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「ベイトマンニュース」アラン島への旅⑧ヘレンズバラゴルフコース

早起きして朝一番のフェリーで本土に帰ります。
今回の旅はお天気が良くて、ほんまにラッキーでした。

バイバイアラン島。楽しかった。

帰りに息子が2シーズン働いていた「ロックローモンドゴルフクラブ」に寄って、お世話になった皆さんにご挨拶することにします。
ここはほんまにすごい所なんですよ。一般人は入ることすらできません。会員になるには莫大なお金がかかり、桁違いの大金持ちの人々がゴルフを楽しむコースです。私たちが行った時にも、めっちゃカッコいいヘリコプターで空からやって来た会員さんが、サクッとヘリコプターを停めてゴルフをしてましたねぇ。こんな所で普通の家庭で育った息子が働いていたんやなぁ、と思うとびっくりです。

さすがに大堂の一般人である私たちはロックローモンドでゴルフはさせてもらえないので、その近くの「ヘレンズバラゴルフコース」に立ち寄ってゴルフをすることにします。(はい。やっぱり今日もゴルフをします。笑。)
ヘレンズバラゴルフコースは、スコットランドの西側、グラズゴーの北側にある高級住宅街であるヘレンズバラにある、丘の斜面にあるゴルフコースです。スコットランドにある多くのゴルフコースがそうであるように、ここも1800年代前半につくられた、歴史のあるコースです。

ここはゴルフの聖地であるセントアンドリュースがある、スコットランドの東海岸とは全然雰囲気が異なります。
東海岸には多くの有名ゴルフコースが隣接していて、そこには「ゴルフの聖地」を経験しようと、世界各地から毎年多くのゴルファーや観光客が訪れます。
どのコースも素晴らしいゴルフコースであることに間違いはないんですが、やはりそこは「特別な」「エンタメ」的存在であり、そこで暮らす人々に密接しているゴルフコースではないんですね。
ですが、このヘレンズバラゴルフコースは、見事に地元の人たちの暮らしと共に「ある」コースでした。地元の人々が集い、ジュニアが練習し、友人たちが笑いながらゴルフをしている。ええ雰囲気やなぁ、と思いました。

丘の斜面にあるヘレンズバラゴルフコース。遠くにみえるのはキンタイア半島です。

このコースは丘の斜面にあるので、景色は素晴らしいのですが、歩くのがとにかく大変でしたね。
それでも芝のコンディションも良く、ホールのデザインやレイアウトも飽きがこず、めっちゃいいコースだと思いました。
この日はスコットランドには珍しく、かんかん照りの暑い日で、旅の最終日と急斜面の上り下りが重なって、最後の方はやはり「頑張れ〜っ」とブーツキャンプのように声をかけ合いながら、なんとかホールアウト。笑。いやぁ、よう頑張りました。

以上が今回のアラン島ホリデーです。振り返ってみると、やっぱりゴルフばっかりでしたね。笑。
だけどこうして家族で一緒に楽しめることがある、というのは、健康である、ということも含めてほんまにラッキーな事だと思っています。
ホリデーから帰ってきた翌日に息子はまたイギリスに戻っていき、私たちも普段の生活に戻って、またゴルフをしています。笑。
また次に素敵な旅ができるまで、一生懸命働きます。ではまた。

帰りにそばを通ったスターリン城は、なんだかエジンバラ城に似ていました。

長くなりましたがが、これで終わり。

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