サステナブルを求める生き方
以下に面白い記事がある。
「パンデミックの影響で「CO2排出量が17%減」という結果は、気候変動対策で人類が進むべき道も示している」
https://wired.jp/2020/05/21/carbon-dioxide-emissions-pandemic/
今回のコロナ禍で4月の世界的なCO2排出量は17%減だそうだ。
こんだけロックダウンして主要都市が動かなくなっても17%しか減少しないのに私は結構驚いた。
その様な現実の中、今月号のELLE japanがサステナブルな未来へのアクションとして良い記事を記載している。
以下にまとめると
日本では一人当たりのCO2排出量は年間7.6tである。パリ協定での目標値は2050年までに一人当たり0.7tまで下げることを目標としている。
ちなみに2020年における世界の一人当たりのCO2排出量の統計は見つけることが出来なかったので、見つけられた2018年の以下のURLを見ると。
「世界の一人当たり二酸化炭素量排出量」
https://www.yonden.co.jp/cnt_kids/energy/world/006-p02.html
日本は9.02tとあり極々単純に18%オフすると7.6tになるので、世界各国も大きな改革がなかったことを前提に各国の数値にも当てはめてみると排出量が多い国順に
01.ブルネイ 13.5t
02.アメリカ 13.3t
03.オーストラリア 12.8t
04.カナダ 11.8t
05.韓国 9.6t
06.ロシア 9.3t
07.台湾 9.2t
08.日本 7.6t
09.シンガポール 7.6t
10.ドイツ 7.3t
となる。
台湾、韓国、オーストラリア、ドイツとコロナ対策優良国は軒並みCO2排出量となると駄目ですな。14位の中国は100%捏造してるだろうけどね(笑)
ここで確認したかったことは日本は世界の中でも一人当たりCO2量排出量はワーストTOP10に入るという現実なのであるf(^_^;
まぁ普通で考えれば国と企業が変わることが大きな変化をもたらすと判断すべきだが、日本は残念ながらまだまだ個人から動かなければならないとても意識は低い状態なのである。
個人からできることはこれから下記に私の活動を記すので見てもらえば、結構出来る事が沢山あることが分かるだろう(^^)
また各種商品におけるカーボンフットプリントの表記がなされればもっと意識が高くなるはず!
この項目でもコロナ同様やはりネックなのは国のトップ集団が後進のためであり、これらに対する有効的対策を打たないことが最大の原因である…。個人では下記に記載するが限界があるのだ…
1.サステナブルでエコなライフスタイルに目覚めた理由
では私のサステナブルでエコなライフスタイルを紹介しよう。
私はエコ生活を1990年代から始めてもう20年を超える(*´-`)
切っ掛けは幾つかあり、下記の通りである。
1-1.自然が子供の頃から好きであった
私はキャンプや釣り、スキューバダイビングなどアウトドアの遊びが好きであった。幼稚園の時の夢は昆虫博士になることであるほど昆虫や動物が好きで良く裸足で追いかけていたし、小学生の頃は海に潜り銛で魚を突いたり、人の来ない草原では草を編んで、砂山では穴を掘って、森では板を使った結構本格的な秘密基地を作ったりと自然の中で遊び倒し、野生児と呼ばれる程に過ごすのがとても好きであった。
1-2.大学時代の研究と環境保護団体でのボランティアの影響
学生時代にサンゴ礁の研究と論文を書いたのとその過程で助成金をもらって研究してたので、更にサンゴ礁に関する環境保護の報告書なども作成してた影響が大きい。また環境保護団体でのホームページ作成や子供達を連れたネイチャリングのボランティアなどしてたのも環境問題を常に考えさせられる大きな原因の一つであった。
1-3.雑誌からの知識と影響
学生時代に愛読してた雑誌のNationalGeographicは世界の最新の貧困、気候変動とその危機を教えてくれ、Be-palはバブル終焉直後のこの時期に唯一エコ生活やグッズの特集を頻繁に行っていたものではないか?と記憶している。
当時のNationalGeographicの特集で、バブル終焉直後の日本人含め世界の先進国の人々が普通に生活し生きるだけで、フードロスや牛肉など人間以上に水や食料のかかる家畜とそれに関わる美食、ゴミやCO2排出による温暖化や経済格差が原因でアフリカなど第三国の人々を年間数千万単位で殺しているという衝撃的な事実を当時知ることで、その責任を感じ、この緩い日本に一矢報いたいとエコ生活を始めた記憶がある。ちなみに1990年代の日本はCO2排出量世界4位。フードロスが確か5位。まぁ沢山殺してるわなf(^_^;
