ラフ』です。
概要
タイトルにもある通りジョーカーがメインのコミックです。
原作は2001年~2002年に発行されていて時系列的には前回まで感想・解説をしていた『バットマン:ノーマンズ・ランド』の後になります。
内容としては脳腫瘍により余命いくばくもないことを知ったジョーカーが世界中を道連れにする為にDCコミックスのヴィラン達をジョーカー化させて世界中を混乱させるというもので、本作はメインキャラクターのジョーカーとナイトウィングとオラクルのエピソードを翻訳したものになっています。
本作に収録はされていませんが多くのヒーローがジョーカー化したヴィラン達と戦ったエピソードもあります。
バットマンの宿敵であるジョーカーが死ぬとなるとバットマンのシリーズとしてもかなり重要なエピソードになりそうですが果たして・・・
また、表紙がバットマンとジョーカーなのでバットマンとジョーカーの対決が見れるかと思われますが実際はバットマンはほとんど登場せず、ジョーカーと直接対決もしません。
この点は各サイトのレビューで表紙詐欺とか結構言われています。
本作のメインのヒーローはナイトウィングとオラクルになります。
正確にはシャイロ・ノーマンとダイナ・ベルという2人組のエピソードも並行して進んでいきます。
本作の特徴としてはとにかく多くのヴィランが登場します。
しかし正直マイナーなヴィランがほとんどで、逆に知名度のあるヴィランはあまり出てきません。
さらにそれらのヴィランがジョーカー化して見た目がジョーカーっぽくなっているので付属の解説書が無ければ誰が誰だかよくわからないという状況です。
内容としてはシリアスな面もありますがジョーカー化したヴィランの描写はコメディというか昔のアメコミ感が強い印象です。
アメコミ初心者というよりはある程度アメコミを読んでいてジョーカーやナイトウィング、オラクル等をより深く読みたい、キャラクターが好きという人向けだと思います。
特にオラクルであり、かつてジョーカーに撃たれて下半身不随となったバーバラ・ゴードンとジョーカーにかつて弟分のジェイソン・トッドを殺されているナイトウィングである初代ロビン、ディック・グレイソンのジョーカーに対する心情などはよく描かれていると思います。
これまでの出来事として以下の翻訳コミックを読んでおくとより楽しめると思います。
バットマン:キリングジョーク
こちらの感想・解説はこちら
バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー
こちらの感想・解説はこちら
『バットマン:ノーマンズ・ランド』も読むとより楽しめると思いますが長いし高いので・・・
あらすじ
本作では『ノーマンズ・ランド』以降の出来事として以下の内容があります。(翻訳はされてないので詳細は不明です)
・ナイトウィング(ディック・グレイソン)とオラクル(バーバラ・ゴードン)が交際している。
・ゴッサム市警本部長のジェームズ・ゴードンは銃で撃たれて重傷を負い、引退している。(ゴードンは本作には登場しない)
・3代目バットガール(カサンドラ・ケイン)は言葉を話せなかったが話せるようになっている。
・ハーレイ・クインはジョーカーと別れて元カレ扱いしている。
・レックス・ルーサーはアメリカ合衆国大統領になっている。
ジョーカーはゴッサムシティの沖合の孤島にあるメタヒューマン専門のスライブサイド刑務所に収監されており、医者から脳に腫瘍があり余命いくばくもないことを告げられます。
本作は余命が短いことを知ったジョーカーが刑務所内のヴィラン達囚人をジョーカー化させ、世界中を道づれにするために脱獄を企てるところから始まります。
登場人物(ネタバレ有り)
ジョーカー
正体不明のサイコパスの凶悪犯でバットマン最大のライバル。
脳に腫瘍が出来ており、余命が短いことを知り世界中を道連れにしようとスラブサイド刑務所のヴィラン達をジョーカー化させて世界中を混乱させる。
オラクル(バーバラ・ゴードン)
ジェームズ・ゴードンの娘でバットガールとして活動していたがジョーカーに撃たれて下半身不随となり、それからはオラクルとしてバットファミリーやジャスティス・リーグをサポートしている。
ナイトウィングであるディックとは交際している。
ジョーカーの危険性から日常的に監視をしていたがディックとのデート中にジョーカーが事件を起こした為、深い後悔をして事件を止める為にバットファミリーをサポートする。
ナイトウィング(ディック・グレイソン)
バットマンのサイドキックであるロビンの初代であり今はナイトウィングとして活動をしている。
ジョーカーとは何度も戦っており、2代目ロビンであるジェイソン・トッドをジョーカーに殺されたこともあり強く憎んでいるがバットマンの信念に従い殺人はしないと誓っている。
