ばっち - BATCH

ばっちと申します。極々普通の大学生です。よろしくお願いいたします。 Twi…XやInstagramの方もやっておりますので、よろしければご覧ください!ただの日常や戯言を呟いてます!あとYouTubeも始めました。我流でボカロも作っています。そちらも併せてよろしくどうぞ。

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マガジン

  • 12シトライアル第五章 狂瀾怒濤の9日間

    僕の自己満足作品、第五章の詰め合わせです。終盤の夏祭りみたいな青春を送ってみたかった。 メインストーリー:県大会、夏祭りなど夏休みのかれこれ

  • 12シトライアル第四章 勝負のX-DAY

    僕の自己満足作品、第四章の詰め合わせです。ちょっと想定より長くなっちゃった笑 メインストーリー:期末考査、夏の地区大会

  • 12シトライアル第三章 疾風怒濤の11時間

    僕の自己満足作品、第三章の詰め合わせです。 メインストーリー:林間学校

  • 12シトライアル第二章 アンカー番号12番

    僕の自己満足作品、第二章の詰め合わせです。 メインストーリー:体育祭

  • 12シトライアル第一章 13日の金曜日

    僕の自己満足連載、人物紹介と第一章まとめです。

最近の記事

12シトライアル第六章       八百万の学園祭part23

第百八十八話 怪盗執事とお嬢様探偵  前回のあらすじ。一緒に演劇を観ることになった田辺さんと、写真部と服飾部の共同出店のフォトショップにやって来た。そしてそこには、俺の数少ない親友の二人である、写真部の上原と服飾部の佐々木がいて、コスプレをして田辺さんと写真を撮ることになった。 「じゃあ、岸はこっちね。剛ちゃん、撮影ブースのセッティングよろしく。」 「あいよ!」 俺は佐々木に誘われて、『殿方』と書かれた掛け札のあるドアの向こうに連れて行かれた。ちなみに、剛というのは上原の下の

    • 12シトライアル第六章       八百万の学園祭part22

      第百八十七話 デジャヴとジャメビュ  下北のクラスの学園祭の出し物とはいえ、初めてメイド喫茶を体験した。 「メイド喫茶ってこんな感じなんだな。」 「うん、なかなかいいでしょ?」 「いいかどうかは難しいけど、こういうのを嗜好とする人がいるなら悪いもんじゃないだろうな。」 「まあ、そういう需要があるから存在してるんだけどね。」 「それもそうか。ならいいんじゃね?」 「徹、主観の感想へたっぴ?」 …正直あまり得意ではない。客観的事実に基づいて行動したい人間だから、あまりそこに主観を

      • 12シトライアル第六章       八百万の学園祭part21

        第百八十六話 恥ずか死メイド  みなさん、こんにちは。東帆高校1年H組、卓球部の下北心愛です!今日は学園祭初日。私のクラスはメイド喫茶をやることになりました。ちなみにそのことは由香里先輩にも徹先輩にも、さらには他の卓球部の先輩にも教えていない。見られたら余裕で恥ずか死できるから。  それにしても、まさか私がメイド服を着ることが人生で一度でもあろうとは思ってもいなかった。そんなものとは無縁なキャラだと自覚していたから。こういうのに縁がありそうなのはどちらかと言うと玲だ。社長令

        • 12シトライアル第六章       八百万の学園祭part20

          第百八十五話 祭り飯と瓶のラムネ  部活の後輩の一人である金本のクラス、1年A組にやってきた俺と桃子。俺たちを出迎えたのが偶然金本で、俺たちを席に通し、メニュー表を渡してくれたのだが、 「玲ちゃん、かなり緊張してたね。」 「まあ、初めての学園祭だし、無理もない。」 (多分徹相手だったからだと思うんだけどな…) 俺たちは、接客中ずっとぎこちなかった金本の様子が気に掛かっていた。俺たちが気にしたところでしょうがないけれど。そう思って一度メニュー表に目を落とした。そこで、桃子が惹か

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        • 12シトライアル第五章 狂瀾怒濤の9日間
          38本
        • 12シトライアル第四章 勝負のX-DAY
          43本
        • 12シトライアル第三章 疾風怒濤の11時間
          32本
        • 12シトライアル第二章 アンカー番号12番
          34本
        • 12シトライアル第一章 13日の金曜日
          19本

        記事

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part19

          第百八十四話 お祭りグルメと法被  みなさんどうも、ごきげんよう。あたし、岸センパイの後輩、金本玲です。社長令嬢ということで、たまにはと思って「ごきげんよう。」なんて言ってみたけれど、あたしには似合わないのがよくわかった。レストランに行くにしても、実はファミレスとかの方が好きだし、あたしはもっと庶民の家系に生まれ落ちるべきだったのかもしれない。そんなあたしなんだけど、 「それじゃあ、初日頑張りましょう!!」 実は学園祭でクラスの初日シフトのリーダーを担っていたりする。遡ること

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part19

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part18

          第百八十三話 和服と抹茶、ブラコンシスコン  予想以上に面白かった由香里と真凜をはじめとする、10組の漫才を堪能し終え、俺は次の目的地を思案していた。 「面白かったねー!」 そしてなぜか俺に同伴してきた芹奈はそう宣う。 「そうだな。それにしても次どこ行こうかな…」 「決めてないの?」 「正直ノープラン。」 そう告げると、 「じゃあ今度はわたしについてきてよ!」 芹奈が返してくる。なんだ、コイツはプランとか立ててたのか…まあ考えてみれば、実は誰よりも用意周到なヤツだしな、芹奈は