この時期はまだ学生時代というのもあってマイボトルやマイ箸、マイスプーン、エコバッグを持つくらいであったがね。
写真だとNalgeneとSiggのボトルとスプーンandフォークは高校生のチャリダー(マウンテンバイクにテントや寝袋など一式そろえて旅をする人達の総称)をしてた時代から使ってるもの(*´-`)お箸はこの時期はお弁当用の歩くとカチャカチャうるさいプラスチックのをずっと使ってたなぁ(笑)WWFのエコバッグ(3-1の写真参照)は大学のボランティアの時買ってからずっと使ってる(*´-`)
ちなみに日本人が発展途上国の人間を無自覚に殺している事実を話すと当時はやはり、欺瞞体質の現代日本人は日本人は世界でも有数の優れた人種だからそんなことはないという痛い返事をもらい続けていた記憶がある…。
また20年以上前のバブルが終焉したばかりの日本では、マイボトルやマイ箸、マイスプーン、エコバッグなど面倒臭いだの汚いだの、一人がそんなことしても変わらないだの難癖付けてくる日本人が多かったのを記憶しているf(^_^;特に中年以上のおっさんどもは何もこっちは言ってないのに、勝手に他人から私のエコグッズを使っているのを聞いてきて、まるでやってない自分が攻撃されてると思うのか(笑)まぁ攻撃的に批判された記憶がある。日本は新しいものを受け入れらんない人の方が圧倒的に多かったからなぁf(^_^;
しかし、学生時代思い描いた日本人のエコの姿はやっと今少しずつ現実味を帯びつつあるのは感慨深いし大変嬉しいく思うのだ(*´-`)
1-4.東日本大震災(3.11)の経験
まぁ東電と原発は本当に危険で今も必要ないと思うし、それ以外の再生可能エネルギーの電力会社を選び日本の未来に投資したいので、今はそれを実行し、その詳細を後で述べるとする(^^)
また3.11後に火鉢を導入したり、洗濯機を手放したりと本格的な省エネ&エコ&サステナブルな活動を私は始めたのである。
2.私のサステナブルでエコなライフスタイルの具体例
上記の経験を通して発展させた今まで私が意識して実践してきたサステナブルなアクションとエコ生活を以下に紹介する。
2-1.食対策
・自炊をする。
栄養配分も旬のものも取り入れることができ健康に良い。余り物も使い切ることが出来る。
・ゴミを出さない。
野菜は芯も千切りにして使うし、根菜は皮を剥かない。魚は骨も出汁に使うし、小魚は骨も食べてしまう。野菜の茹で汁も出汁なので味噌汁に使ったりする。鍋のスープはほんと極上出汁なので、おじや、炊き込みご飯、麺類のスープ、炒めものなど必ず使いきる!出汁で使った昆布も鰹節も佃煮にすれば食べれるしね(*´-`)
・野菜は地域販売で購入
自宅近くの農家が運営する無人販売や地域のマルシェで買うことにより、郵送費と保管費がかからないのでスーパーよりも安く、生産者の顔が知れた朝採れの鮮度の良い農作物を購入することができる。
・魚を釣って食べる
多くつれた時は家族や知り合いにおすそ分けしたり、干物にしたり、冷凍することでロスを無くす。まぁ私の場合は乱獲するほど釣れないから丁度良いのだけれどね(笑)
・ワインは専用ボトルで買う
シャトレーゼの生ワインをマイボトルを買うことで使いまわしている。
・豚肉と牛肉の使用率を減らしている。
家は魚と鶏肉の使用を意識的に多くしている。
・西式甲田療法の少食の実践
ここの食事療法の素敵なところは故甲田先生は、玄米粉を生で食べるので炊飯もしないから電気も使わず、調味料は塩とレモン汁のみで、野菜以外の殺生をしない地球への愛の実践こそがこの療法の本質であると説いている。まぁ私はそこまで厳格にやってないがその精神はほんと学ぶに値する素晴らしいものだと今でも思っている。かなり意識した食生活をおくっている。
朝断食することにより材料を使わない。
月~木曜日は基本、粗食とし野菜食とする。タンパク質は豆腐、納豆、油揚げ、たまにししゃもと少量の鶏肉のみを使う。
金~日曜日は普通に食べる。
2-2.エネルギー対策
・再生可能エネルギーの高い電力会社と契約している。
ちなみに私は自然エネルギー利用率No.1であるみんな電力と契約している。更に再生可能エネルギー100%使用のプレミアム100プランを利用している。再生可能エネルギー100%使用の他にこの会社の良いとこは他の再生可能エネルギー使用電力会社より発電拠点が多く、震災など災害にあっても恐らく基盤が壊れていなければ、電力供給がとまることがないだろうと予測しているところである。
パワーシフト(電力会社を原発由来から再生可能エネルギーの会社に変えること)はネット上で申し込みしてクレジットカード登録すれば、簡単にできるので原発嫌いな人は是非パワーシフトしちゃいましょう(^^)
みんな電力
https://minden.co.jp/
