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哺乳瓶→トレーニングマグ移行、なぜ必要?
こんにちは!ジーナ式スケジュールでご機嫌な娘ちゃんを育てているばたこです。
簡単な自己紹介はこちら。
今回は、離乳食開始の頃から出てくる、トレーニングマグについて。色々奮闘中なので振り返りながらまとめてみます。
あくまでも、個人的な見解とトレーニング方法なので、、口腔発達についてや責任を持ちません。ご了承ください。
そもそも、トレーニングマグって?
ジーナ式で6ヶ月ごろ、離乳食と同タイミングで出てくる「トレーニングマグ」。
日本では、以下の3つが一般的なようです。(添付の画像はイメージです。メーカーに深い意味はありません)
スパウト:赤ちゃん用マグの飲み口。幅の広い乳首のような形状で、マグを傾けることで少しずつ水分が出てくるため、哺乳瓶と同じような使い方ができるらしい。
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ストロー:一般的なストロー。こぼれにくかったり蓋ができたり。大人の都合で大変便利。
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コップ:口腔発達的には「すする」を鍛えることはとても重要とか、じゃないとか。
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最初、私も「何買えばいいの??」と疑問ばかりで色々調べました。けど、なかなか難しい。(赤ちゃん用品なんでもそうですが!)
今回は、なぜトレーニングマグを使う必要があるのか?いつから?どうやって選ぶの?的な内容をまとめてみようかなと思います。
トレーニングマグの導入は離乳食期から
ジーナ式では、離乳食が軌道に乗ったら飲み物をトレーニングマグにしましょう、と記載があります。
トレーニングマグの導入時期
・6-7ヶ月に到達した
・昼食でしっかりとたんぱく質を摂れるようになった
引用元:The Contented Little Baby Book Of Weaning
When should I introduce a beaker and at which feeds?
そこでは、「食事の途中、数口ごとに湯冷ましもしくは十分に薄めた100%ジュースを飲ませる(我が家は日本式だったのでベビー麦茶でやっていました)」とあり、ほんの少ししか飲むことができなくても我慢強く続けることが重要だとしています。
また、色々な種類のトレーニングマグを試す必要性もあるとしていますので、最初全然飲んでくれなかったからといって諦めることなく、練習していきましょう。
トレーニングマグの進め方
・11:45の昼食時から導入
・徐々に慣れたら、7時or14時の授乳をトレーニングマグで行う
・これを8-9ヶ月頃で行い、9ヶ月以降慣れてきたら就寝前のミルクもトレーニングマグで授乳できると好ましい
・1歳までに哺乳瓶からの授乳は終わらせる
大事なのでもう一度いいます!
1歳までには哺乳瓶を卒業し、ミルクも全てトレーニングマグにすることが重要なのです!!!
なぜなら、1歳を超えても哺乳瓶から飲み続けている場合、ミルクが全脂肪入乳に変わった際、哺乳瓶からじゃないと飲まないトラブルが発生する可能性があるからです…((((;゚Д゚)))))))なんてこった‥
最初、ジーナ式スケジュールのトレーニングマグは、離乳食中の水分を補うのに使っていると思っていたのですが、違ったんです・・・!!!
トレーニングマグを使うのは、卒乳・卒ミルクのためだった!!
1歳になると、母乳・ミルクは卒業しますが、朝や就寝前は全脂肪乳に変わります。その際必要な量は以下の通り。
・12-24ヶ月:1日最低350〜600mlの全脂肪乳
・24−36ヶ月:1日最低350mlの全脂肪乳
引用元:トドラー期のやる気グングン! 1・2・3歳の子育て
この量をトレーニングマグでしっかり飲むことができないと、1歳を超えてもおそらくたんぱく質などの栄養素が偏るのかなと考えられます。
ジーナ式卒業後のスケジュールはこちらをご参照ください!
