「食」は紛れもない、愛
どうやら私は料理ができる人のことを
無条件に好きになってしまうようだ。
料理することが好きとよく思われがちだけれど、
実はそれ以上に誰かにご飯を作ってもらい
食べることの方が本当は大好きだから。
・・・
私が大好きで尊敬する大人たちはみんな、
料理ができたり、「食」を大切にしている。
という共通点がある。
そして、「食べる」ということを
誰1人、疎かにはしていない。
いつも丁寧で、想像力があって、
そしてあたたかい。
それは紛れもない「愛」だということを
この数年で強く感じている。
・・・
私の忘れられない大切な思い出の中には
必ず、「食」(料理)がセットでついてくる。
数え切れないくらいのある大切な思い出たち。
今年だけでもたくさんある。
辛かったことがあったことを聞いてくれた上司が
お家に呼んで食べさせてくれた手作りのトマト煮。
国試に受かった日に、
母が一緒に泣いて喜んでくれた後に、
作ってくれたナポリタン。
お友達が合格のお祝いにとサプライズで
作ってくれたキャロットケーキ。
もちろん手作り以外でも…
私の話を聞いて
いい大人3人が大戸屋のご飯を食べながら泣いたこと。(今思い返せば笑い話、でも一生忘れない。)
お世話になっている整体師さんも
一緒に泣いて話を聞いてくれて、
BARに連れてってくれたり、
アイスを買ってくれたこと。
合格祝いにと
会う友達みんながお祝いしてくれたこと。
大好きな人達と集まってお料理会をしたり、
夏のBBQでガッツリお肉とお酒を飲んだりしたこと。
素敵な思い出は
いつも「食」がセットになっている。
北海道に来てからもそれは変わらないどころか、
増えていくばかり。
上司が料理教室に招いてくれたり、
ご馳走してくれたり。
おでんに、すき焼きに、カレー、
おいしいごはんを作ってもらったり。
どれもこれも忘れられない、
忘れたくない、私の大切な思い出。
辛いことがあった分なのか
今年は特に、おいしくて幸せな思い出で溢れている。
・・・
やっぱり私は「食」が好き。
だから「食」を大切にしている人のことはもっと好き。
これだけはこれからもずっと変わらない気がしている。
大好きな人たちへ
これからも
一緒においしいものを食べて
たまにはお酒も飲みながら
私と一緒に過ごしてください。
いつもありがとう。