オラクルであるバーバラとは交際している。
事件を止める為にジョーカーを追う。
バットマン(ブルース・ウェイン)
コウモリのコスチュームを纏いゴッサムシティを守護しているダークナイト。正体はかつて犯罪者に両親を殺された大富豪のブルース・ウェイン。
シリーズの主人公だが本作ではわき役に近い扱い。
ジョーカーの起こした事件を止める為に奔走する。
ロビン(ティム・ドレイク)
バットマンのサイドキックでティムは3代目のロビン。
ジョーカー化したヴィラン達を止める為にアーカム・アサイラムに乗り込むが恨みを持つキラークロックに捕まってしまい、ティムの安否が終盤の展開の鍵となる。
ブラックキャナリー(ダイナ・ランス)
超音波で戦うヒーローでバットマン達の味方。
ダイナは2代目のブラックキャナリー。
ブルービートルと共にスラブサイド刑務所の暴動を止める為に乗りこむ。
ブルービートル(テッド・コード)
テッドは2代目のブルービートルでダイナと共に行動をする。
本作では飛行船で待っていただけで特に活躍しないがバットマン達を飛行船に回収して共に脱出をする。
バットガール(カサンドラ・ケイン)
暗殺家の娘でカサンドラは3代目バットガール。
『ノーマンズ・ランド』の時にバットガールとなりバットファミリーに加わった。
当時は言葉を話せなかったが本作では話せるようになっている。(代償として戦闘能力は低下しているとのこと)
スポイラーからは「おしゃべり娘」と呼ばれているから結構しゃべる模様。
オラクルの指示でスポイラーと共にハーレイ・クインを助けにいく。
スポイラー(ステファニー・ブラウン)
クルーマスターというヴィランの娘だが本人はスポイラーという自警団員として活動しているバットファミリーの味方。
ティム・ドレイクとは恋人関係。
オラクルの指示でバットガールと共にハーレイ・クインを助けにいく。
パワーガール(カレン・カーラ・スター)
並行世界のスーパーマンの従姉妹だけあって強い。
ハーレイ・クインとバットガール達を助けるために駆けつける。
ハントレス(ヘレナ・ベルティネリ)
ゴッサムシティで活動している自警団員。
『ノーマンズ・ランド』ではバットファミリーやオラクルとはあまり良い関係ではなかったが本作ではオラクルの指示に従いロビンを助けに行くなど味方寄り。
アズラエル(ジャン・ポール・バレー)
聖デュマ騎士団の戦士でバットファミリーの仲間。
ナイトウィングと共に行動するが活躍シーンはない。
『ノーマンズ・ランド』からコスチュームが変わっている。
スーパーマン
フラッシュ
グリーンランタン
マーシャン・マンハンター
プラスチックマン
ヒーローチームであるジャスティス・リーグのメンバー達。
本作では途中まで宇宙にいるためほとんど活躍しない。
レックス・ルーサー
スーパーマンの宿敵のヴィランで超天才。
メトロポリスの大企業レックス・コープの社長だったが本作の少し前にアメリカ合衆国の大統領になっていた。
大統領の立場としてジョーカーの起こす事件の収拾を図る。
ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル)
元々はアーカム・アサイラムの精神科医だったが担当したジョーカーに心酔してヴィランとなった。
現在はジョーカーとは別れて元カレとして扱っている。
ジョーカー化したヴィランに誘拐されてジョーカーの子を産まされそうになると思いオラクルに助けを求める。
マンバット(ロバート・カークランド・ラングストローム)
コウモリ人間に変身するヴィラン。
化学・生物学の専門家でジョーカー化の解毒薬の作成を行う。
ベントリロクイスト&スカーフェイス
凶悪な人格を人形に宿らせている腹話術師のヴィラン。
ジョーカー化してアーカム・アサイラムでハントレスを待ち受ける。
キラークロック(ウェイロン・ジョーンズ)
生まれつきワニのような見た目をしているヴィラン。
怪力や鋭い歯と爪を持ち凶暴な性格。
ジョーカー化して『ノーマンズ・ランド』の時のロビンに対する恨みを晴らそうとする。(詳しくは『バットマン:ノーマンズ・ランド 3巻』のエピソード『リザードキング/グランド街の決戦』参照)
マルチマン(ダンカン・プランブル)
不死身の肉体で死んで生き返るたびに新しい超能力に目覚めるヴィラン。
上記の能力の為にジョーカーやシャイロ達に自分たちに都合の良い能力に目覚めてもらう為に何度も何度も殺されるかわいそうな奴。
シャイロ・ノーマン
ダイナ・ベル
シャイロは半神存在ミスター・ミラクルの弟子でスラブサイド刑務所の警備主任。
ダイナはアメリカ合衆国のメタ・ヒューマン対策部門の捜査官。
