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「ベイトマンニュース」アラン島への旅⑥

米津玄師のおかげ(?)で、車酔いからすっかり回復した私と家族は、元気に島のてっぺんにあるお城へと向かいます。
ここはロックランザ城という朽ちかけた小さなお城。まぁ朽ちかけた、と言っても実は「朽ちてしまったお城を再現した」もので、見た目には床も天井もない遺跡なんですが、入っても危険ではありません。
朽ちかけたお城は海と山の景色と共にずっとそこにあり、人々はそこに立ち寄ったり、ただ眺めたりしながら時を過ごしてきました。 
私はこういう、誰もがふらっと立ち寄ってただ「感じる」ことができる場所が好きです。入場料もなし、説明もなし。ただ昔からそこにあるだけ。

朽ちかけたロックランザ城。誰もがふらっと立ち寄れます。

スコットランドにはこういう「場所」があちこちにあります。そこには必ずベンチがあって、人々がただそこで時間を過ごすことができるんですね。

なんでもない場所にもベンチがあり、ただそこで時間を過ごせるのが素敵。

行く時は車酔いで景色が全く見れなかったんですが、帰りは山、海、巨石、滝、と盛りだくさんの自然を堪能しました。

小さな島なのに、こんな大迫力な山景色が現れる。
道端にいきなり現れた巨石。

そしてもちろんゴルフコースにも行きましたよ。
今日はコリーゴルフコースという、9ホールのゴルフ場です。ここは昨日のコースとは違って、壮大な山の景色の中にあります。たった9ホールしかないコースなんですが、かなりの急斜面で大変でした。
このコースは景色は最高なんですが、コースのレイアウトが入り組んでいて、どこからボールが飛んでくるかわからず、ちょっと危ないなぁ、と思いました。

山の景色のコリーゴルフコース

帰りに島にいくつかあるレストランでご馳走を食べて、本日は終了です。

続く

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