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良いと噂のトラックボールマウスMX ERGOを使って3ヶ月経ったのでレビュー

トラックボールマウスが良いというインフルエンサーの押しや実際、職場でも使っている人も最高!

と言ってる人が多かったので

これは食わず嫌いせずに試さねばと思って一念発起して買って使ってみた感想をさくっと書き残しておく!

おそらく、トラックボールデビューに躊躇してる人もいるだろうと思うのでなにかの参考になれば。


ちなみにMX ERGOこいつです↓ 買ったの7末だったのでちょうど3ヶ月

ロジクール ワイヤレス トラックボール MX ERGO MX
なかなかお高いので躊躇してたマウスを使って3ヶ月経った

まず本題に行く前に…ちょっとした前フリとして
実は1,2年前くらいに以下のマウスも試しており
まったく、自分に合わなかった!!
という経緯がありまして、まずはこのマウスの失敗があってからのERGOマウスなので一旦こちらも簡単にレビューしておきます。

以下のこれ

【前に買ってしくじったやつ】
ロジクール MX MASTER 2S ワイヤレス マウス MX2100CR

何がダメだったか?

※あくまでもここからは主観や好みの問題も大いに含まれますのでご了承を。

  • 持ち上げられない

  • まっすぐじゃない違和感

  • 多機能ボタンを押すことでずれる

この3つが致命的

持ち上げられない

というのは個人的なマウスの概念として地面を這わせてコントロールするというより、多少掴みながら細やかなコントロールをして扱うスタイル(賛同者いるかなぁ)で使ってきたので、このマウスは重いし接地面積が大きく、掴むような感覚で扱うマウスではないのでちょこちょこっとした動きを扱うのが難しいという点が自分の使い方にそぐわなかった。

まっすぐじゃない

マウスをまっすぐにする感覚が難しい。それが致命的。
手に馴染むようなカタチをしているがために、マウスがどのように持ったときにまっすぐなのか、どう動かせば画面に対してポインタを垂直、水平に動かすことができるのか。
マウスのカタチとしての感覚がポインタと連動しなかった違和感が馴染めなかった。

多機能ボタンを押すことでずれる

このマウスはたくさんのボタンが付いていて、さまざまなショートカットを割り当てることができる、これは普通に便利だしめっちゃよい点。高いだけある。
だが、しかし致命的な点、このマウスはトラックボールではなくマウスを動かすことでポインタを操作するタイプだから。
そう、マウスに付いているボタンを押そうとするとどうしてもマウスに力が加わっていまい、ポインタ操作に干渉してしまってボタンを押すときにポインタがズレたしまったりするイライラが発生してしまうのだ。
ボタン押すぐらいポインタなんかずれないぜ、、ってことで、ほとんどの人は使えているのだろうけど自分には合わなかった。

ボタンに加える力、マウス操作の力、合わさる感じがどうしてもなれなかった。

という、3つの致命的な問題があり断念した経緯がありました。
そのうえでまたやらかしてしまうのか‥!

という不安もありつつ、再チャレンジするのだが
さらにERGOマウスはめちゃくちゃ高い。
ただ、これで効率化、マウスの疲労がもし少しでも軽減できたり生産性向上につながるのであれば投資としては安いものである。
という理由でいざ購入!

ということで、買って3ヶ月使ってみた、ざっくりレビューです。

【本題のマウス】
ロジクール ワイヤレス トラックボール MX ERGO MXTB1d

良い点

腕、手首を動かさなくて良い

そういうマウスだからそうなんですが、なるほどこういう操作性なのか、新しい。
マウスを動かす物理領域がいらない点手首を動かさなくても操作できる点などが利点。
そして、前フリをした理由がここで回収されるのですが、マウスを動かさないということはマウスに付いた多機能ボタンを押せるってことなんですよね。
マウスへの力を加えることによってポインタに干渉することはないから。
ショートカット割当の恩恵をちゃんと受けることができる。底面にしっかりとした金属の土台があって角度も変えられるし重みがあるのも作りはしっかりしている。

トラックボールは慣れるまで多少時間がかかるが慣れる

まぁそのままです。心配だったのですが慣れます。
でも、すぐに慣れるって感じではないです、ボールなのでマウスみたいに真っ直ぐ上に移動すればポインタも垂直に動く感覚は直感的ですが、ボールはどう転がせば垂直水平に動くのか慣れていかないと掴めない点はあります。

マウスの角度が斜めになっているので手の角度に馴染む

人間の手って机の上においたら、手の甲が自然にすれば外側を向きますよね。
そのカタチでマウスを掴んで操作できることが何より、腕や手首の負担にならないのは良い点です。角度調節も多少できるので自分の合うカタチにもできます。

悪い点

※ほぼ良い点の裏返しになってます

手首を動かさなくて良いのは割と疲労蓄積する

そのままです。普通のマウスのほうが動きは大きいので疲れやすいですが、トラックボールマウスはそれはそれで、手首あたりを支点にしながら、親指でトラックボールを転がしたり、ショートカットボタンを押したり。
自分の場合は3ヶ月経っても負担があまり軽減できず、操作するために力を使う手首あたりが集中してしまうため、疲労が出る部分はあります。
相対的に、通常マウスよりは疲労度は抑えられているのですが、万事快適に使えますというのは違ってて、別の場所に疲労が移りますよという感じはあり。

トラックボールは慣れるが、結局精密な操作が難しい

これも書いたまま。
細かい作業はむずいです。具体的には
表計算、Web閲覧、その他OSの操作などには問題ないのですが
スライド制作作業や開発系ツールの細かいGUI操作、もちろんグラフィック関係の作業など、には圧倒的に通常マウスに負けます。
極端にいえば、イラレのパスのポイントを掴んだりするような作業が多発するような操作は無理です。
これは、完璧なマウスってのはなくて一長一短あるということ。

あと、通常マウスだとポインタをぶっ飛ばして、画面の端から端まで移動させるの大変じゃないですが、ボールだと親指結構疲れます。

なので、じつはトラックボールマウスと通常マウスを両方使えるように2つ机においていたりします。。

結論

めちゃくちゃいいかと言われたら、正直自分にはそこまで完璧なマウスだとは感じなかったのが本音なところ。
でも、使ってて楽な時も多いし、細かい作業する以外はストレスほとんどない、通常マウスとの使い分けがあれば快適だ。

ただ、
トラックボールマウスだけで完璧、世界が変わった!とはならなかった、というのが個人的結論。

多分、熟練度とかマウスの使い方、クセみたいなものが強く影響するとおもうので一意見として捉えてもらえればとおもいます。

ちなみに、通常マウスは以下を使ってますが、これはめちゃくちゃお気に入り、シンプルさが最高。
電池式(しかも1本で)なのはいいのですが、ちょっとだけ重さはあります。中身スッカスカの有線マウスとかと比べれば重いですが軽い。

【結局これ】
ロジクール ワイヤレスマウス 無線 マウス Pebble SE-M350OW

ということで、備忘録がてらにマウスレビューしてみました。

ちなみに、マウス二刀流はなんだかんだで面倒…なので

オールマイティーなPebble1本に戻ってもいいかな、ってちょっと思ってる今日このごろです。


掲載忘れてましたがERGOシリーズのアップデート型がこの9月に出ているので買うなら今はこちらがオススメです!
こっち欲しかったなぁ。USB-Cだし。


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