本作ではブラックマス(ブラックマスクではない)という重力使いのヴィランの作った異次元に飲まれたスラブサイド刑務所からの脱出がこの二人をメインにしてジョーカー化の事件と並行して描かれる。
解説・感想(ネタバレ注意)
第1章 狂気の胎動
物語は本作のメインキャラクターであり恋人関係であるディック・グレイソン(ナイトウィング)とバーバラ・ゴードン(オラクル)のデートシーンから始まります。
オラクルとしてヒーロー達の参謀を務めるバーバラはデート中でも休んでいるひまは無いという感じです。
食後の車の中でもバーバラの不安は消えず、元凶はジョーカーの存在でありバーバラはジョーカーは殺すべき、ジョーカーは死ねばいいという考えでした。
それは自身が撃たれた復讐や恨みよりもこれ以上の犠牲を出さないという理由からでした。
一方でジョーカーが収監されていたスラブサイド刑務所では脳腫瘍により余命わずかと知ったジョーカーが周囲を道連れにするために刑務所内で暴動を起こします。
暴動を止める為にメタヒューマン対策のメタ遺伝子抑制ガスが流されますがそれにジョーカーは細工済みでガスを吸った刑務所内のヴィラン達はジョーカー化するのでした。
ジョーカー化したヴィランは肌が白く、髪が緑で見た目がジョーカーっぽくなり笑顔になります。
物語の展開上とはいえ都合の良すぎるガスです。ここらへんはちょっと昔のアメコミのノリとして受け入れましょう。
ディックと共に帰宅したバーバラは監視していたジョーカーのモニターの警告音を聞いて刑務所の惨状を知り、バットマンが孤島の刑務所を見るシーンで第1章は終わります。
ここのバットマンが本作で一番目立っていてかっこいいシーンです。
これ以降はわき役です。
第2章 脅迫観念
バーバラは事件が自身の休息で目を放した隙に起こったことに後悔をします。
バットマンとナイトウィングは刑務所に侵入しますがヴィランに阻まれジョーカーは脱獄し、先に潜入していたブラックキャナリーを助けてブラックマスによって異次元に飲まれていく刑務所から脱出するのでした。
バットマン達はブラックキャナリーからジョーカーが脳腫瘍で余命わずかであることを伝えられ、より危険な存在になったことを知るのでした。
途中ナイトウィングが敵ヴィランの能力で幻覚を見せられてその中にバットマイトというバットマンをマスコットキャラにしたような幻想の産物の存在も登場します。
第3章 狂気の極限
テレポート能力をもったヴィランにイースター島に連れて行ってもらったジョーカーはモアイ像にジョーカー風のペイントをします。
まあまあライン超えのいたずらです。
ホワイトハウスではアメリカ合衆国大統領となったレックス・ルーサーが事件の状況を整理していました。
会議の場には『バットマン:ノーマンズ・ランド』にも登場していた側近のマーシーやスーサイド・スクワッドの指揮官のアマンダ・ウォラーもいます。
事件を聞きつけてバットガールとスポイラーがクロックタワーのオラクルに会いにきていたところにジョーカー化したヴィラン達に襲われていたハーレイ・クインから救援要請の連絡がきます。
オラクルはバットガールとスポイラーを向かわせますがヴィラン達の方が強くピンチになります。
そこにオラクルの連絡したパワーガールが現れてハーレイ達を助けるのでした。
助けられたハーレイは強制的にマンバットであるラングストローム博士と共にジョーカー化の解毒薬の作成を手伝わされます。
元精神科医のハーレイが化学研究の力になるのかと思いますが薬の効果効能等に詳しいということなのでしょう。
本来敵であるマンバットやハーレイ・クインのようなヴィランがこのように味方側として手を組む展開は好きです。
オラクルは今回の犠牲者達はジョーカーを生かしておいた自分たちの責任だと言い、『ノーマンズ・ランド』の『エンドゲーム』の事件の時に父ゴードンがジョーカーを殺さなかったことにも言及します。
オラクルはジョーカーを殺すべきと言いますがナイトウィングは殺人を否定します。
しかしオラクルの心にはジョーカーへの深い憎しみがあり、涙を流すのでした。
正直ジョーカーが生きていることによる被害は甚大であり、バットマン達の不殺主義によるものであることは事実なのでオラクルの言い分はかなりまっとうだったりします。
それでも信念を貫くバットマンだからこその魅力もあるのですけどね。
第4章 どこでもない場所
ジョーカー化したヴィラン達は世界中で暴動を起こし、軍やジャスティス・リーグのヒーロー達はそれらを抑える為に戦っていました。
ブラックキャナリーはジョーカーを診断した医者を訪ねて詳しい診断結果を聞きに来ますが家の中は荒れていて医者は酒浸りでした。
実は医者はジョーカーを黙らせるために騙そうとしたとのことです。
な、なんだってー!!!
