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「ベイトマンニュース」アラン島への旅④シスキンゴルフコース

とにかく壮大な自然の上で、大興奮の3番、4番ホールを終えると、今度は200ヤードを超える長いパー3です。
右側はずっと海。そしてグリーンの向こう側も海です。向かい風の中私はドライバーで挑むけど、全然全く届きません。笑。
6番は長めのパー4。今度は右側がずっと海です。
フェアウェイはリンクス独特のコブコブ。グリーンは盆地の一番下にあります。
そして7番。ティーに立つと、目の前にかなりの高さの岩山がそびえています。えっ?ここ、超えるの?
もちろんグリーンは見えず、岩山の向こう側がどんな風になっているかもわからず…。
岩山の隣にテコのようなサインがあり、ティーショットを終えてグリーンに向かうときにこのテコを下げて行きます。そう、このテコが下がっている時は、次の人はプレーしたらあかん、ということです。

これがテコ。これを下げてからグリーンに向かいます。

こういう何が起こるか予測できない、面白いコースでゴルフをする時に、息子がいるのといないのとでは、ずいぶん楽しさが違ってきます。
私の夫はとにかく自分のゴルフに集中するタイプで、特にこういう初めてのコースでプレーする時には、自分のゴルフに集中しすぎて周りで何が起こっていようと気付きもしないんですよ。
私が大きく空振りしようと、私のボールが岩山のど真ん中に突き刺さろうと、気付いてもくれない。
ゆるりとしている息子は、そういう時に一緒になって笑ったり、びっくりしたりしてくれるので、楽しさが倍増します。笑。

息子はめっちゃ上手に打ったんですが、なんとグリーンの後ろに川が流れていて、水ポチャ。夫はグリーンの左手前にあった木の中。私は岩山をなんとか超えたあとにボールが見つからず、と、この7番ホールは全滅でした。
8番ホールへと向かう途中にまたテコのサインがあり、それを下げると地下で連動している7番ホール側にあるテコサインが上がる、という賢い手作りのシステムにほっこりします。

8番ホールは崖越えのパー4。でも距離が短いので気持ちを落ち着けてきちんと打てれば難しくはないです。(まぁその「気を落ち着けて」というのが最も難しい事なんですけどね。笑。)
9番は唯一のパー5。真っ直ぐで大丈夫そうだな、と思っていたら、なんと途中に川があり、グリーンは川を超えてグッと上った先にありました。もちろん私は水ポチャしました。そういうところは正確で困る。笑。
10番は上った先の崖から、下前方にあるグリーンに向かって打ちます。距離は150ヤードと、それほど長くはないんですが、崖の下はずっと木々モリモリで、そこに入っちゃうとロストボールです。
こういうホールは頑張って打とうとすればするほどミスが出て、ボールが木々の中に消えていきます。私の打ったボールも見事に崖底に消えていきました。泣。

11番はグリーンが盆地の底にあり、これまた想像して打つ、見えないショットです。
そして最後12番はテニスコートが左側にあり、クラブハウスがグリーンの向こう側にあるので、冷や冷やしながら打つことになります。

以上がシスキンゴルフコースのざっとした説明です。
いやぁ、ほんまに楽しかったです。ええゴルフができたか?と聞かれたら、スコアとしてはそんなに良くもなかったけど、ほんまに心から楽しかった。
大きな自然の中に「ある」ゴルフコース。堪能しました。

10番ホールのティー。海と広いビーチを背に。
振り返るとこんな景色が飛び込んできます。

その後はこれから3日間お世話になる民泊にチェックインして休憩です。朝早くから動きっぱなしで流石に疲れました。

続く

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