また、ジーナ・フォード先生のLittle Baby Book of Weaningには、就寝前のミルクをトレーニングマグから飲ませようとすると泣き叫んでしまう14ヶ月の子のトラブルも記載がありました。
14ヶ月の子の哺乳瓶トラブル改善策
・14:30のミルクを少しずつ減らし、夕食時に飲み物の代わりにトレーニングマグからミルクを飲ませる
・数週間後、夕食時にトレーニングマグから少量のミルクを飲むことに慣れる&就寝前の哺乳瓶からの授乳が150−180ml程度になったら、この量のミルクをトレーニングマグから飲ませてみる
以下のトレーニング方法も効果的
・ママやパパがトレーニングマグから飲んでいる姿を見せる
・お気に入りのぬいぐるみがトレーニングマグに入った飲み物を提供されているところを見せる
引用元:Little Baby Book of Weaning
My baby is nearly 14 months of age and has happily drunk his milk....
生まれてから、ミルク(牛乳)=哺乳瓶だったのを断ち切るのは、よほどの訓練が必要そうです‥。(我が家は9m18dでやっとマグから120mlのミルクを飲めるようになり、1週間くらいで卒哺乳瓶となりました😂)
トレマグで飲み物が飲める、のと
— ばたこ@9m (@bataco0301) December 17, 2020
トレマグでミルクが飲める、のと
トレマグでミルクがしっかり飲める、は
全然違うものなんだなぁ。
ばたを。
では、ここからが本題。私かどんなトレーニングマグを使ったのか紹介していきます。
ちなみに紹介はしていますが、「このマグを使ったら良いよ!」と言ってるわけではありませんので、何に悩んでどう選んだかなどよかったら参考にしてください☺️
離乳食初期!初めて買ったコップ&ストロー
うちはリッチェルのコップでマグを使いました。結論、トレーニングマグの導入としてはとても便利でした😊
良かった点
・コップにもストローにもなったので平行して練習するときに最適!
・洗うのが楽!食洗機もいけます。
・初めてのストローで「ここから飲みものが出てくる」を教えやすかった
悪かった点
・蓋部分を押すと中の水分が出てしまうので、自分で持って飲みたくなった際、知らずのうちに押してしまい、勝手に出てよくむせていた
・蓋が取れやすいので、開けて遊び始める(最終的には蓋をずっとカミカミしていました‥シリコン好きなんですよね‥)
この、初期の練習方法などについてはこの記事の最後に記載していますので、これからトライする方良かったら見ていってください!
離乳食中期頃、ストローマグをお出かけ用に!
7ヶ月の際、1日お出かけをする機会があり、蓋がはずれずに持ち運びができるトレーニングマグを探します。そこで選んだのはCombiのラクマグです。
良かった点
・娘が吸いやすそう、持ちやすそうだった
・蓋が外れない!(蓋部分をカミカミしているのは変わりませんが‥)
・持ち運びに便利
悪かった点
・落としたり投げると先から少し漏れる
・自分で持って吸う角度が違うと、中身が少ない時に出てない
・月齢が上がったら、たくさん吸ったあとにむせるようになった(恐らく、吸う力が強くなった)
2回食〜3回食になったとき、基本はこのマグで離乳食中の水分をあげていました。が、このむせる状況で、ミルクをトレーニングマグに移行するのは危険だなと思い、また新しく購入することに。
離乳食後期。これでミルク練習もするぞ〜!コップ&ストロー
今回は、どんな姿勢でも自分で持って吸うことができる、むせない、を焦点に当てて探しました。そこで選択したのはこの2つ。
マンチキンのミラクルコップとBboxのシッピーカップです。
これらは正直、洗いにくいです。消毒方法なども結構限られます。(詳しくは製品ページをみてくださいね!)が、今回は「トレーニングマグでミルクをしっかり飲めるようになる」を前提にしているので諦めました!!!