つまりこの医者のジョークのせいで世界中で大暴動が起きてしまったというわけです。
なんてこった・・・
第5章 狂気の世界
ハントレスはオラクルの指示でアーカム・アサイラムに行くとジョーカー化したベントリロクイストが待ち構えていましたがラングストロームとハーレイの完成させた解毒剤を打ちジョーカー化を解きます。
『ノーマンズ・ランド』では険悪な関係だったオラクルとハントレスですが和解したようで良かったです。
ハントレスはアーカム・アサイラムに潜入して連絡が途絶えたロビンを助けに来たのでした。
ロビンはヴィラン達に捕まっていましたが『ノーマンズ・ランド』の時の恨みがあるキラークロックに連れていかれてしまいます。
バットマン達ジャスティス・リーグはジョーカーを追い、イースター島に来ますがすでにジョーカーは居ませんでした。
そこにはジョーカーのTODOリスト(やるべきことリスト)のメモがあり、以下のような内容もありました。
・ゴードンに電話してサラの様子を尋ねる(サラはジョーカーが殺した)
・ハーレイと結婚する ハーレイを殺す
・ハーレイに俺の子を産ませる
・レックスを殺す
・おせっかいなロイス・レーンを殺す。スーピー(スーパーマンのこと)キレそう(ロイス・レーンはスーパーマンの恋人)
などど悪趣味な内容が連ねられており、最後には以下の内容が書かれていました。
ここでタイトル回収です。
ジョーカーはゴッサム大聖堂でバットマンを待つのでした。
ハントレスはキラークロックを追い、地下水路で戦いますが水路の底にロビンのコスチュームの一部と骨が沈んでいるのを見ます。
ハントレスはキラークロックを倒しますがロビンがキラークロックに殺されたと思い涙するのでした。
ハントレスとロビンはあまり絡みはないと思いますがまだ少年と言える年のロビンの死を悲しむところにハントレスの性格が出ていますね。
果たしてロビンは死んでしまったのでしょうか・・・
第6章 ジョーカーは二度笑う
ロビンの死の報せはジョーカー、オラクル、ナイトウィング達にも伝わります。
ナイトウィングは2代目ロビンであるジェイソン・トッドの時と同じく何も出来ずにジョーカーを発端に悲劇が繰り返されたことに強く憤るのでした。
憎しむに飲まれたナイトウィングはジョーカーの命を奪おうとしますが今回は逆にオラクルに殺人は間違っていると止められるのでした。
しかしナイトウィングはブラックキャナリーのバイクを奪い、単身でジョーカーの待つゴッサム大聖堂に向かい、ナイトウィングとジョーカーは対峙します。
ジョーカーはナイトウィングにロビンの死を煽り、さらにジェイソンの死まで口にしたことでナイトウィングはジョーカーに暴行を加え続けます。
そこに詳細は不明ですが死んだふりをして実は生きていたロビンが登場し、ナイトウィングを制止しますがすでにジョーカーは過剰な暴行により死んでいました。
ジョーカーは駆けつけたバットマンにより蘇生をしましたがナイトウィングは怒りに身を任せてジョーカーを殺してしまったことを深く後悔します。
ジョーカーが捕まり事件は収まりましたがナイトウィングは心に罪を背負い、オラクルはジョーカーの監視データを削除していきました。
こうして『ジョーカー:ラスト・ラフ』のエピソードは終わりです。
事件は止めたものの、ナイトウィングとオラクルの心に深い傷と影を残すような後味の悪い終わり方でした。
解説書によると作者の最初の構想は実際にジョーカーが死んで別のキャラクターが2代目ジョーカーになるという内容でしたが編集部から却下され本作のような形になったとか。
かくしてジョーカーは死なず、ナイトウィングやオラクル達バットファミリーは今後もジョーカーに苦しめられるのでしょう。
ジョーカーの厄介さがよく分かるエピソードでした。
あんまり出番ないしジョーカー化してたりしますけどハーレイ、マンバット、ベントリロクイスト、キラークロック等多数のヴィランが見れるのは面白かったですしバットファミリーも当時のメンバーがほぼ全員出ていたのではないでしょうか。
バットマンの出番の少なさは残念ですがたまにはこんな作品も良いでしょう。
まとめ
余命短い(と思い込んでた)ジョーカーの起こす事件にバットファミリーとヴィラン達、そして世界中が振り回される本作。
ジョーカーが好きならおすすめです。
バットマンだけが好きならあまりおすすめは出来ないかもです。
しかしバットファミリーの古参メンバーであるディック・グレイソンとバーバラ・ゴードの心情が深堀りがされているのは良いため、バットマンの世界観をよりよく知りたいという方には良いと思います。
というわけで『ジョーカー:ラスト・ラフ』でした!
読んで頂きましてありがとうございました!
次回の感想・解説もまた読んで頂けると嬉しいです!