下記ホームページでは他にも色んな電力会社を紹介しているので自分に合った電力会社を探すことからはじめるのもよいよね(^^)
今はこんな便利なサイトがあるんやなぁ(^^)
パワーシフト・キャンペーン
http://power-shift.org/
・冬の暖房は火鉢と脚用電気カーペットと湯たんぽのみで一人なら十分。
人が来た時意外暖房は使わない。
・夏の暑さ対策
木々の多い自然な涼しさを享受できる場所に住むことで窓を開けるだけで結構涼しい環境。
基本サーキュレーター。
夏本番と暑さが危険な時だけ冷房を使う。
・洗濯機は使わず洗濯は洗濯板で手洗い。
このことにより水の使用は洗濯機を使っていた時の半分以下に減らすことができ、電気も使わないで済む。毎日こまめに洗濯すれば、そこまで時間もかからない。シーツやソファーの大きいカバーや毛布などはまとめてコインランドリーでいっぺんに洗ってしまう。面倒くさい時もコインランドリーにしてしまう(笑)
後洗濯物を極力減らすようにしている。家はバスタオルはフェイスタオルで十分で、大きいのはお客さん用にしている(笑)
・電気はLED化で省エネ。
・家電は極力省エネのものを買う。
・お風呂はキャンドルの明かりで十分。
・火鉢で料理(煮込み、ホイル焼き、熱燗など)
・火鉢にヤカンをかけ加湿器にする。
・洗濯物は自然乾燥。
・パソコンは自作で省エネのパーツを使用。
2-3.ゴミ対策
・エコバックを使用する。
レジ袋は断る。
・マイボトルを使用する。
基本お茶と水とコーヒーしか飲まないのでこれで十分。
・マイ箸を使用する。
・マイスプーンとフォークを使用する。
・マイストローを使用する。
・お昼のお弁当は自分で作るので弁当箱も洗って使い回す。。
・調味料などのペットボトルはちゃんとリサイクルできるシステムへ投入。
・靴はソールが張り替えられるものを長く履く。
・服は余り買わず気に入った良い物をずっと着るし古着も活用。
・服が破れたり糸がほつれたら縫う。
・シャンプーやリンスは無添加のものを詰め替え用を買いゴミを減らす。
・DIYやレザークラフトなど自分で必要なものを作る。
・ロブスト(イタリアの魚焼き器)など一生使える頑丈なものを買う。
・外でゴミをポイ捨て絶対にしない。
釣りをしてるとほんとに多いが老人も若者もタバコポイ捨て、糸や釣りででるゴミもポイ捨て…ほんと嫌になるほど多い…。
後はトラックの運ちゃんが路肩で止まってコンビに弁当を袋ごとポイ捨て。ドライブしてる若者が走行しながらいきなりペットボトルを投げ捨てるとかねf(^^;
2-4.交通対策
・車を止め公共の交通機関利用とバイクに切り替えた。
排気ガスの個人の排出量はこれで圧倒的に低く抑えることができている。家族ができたら車もありだろう。車が必要ならばレンタカーで十分。
3.エコグッズの紹介
3-1.エコバック
左上から
・玉城ティナのたまぴよトートバック
・環境保護団体WWFのトートバック
・IKEAの小エコバック
・IKEAの2種類の大エコバック
3-2.カリトラー
左から
・ICI石井のアルミ製スプーンとフォーク
・ZOKUのポケットストロー
・どっか有名な箸屋の携帯箸
3-3.マイボトル
左から
・NALGEN大ボトル
・NALGEN小ボトル2本
・Siggボトル
・THAMOSの保温ボトル
・イタリアのスクイーザー付きボトル
3-4.暖房器
・火鉢
・湯たんぽ
3-5.洗濯板
3-6.ソール張替え可能なオーダーメイド靴
3-7.レザークラフト
壊れた部分だけ直せばまた使える
4.後書
まだまだやれることは自分の中でも沢山あります。
今思うことは自家製のソーラー発電をつくり、スマホやパソコン、夜の灯りはこれでまかなえたらなぁと思うし、太陽光調理器なんてのも面白いなぁと(^^)。後家庭菜園で大葉やバジル、ハーブ類など自家栽培し、ゆくゆくはトマトとか茄子とかも作りたいなぁと夢は膨らむのである(笑)
一軒屋だったらロケットストーブを作ってペレットストーブとか暖炉なんか導入するのも夢だよね。更に再生可能エネルギーを使った発電所の「みんなの電力」はソーラーや風力発電で余った電力を買ってくれるのでそんなシステムの導入も他の人にも役に立つしよいなぁと。
細かいところだとまだサランラップを使ってるから何度も使えるミツロウラップに変えたりね、ほんと考えれば考えるほど、知れば知るほどもっとできることはあるのです(^^)しかし、今はじめることが何より重要であり、地球と世界の人々のためにもなるおこないであるため、この文章を作成したのである。少しでも違和感や良いな!と思った方は是非調べたり実践することをお勧めします(^^)ゆくゆくはあなたの子供や孫のためになるのだから。
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