まだ利用し始めたばかりなのですが、現状のメリデメ記載しておきます。(コップもマグも基本メリデメは一緒でした)
良かった点
・娘が楽しそうに飲んでいる(一番大事)
・むせてない
・どんな角度でも出る
・落としても投げてもこぼれない!!(すごい)
悪かった点
・洗いにくい
・パーツが多め
・軽量のメモリがない。電子レンジ不可(ミラクルコップのみ)
一点補足しておくと、シッピーカップは吸う力が弱い子には少しむずかしいかもしれません。(結構ストロー部分が長いため)
トレーニングマグも成長に伴って購入し直す必要がある
ここまで読んで頂いた方は、「じゃあ最初からシッピーカップとか買ったら良いのでは?」と思われるかもしれません。しかし、うちの娘に最初からシッピーカップを渡していたら、恐らく飲めなかったと思います。
こうやって試行錯誤してみて一つわかったのは、マグも成長に合わせて購入することで、ご機嫌にたくさん飲んでくれるようになるということ。遊んでしまったり、むせてしまったり、そういったときには違うものを試してみる価値があるかもしれません。
ジーナ先生もおっしゃっているように、色んな種類のトレーニングマグを試して見ましょう!子の性格も様々、発達も様々なので、絶対に合うマグや練習方法があると思います。
トレーニングマグの導入、練習は本当に大変ですが、1歳になっても哺乳瓶を吸っていることがないよう(0歳児で導入に成功しないと更に大変で、飲まないと朝食をあげません!くらいしないと改善できないそうなので😭)一緒に頑張りましょう!
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(おまけ)我が家の初めてのコップ&ストロー練習方法
以下は私の、リアルな体験談です。こうした方がいいよーというわけではありません!
正しくは専門家の進める方法でやってみてくださいね〜!
お子さんのコップやストローの練習について、ご興味のある親御さんが多いようですので、改めて、「乳幼児食事相談の主訴別支援策チャート(奈良県栄養士会)」から、それらの説明を抜粋します(これ、すごくわかりやすいです✨)https://t.co/W2CLNlnJK7
— こども&アレルギー🌈小児科医 (@kodoare) October 14, 2020
↓ pic.twitter.com/NQSVfl86vH
我が家は、なんとなく離乳食開始と同時にコップ飲みをやってみました。しかし、飲み物を啜るを上手く教えられなくて、とりあえず「コップを傾ければお茶が出てくる」を5ヶ月でマスターしました。(想像通り、口横から半分以上ダバダバこぼす)
また、コップ飲みと並行して、ストロー練習にもトライ。
初日は吸わずに噛む。
ここからは飲むものが出るのだと伝えるために、コップからスプーンでお茶飲ませて、そのまま蓋してストローに変えて中からお茶押し出してみたりしました。(またもやダバダバこぼす)
ストロー二日目。噛む口じゃなくて吸う口の形を教えるために私がエアストローしてみたら真似してる‥!また、よく観察していたら…口に入れたあと飲まずに次を吸おうとするので、息を吸う時にこぼしてました🙄(ダバダバ)
「一回吸ったあとは飲んでから次を吸うor鼻呼吸で吸う」ことを教えたらいけるのでは?と考え、ひたすら「チュッチュ!したらゴックン!」って言い続け、一回吸ったあと飲むまで一回ストロー引っ張って口から取り上げたり。
その翌日にはなんとなくストローを吸えるようになりました!(たくさん飲めるとは言っていない)
また、コップはこぼしすぎるので間をあけ、、8ヶ月のときにトライ。
実は、離乳食のときにうどんが全部口に入り切らずに、タラっと垂れて何気なくチュルって吸えたときがあり。(娘は楽しかったみたいでなぜか爆笑)
うどん食べる時にたまに故意的に少し長めのうどんとか垂らして遊びつつ(良い子は真似しないでね)啜る練習をしたりしていました。娘は毎度爆笑。
そしたら試してみたらコップもすすれるようになっていました😭少しでも、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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