自治会を辞めた理由

一戸建てを購入して5年目で役員の番が回ってきたので渋々参加。

私自身、勤めがいつも土日休みでないこと、参加できる時に参加する前提で「副会長」に手を挙げた。
副会長は2人いるので片方が居なくてもどうにかなることをあらかじめ確認済み。
会長は毎月の自治会定例会に加えて地区連合の定例会も毎月出席しなくてはならない。
手を挙げた理由はくじ引きで変な役について面倒になることを避けること、すなわちくじ引きで面倒な会長になる可能性も十分あるため。
あと上の職にとりあえずついていればこの自治会がどんな組織なのか活動状況なのかがわかり、退任後も肩書きが「元副会長」と使えるため関係機関へ出向く際に使える。

まず私の活動としては全体の半分しか出向きませんでした。

4〜6月の定例会参加でなんとなく「暗く、古臭い自治会」で「近所付き合いもない、ただ年会費を情けで払っている自治会」という印象でした。

コロナ騒ぎがある程度落ち着き、マスクの脱着も個人の判断になってからの夏祭りの開催の議案が上がり、結果中止になり安堵。

休みを取ってまで夏祭りはやりたくないし、昨今の熱中症などによる体調不良や準備におけるあらゆる負担、何と言っても「子ども会」がないのに
やる意味がない。
飲食物に関してもあらかじめ各班長が一件ずつ訪問して食券を売り歩くというもの。
その時点で魅力のない祭りであることが伺える。

現代にあった自治会活動のスリム化を提案したが「現状を変えたくない」反対意見ばかりで現代に反している。

例えば班編成を再編して役員数を半減すれば選出サイクルの延長が図られる。

自治会費も振り込みにすれば班長が一件ずつ回る手間が省ける件も、「年寄りが多いから作業が難しい」や「未納が増える」などと却下。

夏祭りが中止になったので自治会費もコロナ騒ぎで特に残高が増えており
会員の交流促進を目的に日帰りバス旅行も8割型準備して提案したが
役員全員に反対された。

結果この自治会は現代にあったカタチに変われない「老舗自治会」で近所付き合いがろくにないわりには伝統を妙に重んじる、新たな意見は突っぱねる理由を一生懸命考えるむしろ「変われない」組織であることがわかった。

任期の後半は体調不良や休みが取れないなどとあらゆる理由をつけて欠席し、
任期をもって自治会を退会した。

退会したデメリットは全くなく、
メリットは一例として
どうでもいい回覧板が来なくなったので回す必要がなくなった。
公園の清掃活動の参加が必要なくなった。
役員の選出がなくなった。
なんと言っても無駄な自治会費を払わなくて良くなった。

今、本当に必要な情報は行政の広報誌やHPなどにUPされていること、
困り事や改善点は各所へ問い合わせれば事足りること。


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