シャンソンの𠮷田舞衣はROY候補筆頭
まず、ROYから説明しよう。Rookie Of the Yearの頭文字をつなげた造語である。そう、「新人王」のことである。その新人王候補の選手がシャンソンにいる。
🏀今後のシャンソンは上昇基調が予想される
1月9日の試合終了時点でシャンソンは7勝9敗で7位に付けている。プレイオフに出場できるのは8チーム、出場ギリギリの位置だ。
しかし、すでにシャンソンより上位チームである富士通・ENEOS・デンソー・トヨタ紡織・トヨタ自動車・三菱電機との対戦は終えている。そして7勝のうち3勝はENEOS・トヨタ紡織・三菱電機から勝ち取っているのだ。
ちなみに、8位以下のチームで上位チームから勝ち星を挙げているのは、デンソーを下した東京羽田のみ。
今後、下位チームとの対戦が続くシャンソンは取りこぼしがなければ最低でも7位を維持、上位へ上がっていくことも予想される。となれば、プレイオフが見えてくる。
そんな右肩上がりのシャンソンにあって、ルーキーながらチームを牽引する活躍を見せているのが𠮷田舞衣だ。昨シーズン、アーリーエントリーで加入するとすぐにスタートで活躍。八雲学園でチームメイトだった佐藤由璃果とともに目覚ましい働きでチームの勝利に貢献したのは記憶に新しい。
今シーズンは藤岡麻菜美、大沼美琴、千葉歩が加入し、戦力アップしたシャンソン。その中でも、𠮷田は昨シーズンと変わらぬプレイを見せている。
🏀𠮷田舞衣の真骨頂は3ポイントシュート
新人王の権利がないアーリーエントリーだった昨シーズンは、7試合に出場し、234分の出場時間で102得点。𠮷田の真骨頂である3ポイントシュートは16本決めて35.55%の成功率だった。
2021-22シーズンはここまで16試合を終えて、381分の出場時間で195得点を挙げている。3ポイントシュートは32本沈めて32.32%である。スポーツの世界ではよく聞く”2年目のジンクス"だが、そんな話はどこ吹く風。今シーズンもお構いなしの大活躍である。
𠮷田の3ポイントシュートはどのチームも織り込み済みだろう。フェイスでつかれるまでではないものの、なかなかフリーにさせてもらえない中で30%の成功率である。上出来との言葉に反対意見を言う人はほとんどいないだろう。
175cmのサイズから放たれるアーチの高いシュートはとても美しく、ネットに吸い込まれるとゾワゾワと鳥肌が立つ。シュートのアーチが高いと対空時間が長くなる。そして観客はボールを目で追う。その時間が長ければ長いほど鳥肌の立つ確率が高くなる。そして、美しいと感じる。これは持論だ。
🏀ROYの権利を有する選手は?
では、2021-22シーズンの新人選手は何人いるのだろうか。各チームロスターの中から新人選手をピックアップしてみた(新人選手がいないチームもある)。
全部で31選手だ。今シーズン、上記の選手でコンスタントに出場しているのはシラソハナ、𠮷田舞衣、佐藤由璃果、船生晴香、濱西七海、矢野祐未、陽本麻優、中村華祈、嘉陽梨佳子あたりだろうか。
その中でチームの勝利に貢献している選手となると、シラソハナ、𠮷田舞衣、佐藤由璃果に絞られると個人的には見ている。
同じシャンソンで八雲学園でも同期だった佐藤由璃果も、𠮷田に負けず劣らずの活躍を見せている。もしかすると、佐藤由璃果と新人王争いを演じるのかもしれない。シャンソンファンはたまらんだろうな😆
私は、大学時代の𠮷田・佐藤はあまり観ていないが、高校時代はまあまあ観た。昨シーズンも結構観た(遠征したし)。どっちが新人王でも嬉しいだろうなと😊 こうなったら、セットで新人王でもよろしいかと!
そんな𠮷田舞衣のスリーとお茶目な一面を動画で😂
スリーもいいけど、𠮷田の好きなところはコート外に転がったボールを、先輩を制し、我先にと取りに行くところ。嫌な顔ひとつ見せずに。絶対にいい子に決まってますよ。
🏀歴代Rookie Of the Year
最後に、2020-21シーズンまでのルーキーオブザイヤーをまとめた。
名前(当時の所属チーム)出身校を記載している。
𠮷田か佐藤がROYになれば、2003-04シーズンの河 恩珠(ハ ウンジュ)以来18シーズンぶりにシャンソンからの新人王だ。
2021-22シーズンのROYは、誰になるのか!?
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