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part18

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part17

          第百八十二話 羽織でんでん  さあ、一夜明けて今日は9月21日金曜日。遂に、我らが東帆高校の学園祭の開幕である。とは言っても、俺は初日は何のシフトも入っていないので暇なわけだが。さて、どこを見て回ろうか…少なくとも演劇は一つくらいは観ておきたいよな。まあ、せっかくだし、田辺さんがアシストした大城先輩の脚本で進む演劇は観に行きたいな。しかも大城先輩は、卓球部の全部長の桜森先輩や春田先輩と同じクラスだし、二人の演技も拝見できるかもしれない。尤も、二人のシフトが今日だとは限らないの

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part17

          再生

          【初音ミク】BATCH MV「HOMIES」【初投稿】【オリジナル曲】

          2024年10月26日土曜日。私BATCHのボーカロイドを用いた1stアルバム『Reminiscence』が配信開始となりました。 そこで、その収録曲の一つ「HOMIES」のMVをYouTubeにて公開しました。また、初めてのMVということで、せっかくなのでイラストも動画も全て自作となっております。皆さま、ぜひご視聴いただけると幸いです!

          【初音ミク】BATCH MV「HOMIES」【初投稿】【オリジナル曲】

          再生

          私の初めてのボカロアルバムが配信開始となりました。よろしくどうぞ。

          私の初めてのボカロアルバムが配信開始となりました。よろしくどうぞ。

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part16

          第百八十一話 テストプレイ  あの信岡の膝蹴りをモロに喰らって保健室で目覚めた後、なんとか輸血を受ける必要も血液パックを服用したりする必要もなく、無事に回復し、午後2時頃にクラスが解散する時には8割型いつも通りの状態に戻れた。そして俺はその後… 「さて、みんな揃ったことだし、セッティングとテストプレイ、最終調整の方やっていこうか。」 部長の森が全体に声をかけた。そう、部活の方の前日準備にやってきていた。みんなで色々考えた結果、この練習場には台を2台出すことになり、そしてその

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part16

          答え合わせとご報告

           どうも、ばっちです。9月30日月曜日に投稿した、自作のクロスワード。 これを解いて、🟦に入る文字をアナグラムで並び替えるととある言葉が完成し、 🟦🟦🟦🟦🟦🟦🟦出します(ホントです) となる。というお話をさせてもらったかなと思いますが、今日は10月21日月曜日ということで、当該記事で示した期限に達したので、その答え合わせとそれに付随したご報告をさせていただこうかなと思います。  出題内容はこんな感じでしたね。ちなみに、そもそも解いてくれた人っているのかな…なんてちょっ

          答え合わせとご報告

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part15

          第百八十話 Give Me Blood…  俺たち日曜シフトが教室内に入り、芹奈が暗闇を怖がるので明かりをつけてから準備を始めた。 「ていうか芹奈、お前の担当なんだっけ?」 「ん?受付だよー?」 「それなら教室の中入る必要あったか?」 「…まあ、そんな日もあるよね☆」 やっぱり明るい場所だといつも通りなんだよな…もうちょい暗闇にいる時のテンション感でいてくれてよかったかもしれない。あれはあれで調子狂うが。 「まあでもわたし、学級委員だし、一時的にでも中に入って監督する責任はあ

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part15

          note始めてもう二年経ってた! 早っ!! 今後ともどうぞよろしくお願いします!

          note始めてもう二年経ってた! 早っ!! 今後ともどうぞよろしくお願いします!

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part14

          第百七十九話 産まれたての仔牛  9月20日木曜日。遂に学園祭前日ということで、今日は丸一日授業がなく、それぞれのクラスの前日準備…と言ってもほとんど準備は完了しているので、破損がないか、足りないものがないかなど、最終の確認や調整をする一日となっている。 「じゃあとりあえず確認!小道具の人たち、足りないものとか壊れちゃったものとかある?」 学級委員長の芹奈が仕切り、それぞれの係に問いかける。 「小道具は大丈夫!予備もこの前岸くんが買ってきてくれてたやつがあるし!」 「うん、お

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part14

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part13

          第百七十八話 二郎系ナポリタン  前回のあらすじ。学園祭で使うものの予備を買っておこうと、高校近くのショッピングモールに出向いたところ、モール内で行く店舗行く店舗で悉く信岡と遭遇しまくった挙句、のんびりしようとして入った喫茶店の隣の席に、例によって信岡、そして信岡がご飯を食べる約束をしていた桃子が座り鉢合わせたのであった。  そして現在… 「徹、何頼む?やっぱりコーヒー?それともコーヒー?それからコーヒーも?」 「「……」」 桃子のご所望により三人ともまとめて四人席に移るこ

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part13

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part12

          第百七十七話 過重エンカウント  9月16日。今日は、週末か週初めかどちらと捉えるかでしばしば論争を呼ぶ日曜日。ちなみに俺は週初めと捉える派だ。なぜかって?一般的に、近頃は土日という一続きの二日が休日とされているので、おそらく多数派の人たちは日曜週末説を推していることだろう。だが、同じ一続きの二日でも、どちらを終わりと捉えるかで、次に始まる月曜日のモチベーションは大きく変わる。 もし日曜日を週末だと捉えると、また明日から地獄の一週間が始まってしまう…というのを、サ○エさんの

          12シトライアル第六章       八百万の学園祭part12