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独立して気づいたこと5つ

月並みな内容かもしれませんが、独立して約1年半
現状の記録も兼ねて5つ程まとめておく。

会社員じゃなくなったとき、個人事業主ってどんな気づきがあるのか。

あくまで私個人の場合ですが垣間見ていただけたらと。

1.自己管理の難しさ

元々、認識はしていたのですがADHD気質が多少ありで目についたものへ意識が移りがち。
こういうタイプの人は自己管理に苦労するのをまさしく実感しています。

会社に出向いてって、一定の時間を拘束され、たとえ無駄と思えるような会議があったとしても
働く環境と期限のあるタスク、スケジューリングされているという環境があるだけで十分人は時間を無駄にせずに稼働できている。と改めて思う。

私は、自由な時間をどうやってスケジューリングし、タスク管理するかが、不得意で気が向いた時に仕事してあれこれ目移りしながらやりたいように進めるタイプ。

ストレスはないけれど、仕事の生産性が上がっている気がしないんですよね。むしろ下がっている。会社務め向きの人間だったのかもしれない。

会社員として働くことや学校の授業に出て時間通り、労働や学習をすることって習慣化の意味では、マクロな視点で見れば非常に強力に生産性をあげられる方法であることを再認識した。

2.事務作業めんどくさい問題

個人事業主それは、確定申告をせねばなりません。

自分で働いて稼いだお金はこれだけありました、と1年間の所得を確定させて申告し税金を納める作業です。
会社で働いていると年末調整(でも面倒くさいですが)とやらに関わるだけでしたが大仕事として伸し掛かってきます。

確定申告自体は、社会の仕組みを理解したり、税制面でも工夫ができたりと学びの面では良いこともありますが、仕事以外の経理処理ほど非生産的な時間はないなと感じざるを得ない。

ズボラ気質なのでどんどん経理処理もあとに回しがちで、それが後々余計にややこしさを生むことになります。
きっちり、毎週とか毎月くらいでは帳簿づけや事務処理のタスクをこなせる人は個人事業に向いていると感じた。
というか、それが出来ることが「仕事が出来る」と同義な気もしてくる。

会社員って確定申告がない代わりに、税務上の処理を会社がやってくれたり
社会保険の半分肩代わりしてくれてたり、時間や脳内リソースの占有などの観点からみれば、改めて費用対効果いいんじゃないかと思ったりします。

会社って、案外アリ。

3.自宅作業は太る

数年前のコロナ期間中は会社員をしてまして、基本会社はリモートワークとなっていました。
が、しかし1人頑なにリモートワークしませんでした。笑

会社でもリモートワークしなかった、ただ一人の人間でした。(自慢にはならない)

なぜしなかったかというと、会社自体が近かったということでワークスペースとしては人もいないし快適だったからというのと、家の環境より圧倒的に会社のほうが仕事がしやすかったから。良い椅子だしー。

で今、自宅で作業をしていると
そりゃもう誘惑がいっぱい。
コロナ禍のときのリモートワーク生活に慣れてないもんだから免疫がないのだ。
ぱっとコーヒー、おやつ、ゲーム、動画視聴など手に届くところに誘惑がいっぱい。

どうしても口寂しくもなってきて、甘いものに手を出しやすくなり
気がつけばなんか食べてる…。
16時間ファスティング3年以上やってたのが嘘のように、食べ物に手を出すように。
ファスティングの記事はこちら

結局人は環境や習慣がどれだけ大事かということが身にしみてわかります。
強い気持ちでファスティングが続けられてたわけではなく、そういう環境にいたからなんですよね。

ぜひ、何かをやり遂げたいことがあるならばそうせざるを得ない、それを妨げるような誘惑を排除する環境や習慣を作りましょう。
(はい、自分に向かって言っています!それがこの記事を投稿した目的だったり)
自宅環境見直し計画に力を注ぎます!

4.言葉を忘れる

人と喋る機会が減り、たまにビデオ会議などで発言や会話するときに

言葉が出てこない、語彙力やばい、滑舌かみかみ

みたいなことが起こりがち。もともと喋ることが得意な方ではないのですがそれに輪をかけて衰えが発生している気がしています。
多分、これは私固有の問題かもしれませんが‥。

チャットベースの仕事が多いので気づきにくいのですが
ふと我に返ると「しゃべる」「会話」する筋力が衰えていっていること無自覚になってたりします。

ChatGPTがかなり会話も強力になってきたのでAIと話しながら仕事出来るようになるとこの辺は解決出来る未来がくるのでしょうか。


5.自由を飼い慣らすのは案外難しい

結局はポンコツ人間は時間があってもそれを無駄に食い潰してしまうということがわかる。パーキンソンの法則ってやつですね。

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」

パーキンソンの第一法則

出来る人は会社員であっても、時間をうまく使い、集中的、効率的に時間を投下して副業やら趣味やらなんでもうまくこなすでしょうけれど、残念ながら私はその類の能力は皆無。

私のように注意散漫でいろんなことやろうとして、どれも中途半端になってしまったりする悪い癖が自宅で仕事をしていると影響受けまくります。
自由な時間は自分のちょっとした興味によって埋め尽くされて、本当にやりたいと思っていることに結果注力できてないってことが起こりがち。

世間でもよくいわてますが、自由があっても成すべきことやゴール設定も自分で決めないといけない分、達成感や自己承認感を自分で作り出して自己肯定していかないといけないという難しさがあります。

会社のように上司や仲間に認めてもらえるような身近な支えがないというのも難しさなのかなと思います。

孤独というのが一番人にとってストレスになる、とも聞きますしね。

また、労働時間の区切りがないことも気持ちの切り替えが難しいところ。
時間気にせず働けるの最高!って感じる人はいいのですが区切りのない仕事を永遠とやってしまうことで、働きすぎたり、休息をうまくとれなかったり集中時間のメリハリがつかなくなってしまうことで持続可能性が保たれなかったりする要因にもなりやすいです。


まとめ

結局は個々の働き方のスタイルにもよりますが、習慣化をいかに確立させてワークライフバランスをとっていくか。

というのを個人事業主は真剣に考えて設計し、実践していくことが大事ということを身を以て感じたところです。

と、当たり前の結論に至りましたが
実際に体験して地雷をちゃんと踏みつつ実感を経て上記の課題を解決していき生産性を高められるように習慣デザインしていこうと思う。

という宣言の元、この記事を締めくくりたいと思います。


そういえば記事を書き終えてから思い出した。
「続ける思考」という書籍を読んで継続性の大切さとその方法論を知り、実践している最中でもあります。
継続の途中で頓挫しているものもありますがこの書籍から得たもので着実に習慣化の意識が続いているので一読の価値ありなので紹介しておきます。

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