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「ベイトマンニュース」回復力が遅い

季節の変わり目だからでしょうか。最近病院での仕事がどんどん忙しくなっています。
私は総合病院の放射線科のアシスタントとして働いています。働く場はレントゲン、超音波(妊婦を含む)、CT、MRI、骨密度、関節専門施設と、多岐に渡り、加えて入院患者、外来患者、救急、手術室を全てカバーするので、24時間体制で一週間毎にシフトが組まれ、毎日違う場所で働くことになります。

超音波や骨密度は検査自体がゆっくりペースで、時間も予約制なので対応はスムーズ。アシスタントが走り回ることはほとんどありません。
一方CTやレントゲン、特に救急に直結している部門は、予想外の出来事も多く、とにかくバタバタと忙しい。
先週は夫が男友達とゴルフ旅行に出かけていて私1人だったので、病欠で休んだ同僚のカバーを頼まれた時にうっかり「Yes」と言ってしまい、長時間勤務を数日する羽目になりました。しかもカバーしたのは忙しい部署。
働いている最中は大丈夫なんです。テキパキと動けます。だけど翌日が、翌週が、もうしんどくて動けない。

いやぁ、こういう時にしみじみ「もう若くない。」と実感します。泣。いつも当たり前のように全力で働いていたのになぁ。回復にこんなに時間がかかるとは、自分でもびっくりです。
いやいや、もう還暦に近いお年頃ですからねぇ。子育てを卒業したとはいえ、こうしてフルタイムで肉体労働していること自体、ちょっと考えるべきことなのかもしれない。

ほんまに私たち夫婦2人とも、スコットランドに来てから以前よりももっと動いているんです。のんびりとゴルフを楽しむためにスコットランドに移住してきたのになぁ。何故だか夫(現在はゴルフ場で働いています。今年はキャディーも始めました。)も私も、身体を動かして毎日一生懸命働くはめになっています。笑。

これは悪いことではないと頭ではわかっています。仕事があるのが、働ける健康があるのが、ほんまにありがたいことです。
長年病棟でかけずり回って働いていた私にとっては、今の放射線科の仕事は楽な部類だ、ということも理解しています。
ただ、それでも、今回はしみじみ回復力が遅い、と実感させられ、ちょっとガクッときております。
「あぁ、歳をとったんやなぁ。」と目が遠くなっている。笑。
いやいや、ガクッときている場合ではない。と、早速タンパク質を増やし、ビタミンCを摂り、よう寝るようにしています。

これから冬になると、この忙しい日常生活もぼちぼちと落ち着いてくるでしょう。働いているゴルフコースが冬の間閉鎖となる夫は、確実にスローダウンできる。私はどうかな。冬は感染症やら骨折やら、今よりも忙しくなる予感もします。泣。
でもこれからは無理をせず、できるだけ残業も断って、自分のペースを守るようにしよう。なんせ回復力が遅いおばちゃんですから。とほほほ。


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