【資格試験】カラーコーディネーター検定アドバンスクラスを取得するためにやったこと
どうも、カラーコーディネーターのばたやんです。
今回は、東京商工会議所が実施するカラーコーディネーター検定のアドバンスクラスに合格しましたので、試験のあれこれを書いてみます。
💠カラーコーディネーター検定とは?
東京商工会議所が主催する、色をビジネスで扱うための知識を問う資格試験です。
💠試験概要
↓受験要綱はこちらになります↓
💠受験理由
昨年色彩検定2級を取得して、色の理論についての知識を得たものの、実務に当てはめて活用するための知識というところがまだ備わっていないと感じ受験しようと決めました。
色彩検定1級受験の前に実力を確認しておきたかった意図もありました。
詳しくは難易度のところで書いていますが色彩検定2級取得から1年経ったタイミングで受験したのは良い選択でした。
💠難易度は?
今回、私は「アドバンスクラス」を受けたのですが内容としては色彩検定2級と1級(1次試験)を合わせたものと感じました。
2級で勉強した内容と新しくカラーコーディネーターで学んだことを踏まえて色彩検定1級のテキストを読んでみたところ先ほどのように感じました。
💠IBT方式・合否はいつわかる?
今回私は自宅からインターネット環境を利用して受験できる「IBT方式」で受験しました。
試験会場に出向いて受験する「CBT方式」もありましたが、試験会場が近くになかったこととオンライン受験を体験してみたかったので選択しました。
「IBT方式」では試験開始前に試験官さんに机の周りの状況を確認してもらい、試験中はPCの画面を共有しながら受験することとなり、手書きのメモなどは取れません、試験システム上でテキストのメモを取ることは可能です。
正直机の周りを片付けるのが一番大変でした(笑)
💠勉強時間や取り組んだ勉強方法
勉強の期間は5月の末に申し込みをして、7月2日に受験でしたので約1カ月間でした。
総勉強時間は約50時間で、平日は仕事終わりに2時間、休日は4時間ほど勉強していました。
申し込み後に試験までの日数と勉強時間の目標を計算していたので計画的に進めつつ調整することができました。
勉強方法はまずは公式テキストを1周して全体像をつかみ、個々の単元を深堀していきました。
選んだ参考書が単元ごとに練習問題がついていましたので振り返りと理解度を測るのにとても有用でした。
ある程度全単元を通しきったら公式練習問題も購入し実力チェック、ここで間違えてしまった部分を再度勉強しなおしてブラッシュアップしていきました。
正直、色彩検定2級で勉強した内容の部分はほぼ飛ばして学習を進められたので時間配分にも余裕をもって取り組むことができたと感じています。
事前知識なしで挑まれる方は勉強期間に余裕をもって始められるとよいでしょう。
色彩検定とカラーコーディネーターの両方をとろうと考えている方は、2年がかりで進めていくとよいと感じました。
〇資格取得モデル
1年目 夏:色彩検定3級 冬:色彩検定2級
2年目 夏:カラーコーディネーター(アドバンスクラス) 冬:色彩検定1級
もちろん実力や勉強に割ける時間と相談して計画的に受験した方がよいですので参考までに。
色の資格取得コーチングみたいなのやってみたいな。
💠参考書
今回私が購入した参考書を紹介します。
〇公式テキスト
これがないと始まりません、色彩検定と使っている資料が違うものもあるので必ず購入しましょう。
〇公式問題集
実力把握と問題の傾向を使うために購入をお勧めします。
〇参考書
Amazonで参考書を探してみたのですがアドバンスクラスの参考書は極端に少ない印象でした。
クラスが統合されて間もないからなのか不思議です。
今回2冊の参考書で学習を進めていきました。
・スピード合格! カラーコーディネーター【アドバンスクラス】テキスト&問題集
カラーなので資料も見やすく公式テキストと反復することで理解しやすい参考書でした。
各単元ごとに練習問題もあり、実力チェックテスト1回分もついていて非常に助かりました。
・カラーコーディネーター検定試験 アドバンスクラス 重要キーワード用語集 580
kindle限定?の用語解説の参考書です。
公式テキストや先ほどぼ参考書の文中に出てくる用語を要約しており、用語を理解するために参照する使い方をしました。
💠資格を取得して
今回1カ月で資格取得というチャレンジをしてみましたがなかなかぎりぎりの結果でしたので詰め込んでの学習は控えた方が良いなと身をもって感じました。
とはいえ、デザインの歴史やファッションムーブメントの変遷を勉強できたのはとても面白い体験でした。
これからは配色なんてAIが考えるものだとおっしゃる方もいるかもしれませんが、本当に全部お任せで伝わるでしょうか?
我々人間が色を感じられそれぞれの色に意味を見出しているのは他でもなく人間だから、確かにAIのデータに基づいた配色は説得力があるかもしれません、しかし、伝えたい相手に合わせた微妙なトーンの違いや素材の選択といった細かいチューニングは人ならではの作業のように思います。
色の知識をつけることでこういった人だからできるコトにより磨きをかけられると私は信じています。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
この記事を読んで一人でも多くの人に色の勉強に興味を持ってもらえたらうれしいです。
それでは、カラーコーディネーターのばたやんでした。