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【ビジュアル×教育】ノートの取り方の常識が変わる!?ノート学を体験してきた!
どうも、地方公務員のばたやんです!
今回は、共創デザインの会社「株式会社グラグリッド」で実施しているノート学というビジュアル思考と教育を掛け合わせた試みのお手伝いをしてきました!
🔷ノート学とは
「ノートは、人を成長させる」を合言葉に”ノートを工学し、ノートを創作し、ノートで学び合う、ノートで学ぶ”、自分に合ったノートの作り方、学び方を模索する学問をノート学としています。
株式会社グラグリッド公式note ノート学マガジン
上記のマガジンでは、新宿区立落合第六小学校と共に、ビジュアル思考の技術を活用した参加型体験型授業のレポートとノート学の成り立ちを読むことができます。
🔷なぜ参加しようと思ったのか
グラフィックレコーディングをはじめとしたビジュアルシンキングを学び始めてから、私自身ノートの取り方が変化してきたことを実感していました。
そこで、小学生のころノートによく描いていた”落書き”を肯定的に捉えてみたら学びに対しての姿勢が変わるのではないかと考え、ネットや論文、noteを検索していたところ、この「ノート学」のnote記事と出会いました。
「ノート学」に共感した点は、既存のノートの取り方を変えていこうとしている点です。
私も、学生時代は板書を書きとるだけというノートの取り方をしていました。
社会人になってからグラフィックレコーディングに出会い、ビジュアルシンキングについて興味を深めてきました。
実際にグラフィックレコーディングをやったり学んだりしているなかで、この技法を自身のインプット作業に応用できないか?と考え、実際に読書ノートにグラフィックレコーディングの技法を盛り込んだノートの取り方を実践してみました。
しかしながら、いまだに既存のノートの取り方にビジュアルを乗っけているだけのようで、本質的に変わったかと言われるとよくわからないというのが本音です。
私自身変化を体験したい、”学びのスタイルが変わる体験”を私の活動でももっと多くの方にお伝えできるのではないか、と考えました。
そこで、今回ノート学研究員の募集があったので応募した、というのがいきさつです。
🔷ノート学を実体験!
当日は株式会社グラグリッドのおなつさん(小野さん)と1,000円さん(川村さん)から「ノート学」とは何なのか、落合第六小学校でのこれまでの活動、そしてこれから向かおうとしているビジョンについてお話しいただきました。
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7年間の活動の中で起きた変化として、当初小学生にフォーカスしていたプログラムだったノート学は先生たちの学びのツールとしても作用し、学校全体を巻き込んだ学びの変化を起こしました。
また、活動をはじめた頃に小学生だった児童も中学校でノート学のメソッドを活用していたり、小学校時代に使っていたノートを後輩たちに提供しアイデアの共有をし始めたりと予想を超える広がりをみせているそうです。
こういう、良い状況が波及していく感じ最高にワクワクする!
その後一日の流れと動きを確認して気合を入れて、いざ体育館で準備開始!
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なにやら特大ロール紙をならべております。
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みんなも集合して、いよいよ始まりです!
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ノート学で学ぶことについて、小学校の先生も巻き込んでの寸劇で分かりやすく表現していました。
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1,000円さんからワークの説明、惑星創造を創造ってどういうこと?
分からなさがまたワクワクを誘いますね!
まずはペンで描くことに慣れるため、先ほど並べていた特大ロール紙に線でいろいろな表現を描いていきます。
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ワークが始まったとたん子供たちが弾けんばかりにいきいきと描いていく様子にとても元気をもらえました。
楽しく描くだけでなく、ワークの合間にノート学で使う技法などを学んでいきます。
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ここから惑星創造を創造するテーマに入っていきます、それぞれに誰も見たことのないいきものをイメージして創ったり、それぞれ創ったいきものをグループで相談して一つの模造紙の上に配置して惑星を創っていきました。
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これが惑星創造を創造するってことだったのですね!
今回のノート学をおなつさんがグラフィックレコーディングしていました!
すごすぎます!
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最後にワークを一緒に盛り上げたみんなで集合写真
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そして、今回使用している写真を撮ってくださった逢坂さん
素敵な写真をありがとうございます!
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なんでも撮れるスーパーカメラマン逢坂さんのHP
ワークを終えて、みんなで振り返りをしました。
振り返りもグラフィックレコーディングで可視化していきました。
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🔷学び
今回のワークを通して得た大きな学びは、ビジュアルシンキングは”わからないことをビジュアルで考える”ことであって、グラフィックレコーディングは”情報の整理”に向いているということです。
ノート学は一見”情報の整理”のためのメソッドのように思えるのですが、実は情報の整理を自分で考えるメソッドなのだと気づかされました。
情報の整理をビジュアルで考える、ビジュアルシンキングを学んでいくプログラムこそノート学なのだと感じました。
もう一つ、ノートの取り方という常識を破壊したからこそ、そこに多様性が生まれたと感じました。
板書や先生の言っていることをそのまま書いてきたノートの取り方が、自分が大切だと思う事、必要だと思う情報を選んで自分が分かるようにビジュアルで表現するようになり、そこに絶対的な正解はなくなり多様性が広がっていく。
まだまださわりにしか触れていないので間違った解釈になっているかもしれませんが、先ほどのように考えていくとワクワクしてきますね。
また、このような機会があれば喜んでお手伝いしに行きます。
この記事の内容が誰かの力や気づきになれれば幸いです。
それでは、地方公務員のばたやんでした。